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行ってまいりました~~ 6 槙、フォーエバー?? [金色の翼]


サブタイトル Farewell, MizuUmi ☆ ?(まちゃさま、パクリでしぃ)


東京での宿泊は、会員制のホテルでした。
絶海の孤島にあり、本土と島を繋ぐものといえば、コレ…。

gcxdp 128.jpg  あ、また一機…と、思いきや

gcxdp 130.jpg  タッチ

gcxdp 131.jpg  アンド・ゴー

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  さよ~なら~(違うって!)



お月見の会が近いということもあって、この日はお客様も多かったようです。
沢山の自家用機がとまっています。

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こちらのホテルでも、プチおふ槐第2だ~~ん!

ウソウソ、
宿泊は普通に23区内でした。

でも、プチおふ槐はホント。
前夜の伯爵邸とは別の部員のお方と、金つば飛行場へGO~~~!
参加を知らされていなかった「さる方」との再会!というサプライズもございました。

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こちらは、槙ハウスから見える風景?
にゃはは、全然憶えてないワ。


エアコンのきいた車から降り立ったら、くらくらするほど暑かったです。

こんなところをダッシュされたのですね。
こりゃ大変!日射病でぶっ倒れもいたします。

ふきながし.jpg  

こんなものもありました。
お懐かしい?
でも、昨年は、ここにはなかったそうでし。

話は弾み、あーっという間のひと時でした。
飛行場、行って帰ってくるともう時間があまり…。
え~~ん、もっと色々お話、したかったでしぃ~~。
(まだまだ、燃焼不足??)

そういえば生身の○○さまとは初お目見えだったというのに、とてもそんな感じではございませんでした。
お迎えに来ていただいたときも、すぐ判ったし!
(以前からの知り合いのように親しくさせていただきましたが、
 部に入れて頂いた頃は、実際にどなたかにお会いするなんて…、思いもよりませんでしたわ。)

ひょっとしたら大人数で集まって話題が割れちゃうより、
プチおふ槐の方が盛り上がれるかもしれません。
お江戸の方々は、またまた写真展というチャンスがおありですのねっ♪♪
羨ましいでしぃ~~!
(3連休じゃありませんでしたね。とっとと決断しといてよかったでし)

○○さま、御世話になりました。ありがとうございました。
また、お会いできる日を楽しみにしておりますわ~。


 


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槙、フォーエバー? 25 [金色の翼]



第40話 こうもり


かつて、逢瀬を重ね、
秘密の連絡場所にし、
逮捕の現場ともなったアトリエで、

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わざわざ槙は、修子に、地獄に落とすためならどんな酷い事でもしてやると、ケツの穴の細かか男ぶりを、宣言してみせます。

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ピチピチに続いて、玖未も島にやってきました。

据え膳は、迫田事件の真相を探ろうと、策を弄して、玻留と玖未にちょっかいを出そうとします。

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俄策士は我王さま?
オレ様我王さまは、

>彼女と歩いていく時、次曲がろうって思ったら、何も言わずにぐーっと肩をその方向に向けて誘導してみたり

するのはお得意です。

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物陰に隠れて、にわか策士がにわか策士を諌めます。

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書類が簡単に手に入らない事が判った修子は島を去ろうとします。

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そんなとき、迫田の意識が戻ったという連絡がホテルにもたらされました。
上手い具合に、修子はホテルに足止めをくらわされます。


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槙、フォーエバー? 24 [金色の翼]



第37話 再会
第38話 宣戦
第39話 恋心


修子が再び島にやってきたことで、
ますます疑惑の念を深める据え膳は、しつこく槙にまとわりつきます。

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槙とて、あれだけの思いをして、茶番と学習したからには、
おいそれと、修子の言いなりになったりはしません。

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にわか策士を気取ります。

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修子は、セツからの呼び出しがあったことと、
迫田持参の大事な書類を捜すために、島に来たのでした。

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槙も修子も、その書類は、槙の手の内にあると思い込んでいました。

策を練りながらも、槙の頭をエロ回想が支配します。

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修子は、据え膳の思いを利用して、まんまと、大事な書類の捜索の手先とします。

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ハメられた据え膳が、槙ハウスに乗り込んで来ます。

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そこいらじゅうを荒らして書類を捜そうとします。

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槙は、据え膳の怒りを和らげるために、書類を出してみせますが、
まんまと、その現場を、修子押さえられてしまいます。

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けれどもそれは、迫田によってすり替えられた大事でも何でもない書類でした。

そもそも、その書類を迫田の許から盗み出し、隠したのはピチピチでした。
ピチピチも、修子を追って島にやって来ます。

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ピチピチは例によって、修子にまとわりつきます。

重い鎖、重い枷、重い思い…、あ、つまんないこと言って済みません。




 


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槙、フォーエバー? 23 [金色の翼]


第36話 呼び出し


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東京で、痛い思いをした槙は、島へ帰ります。
元据え膳が、女房気取りで待ち構えておりました。

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一向に食べる気が起こりそうにもないこんな据え膳でも、
なぜか潮が引くように、周囲から人が去っていった槙にとっては、今は数少ない取り巻きです。

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据え膳は相変わらず、思い込みと疑惑によって構築された
訳のわからん正論ぶったことをぐだぐだと言い立てます。



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東京でのように、派手に…、とはいきませんが、
再びこの島で働く道を選んだ槙にとっては、
自らが風俗産業となって、客の相手をしていく決心をせざるを得ませんでした。

cap588.jpg  見上げれば、月?星?
         ぷぷっ、使用人とはいえ、槐の不破山荘パーチィーの衣装よりはかちょいーカモ。





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そんな時、上客が島に降り立ちます。

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えっ?振り出しに戻る?


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ウソウソ、終わっちゃえ、完~。


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ウソ。続きます。
「デ・ジャ・ヴで第二部」、
…ってとこでしょうか?

 

 


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槙、フォーエバー? 22 [金色の翼]



第34話 「小鳥」
第35話 「花火」


忘れていた訳ではないんです。
いい加減、HDD、消去しなきゃ…って、何度か、この週見直してるんです。
でもね、でも、先へ…、進みませんでしたの。。。
そのたび、くじけちゃって…。

確か、これって…、

>槙に恋してみせようという、脳内変換ブログ

だった筈。

なんかねー、あきらかに、このシーンでどうしようもなくなってしまうような…、
行き詰る度に、思い知らされます。

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頑張るワ、捏造してみせるワ、…とは思うのですけど、

「あ、あふぉか?槙~~?」
と、へにょへにょとその場に座り込みたくなる心地でし。


えーっと、
確か、槙が修子にプロポーズします。
修子は内心大笑いの涙を禁じえません。

うぅ、これぢゃ、ダメですわよね。

二人の駆け引きは続きます。
必死でマッキー劇場を続ける槙は、
そのフィナーレとして、万全の演出で、プロポーズをします。


それを知ってか知らずか、
翌日、奥寺は槙を呼び出すと、
修子を使って槙に引導を渡そうとしました。


cap155.jpg  似てるけど、

cap184.jpg  ちょと違う?

cap156.jpg  似てるけど、

cap185.jpg  やっぱり違う?

cap158.jpg  似てるけど、

cap186.jpg  やっぱとんでもなく違うの~~!

   並べたわたくしが悪うございました~~~!<(_ _)><(_ _)><(_ _)><(_ _)>



その夜は、玻留主催の乱交パーチィでした。
昭和な隠れ家の愛を確かめ合った蚊帳の中で、見知らぬ男女がいちゃいちゃしていたことが、
槙には許せません。
自分の思いを踏みにじられたような気がした槙は、
パーチィのお開きを命じますが、
反対にボコられます。
あんなに、自分を慕っていたのに…!と、玻留の豹変ぶりへの疑いを禁じえない槙に、更に、玻留と金で雇われた取り巻きたちがダメ出しの蹴りを入れます。



翌朝、槙が目が覚めると、
玻留の姿はもうどこにもありませんでした。

入れ替わりに、奥寺のもとで一夜を過ごした修子が帰ってきて、
槙に出て行くことを促します。


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奥寺といい、修子といい、玻留といい、
かつてはあんなにも自分に夢中だった人間が、皆離れていく事に、槙は何がなんだかわかりません。



でも、実はそれは、玻留なりの思いやりでした。
自らが、槙に相応しくない事を十分過ぎるほどわかり過ぎていた玻留は、
身を引くことが愛の証と、一芝居打ったのでした。

「…!」、槙を求めずにはいられない玻留は、
後ろから修子を抱きしめ、
かつての槙ハウスでの出来事に思いを馳せずにはいられませんでした。

cap166.jpg  玻留! この表情、かちょいいゾ♪



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続々 槙、フォーエバー? 21? [金色の翼]



昔の仲間が紹介してくれた仕事とは、
言わずとしれたデートでした。



待ち合わせの場所に行くと、すぐにお客とおぼしき女性に会うことができました。



ホテルの滑走路の仕事の時とは違い、
水を得た魚のように、客あしらいは手馴れたものです。
「奥様、お手をどうぞ」



それだけで、初心な奥様なら、腰砕けです。

            こーんな顔なんか向けられた日にゃ、もう鼻血ぶーです。

            



こんな流し目なんかされたら、太一も良太郎も(どこのっ?)要りません。








システムの説明は仕事の前にきっちり済ませておきます。

ん?それは一晩?2時間?追加サービス?


せっかく就職活動と言ってあの家を出てきたというのに、
外でもまたも燃焼系ご奉仕です。
身体がいくつあっても足りません。



それでも仕事となればきっちりこなすのがプロというものです。

 「さ、奥様…」



昔取った杵柄…。
つね奴姐さんにプロのド根性を叩き込まれた槙は
しっかり奥様を歓ばすと、無事に食料を調達を果たすことができました。



家に帰ると玻留が不機嫌そうな様子で待っていました。
仕事の内容が知れたのかと、一瞬ひやっとした槙でしたが、
理由は、理生でした。



色恋沙汰に関しては、空気が読め、気配りの出来る玻留は、訳知り顔で理生と槙を引き合わせます。

理生は、
やれ説明義務を果たしていない、誠意がみられない、対応がまずい、待っている杉浦さんたちの身にもなってなどと、
あれこれ煩く突いてきます。

「うっせーんだよっ!放っといてくれ!!」
ほんとうはちゃぶ台ひっくり返したい槙ですが、
露骨に嫌な顔をしながらも、じっと堪えます。



あらあら…、槙の話の筈が、とんだ捏造物語に…。

久々に「モンタージュ」のキャプをみましたが、
きゃわいいっ?

「ビリヤード」と「寝起きの一服」シーンだけがあればいい!
…って書きましたけど、
たまにはこんな表情もいいですね。
ギャップ萌え?(うーん、四つ子?五つ子?説は健在です)

         

「モンタージュ」、まだお買い上げでない皆様、↑いかがですか?
(ドSの心にも安らぎをもたらす?
やっぱり大方のファンの方はこんな高杉氏がお好きなのかしら…?)

 

 


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続 槙、フォーエバー? 21? [金色の翼]


ことが終わったあと、
槙は修子の家を出ますが、
エロ回想を引き起こす不思議な珠をしまい忘れていました。

 

急いで引き返すと、ちょうど公園で、髪の毛を振り乱し、あっぱっぱ姿のまま裸足で駆けて来たつね奴姐さんに出くわします。



「ねえさん…!忘れられない…!!」

―嘘々。


東京で二人の生活が始まりました。

浴衣姿で縁日に出かけようとした二人の前に玻留が現れ、割り込もうとします。

酔いつぶれた玻留を抱きかかえるように運んでやった槙は、
その無防備で艶かしい姿態に、思わず吸い込まれるように引き寄せられ、そのまま関係を持ってしまいます。




玻留との同床の夢を貪った槙を、修子が待ち構えていました。



島を出ても、やはり槙はひっぱりだこです。





このままでは身が持たないと、槙は就職活動にかこつけ、二人から離れようとします。



ですがそれすらも、阻まれます。




ようやく、修子を振り切って、久しぶりに都会の街に出て、就職活動にいそしみますが、



なかなかいい口は見つかりません。



都会の夏はじっとり、暑いです。


         

留置所拘禁中は暫くご無沙汰していたものの、
連夜どころか連日の燃焼続きで、いささか槙もお疲れ気味です。



そんな槙のもとに1本の電話がはいります。



それは槙を街でみかけた昔の仲間からの誘いでした。



食料調達⇒仕事というご用を済ませないことには
家を空けるための口実ともとられかねないと槙は思案します。



槙は、気が進まないながらも、渋々
昔の仲間のもちかけてくれた仕事に手を染める決心をしました。

つづく。





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槙、フォーエバー? 21? [金色の翼]


第33話 二人の夏


槙は玻留を介抱します。



飲みつぶれた玻留はすでに正体もありません。



玻留の無防備な寝顔に



槙は吸い込まれるように



引き寄せられて…。


「玻留…」




朝が来ました。
玻留は何ごともなかったかのように、振舞います。




槙の慈愛に満ちたまなざしが玻留を包みます。
二人の間に、もう修子の入れる余地はありません。




「燃焼」の後は「食料調達」が定番です。(済みません、木曜は「温泉」ですね)
身も心も昨夜の余韻から抜けられないでいる玻留を残して、槙は小屋を出て近くのキャンプ場へ向かいます。




「一夜限りの夢にしよう…」
姉を裏切ったという罪悪感が玻留を苛みます。



ですが、昨夜の蚊帳の中での夢うつつの出来事を、玻留は忘れることができません。



槙の…いつもとは打って変わった
優しい囁き、
見つめる瞳、
熱い肌。

そのしなやかな指先の繊細な動き、
柔らかな唇の包み込むような熱い口づけを思い出すと、
忘れるどころか、
ますます思いが募ります…。

槙が小屋を空けている間に、玻留は別れを告げずに去ろうと決心します。

「…槙、このままあなたと星になりたい…!」



「槙フォーエバー? 21」なのか「番外編」なのか…。
それとも久々の捏造劇場?(とはいえ、修子消したりする苦労はしてませんのよ)
なんっか楽しいことがないか求めてしまいました。


…って、玻留…、

はぢめてぢゃなかったのねっ?!
ぢょーだんぢゃなかったのねっ?!

修子のショーゲキの告白まで…、見事に騙されておりましたわっっ!

こんなことでキャピキャピ喜んでいた自分が可愛く思えるわよっ!!ハァハァ…=3


それにしても、ここに至って遅々として進まない?
進みたくない?(この週の後ってどうなるんでしたっけー?)
うーんんん、…それ、あるかも。。。



ところで、高杉氏の公式BBSでよく似たHNの方の投稿を拝見しました。
わざわざ…というか、念の為…というか、別人です、と申し上げるには及びませんわよね。


 

 
 


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槙、フォーエバー? 20 [金色の翼]



第32話 隠れ家



留置所から放免となった槙は島へは帰らず、
東京の超昭和な隠れ家に修子を捜し当てます。

 

爆笑ペンダントの放置、
無断の出立という仕打ち、

炎天下での千本ダッシュという修行を経て、

ようやく、槙は修子にのせられていたことに気がつきます。



そして、修子が自分より1枚も2枚も上手な玄人であったことに愕然とし、

自分のことは棚に上げ、修子を責めますが、

      

小鳥ちゃんの使用済みの水をぶっかけられ、
上手く入らなかった修子の平手に鼻先を掠められます。



>「意気地がないかどうか、みせてやる!!」

一体何をみせるというのでしょう。
修子を羽交い絞めにすることが、槙にとっては、リムジンに体当たりすることに値するくらいの意気地だというなら、甚だお粗末としか思い様がありません。


ご子息は○っても、弁の○たない槙は、身体で訴えようとしますが、
逆に、ユリの花束で打たれます。



目的のためには、身体を張って手段を選ばない根性の据わった修子の攻撃に、
槙は防戦一方です。

            

言葉で負かされた槙は、
身体にモノを言わせるしかありません。



口の使い道は言葉よりちゅー。
「言葉は簡単に嘘をつく。でも…」、
歯が浮くように思われた言葉はあながち嘘ではありませんでした。
ちゃんと台詞を地でいきます。

修子の食いしばった歯に、唇を重ね、



得意技・ごろんごろんちゅーに持ち込みます。
効果、有効どころか、一本、確実のお家芸です。





一度唇を重ねてしまえば…、
どんなわだかまりがあろうと、
どれだけ罵り合おうと、
どれほど疑惑や憎しみが渦巻こうと、
身体が離れられない二人にとっては、もはやお約束の展開しかありません。

やってしまうしかありません。






陽はとっくの昔に西の空に沈み、
青白い月の光が差し込む部屋で、

幾度となく、愛を貪り、
精も根も尽き果てた二人は、

身仕舞いを整えることもなく、
正体なく眠りこけます。


暗いですが判ります?

眠り…、?

  



―気がめいるときは、座持ちの名人に盛り上げてもらうのが一番です。


現役芸者とはいえ、すでに還暦を迎えたつね奴姐さんにとっては、
やりたい盛りの槙の相手をすることは、
某女優のでんぐり返しに匹敵するほどの超人技ともいえました。
重量戦車級の砲身を備えた若い身体を、玄人の秘技を駆使して巧みにかわして、応えますが、
さすがに、絶え間なく続く情熱のほとばしりを全身で受け止めるのは、悦びを越え、まるで艱難辛苦の荒行です。

島田もつぶれ、ざんばらに乱れた髪が、営みの激しさを物語ります。
江戸っ子芸者の矜持にかけ、決して客の前に肌をさらすことのなかった姐さんですが、
この日ばかりは、申し訳程度の白いシーツを身にまとったまま、寝乱れてしまいます。


…もう8K9SO?



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槙、フォーエバー? 19 [金色の翼]



重要参考人として、逮捕、連行された槙は、
刑事たちから厳しい取調べを受けます。



知らぬ、存ぜぬで黙秘する槙ですが、
証拠のペンダントが、槙を追い詰めます。

証拠のペンダント…、
それは決して開けてはならないパンドラの箱…。

それこそが、瓜二つの兄、檀と槙を繋げる…、


ありっ?



証拠のペンダント…?




ん?…檀?


道夫っ?







すぐには島に帰ることを許されず、槙は留置所に勾留されます。
またもブタ箱生活です。
槙にとっては、初めての経験ではありません。
疑われるのも、ブタ箱も、若い頃から、もう、慣れっこです。





狭い独房では、なにもすることがありません。


ただ、窓の格子を見上げるだけです。






見上げるだけです。





見上げる…。

 



わ、わたくしには…、わたくしには…、

留置所トリオがいればいいのっ!!

 

 

しっかし…、取調室も多いけど、留置所も…。
忠長も蟄居させられたのでしたっけ。

立花勝美、笠原悟なんかはどうだったんでそね?まだ見たことないのでし。
(「国選弁護人」、「こちら本池上署3」、 いずれも過去に傷害事件を起こしているらしいです)


寒いだろーなー、阿寒湖…。凍えそうでし。
(何を唐突に、って?だ、だって以蔵さまの牢屋、雪が吹き込んでいますわっ。ごめんなさいね、修正なしの暗いままで…。)



 


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槙、フォーエバー? 18 [金色の翼]


軌道修正~~。
さっさと本編の方、いっちゃいますね。


第31話 イカロスの翼


銀のペンダントの妄想に取り付かれている栄子は、しつこく槙を責めますが、
身に覚えのない槙にはどうすることもできません。
  

今頃になって、妻の心の秘密に気がついた支配人は
「おにぎり三個の恩義を忘れたのか!」と、槙を責めますが、
窮地につけこみ、たったおにぎり三個で槙を自由にしようとした支配人も支配人です。




かつてあれほど愛した槙を、奥寺はこのときとばかりに追い詰め、
自分の手の内に囲おうと、連れて行かせます。

このとき、奥寺は銀のペンダントが誰によって置かれたものなのかを、知っていたのです。
許しを乞うて哀願する槙がみたい、自分に屈する槙がみたい、
奥寺はこの機に乗じて、再び槙を思い通りにしようと、期待で胸を膨らませます。


奥寺の企みにより、槙はビリヤード室に軟禁されてしまいました。


刑事たちが島にやってきて、槙を連行しようとします。
隙をついて、槙は修子の手をとり、アトリエに逃げ込みます。
追い詰められた槙は、藁にも縋る気持ちで修子に詰め寄りますが、突っぱねられてしまいます。
修子ははじめからすべてを知っていたのでした。
知っていて、槙と理生に付き合い、利用しようとしていたのでした。


ドアを蹴破り、刑事たちが踏み込んできます。
ここに至ってやっと修子の本性がわかって呆然とする槙を、逮捕します。


修子は島を飛び立ちます。
刑事たちを振り切って、槙は炎天下、必死で飛行機を追いかけますが、
追いつける筈がありません。


調子に乗りすぎたばかなイカロスは、逮捕、連行されます。



 

手ひどい修子の裏切りは、槙の築いてきたものを一挙に崩壊させ、奈落の淵へと追いやります。
いくら金と引き換えの偽りの愛がスタートだったとしても、愛を信じ、修子のために罪を犯そうとまでした槙が、愛を踏みにじられ、地に叩きつけられる失意の様は、前半の山場とも取れ、見方によっては視聴者の涙を絞っても不思議ではないシーンです。

その惨めさ、憎しみゆえの復讐心のようなものが次のステップへの原動力となる様は、
甘い言葉で世を渡ってきた男であればあるほど、鋭利でかちょよく、
純情あほ一直線であればあるほど、うざく、重いやっかいなものに感じられます。
愛したが故の憎しみへの転化…、ただの滑稽な逆恨み…。
槙の思いというものが、両者の間で、わたくしの中ではなかなか位置づけられないままでいます。
槙スペクトル?
偽りの愛で金を引き出そうと画策するちゃらいけどテク満載の兄ちゃんキャラと
(「偽りの愛」=「色仕掛け」、同義に思い込んでるわたくしの出発点がそもそも誤りなのでしょうか。
元々は八方塞がりで、現状、出口が見えないというだけの、普通の青年だった筈なんですよね。)
結婚、結婚と連呼し、「玻瑠を生かせ」と語る熱血キャラが、
わたくしのなかで不安定なままグラデーションを描いています。
成長したと考えればいいのかしら…?

しかも、ああまでして手に入れようとした「翼」とは、結局1ヵ月で手にすることのできたパイロットという職業(判断力や冷静さを要求されそう)だったということが、余計にキャラ付けを難しくしています。

「やっぱただの熱い単純ばか」と断定するのが簡単なんですけどね。





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槙、フォーエバー? 17 [金色の翼]


同じ週の続きだというのに、前回から間が空いてしまいました。
舞台を観にいけなかったショックから…、
というのではなく、
前回があまりに冴えてたから(自分で言う?!)。

作ったときはそれほど面白いとも思えなかったのですが、
時間が経つにつれて、笑いのツボにはまってしまったというか、
外を歩きながらも、こみあげて来る笑いを噛み締めるのに必死になるほどになってしまいました。

それに比べると、なんだかいつもと同じレベルでも、
つまんないことしてるようで…(んじゃ、いつもはつまんないものご覧いただいてたのねん)。
きょう、笑いを誘えるようにもう少し脚色してみましたが、どーでしょね。

作成はあれこれ捻って組み立てて…ということはなく、
キャプ貼って、コメ考えてるうちに、あ、あれもくっつけちゃお♪みたいなノリで作業してます。
たまーに、思いっきりツボのが降って湧いてくるって感じでしょうか。

ありゃ?!、目的は「槙萌え」ですのにね。
いつの間にかやっぱり不破じいのパワーにしてやられちゃってます。




第29話 「告白」
第30話 「事件」


饗宴が終わり、日付が変わる頃、修子は再び勝負服に着替え、槙ハウスを訪れます。
先日の勝負服は槙を引き止めるためでしたが、
今夜は、決断させるための定番色・白のドレススーツです。



絹子の作成した図面が、日ノ原氏の事故の真相を修子に語らせます。



修子は、玻留が細工した飛行機爆破事故を、自分が犯人だと認め、
お涙頂戴作戦に出ます。



自首するつもりだとうそぶき、

「これは私の夢の欠片…」、と称して、
エロ回想を誘うように、真珠を一粒置いて別れを告げます。




案の定、あの嵐の一夜の回想を甦らせた槙は、
こともあろうに、修子の島抜けを画策します。




そして一体何を思ったのか、
「禁断の銀のペンダント」を修子に預けます。

それは、決して開けてはならないパンドラの箱のようなものでした。
うかつに見てしまうと…。



修子も、このときばかりは、あからさまに迷惑な表情で、ペンダントを受け取ることを拒みます。

 流石に顔が強張っています。

受け取る、受け取らないの押し問答は、
お約束の抱擁とちゅーによってうやむやにされてしまいます。

そして、この期に及んでまで、まだ二人は身体を重ね、愛欲を満たします。






朝が来ました。
月明かりの中、二人は別れを告げます。
槙の手にはエロ回想を誘う一粒の真珠が残されます。




こんな暁に、ホテルのテラスで、人を待っている男がいました。
迫田です。

煙草に火をつけようとした迫田もエロ回想です。
修子の内股の違和感の原因に思い当たりますが、
次の瞬間、何者かによって崖下に突き落とされてしまいます。

    

運良く迫田は救出されますが、
予断を許さぬ状況です。


いつものダイニングで、各々のアリバイを証明する場がもたれました。

修子はさらりと偽証してみせます。

 世界一裕福な未亡人のお針子は
                                       仕事が雑なようです。


そんなとき、先刻槙から修子に手渡された筈のペンダントがテラスで発見されます。
持っていることに堪えられなかった修子がわざと捨て置いたのです。

人々が色めき立つ中で、そのペンダントを見て、悲鳴を上げる人物がいました。
栄子でした。

栄子にとって、そのペンダントは、忘れもしない、
その昔、まだ何もわからない生娘だった自分を、陵辱していった男が残していった
決して見紛うことのない証拠のペンダントだったのでした。

 

フラッシュバックした栄子は槙を責めます。



予測もしてなかった事態に槙も呆然とするしかありません。

ですが、さすがに、それは栄子の妄想でした。
いくら月日の流れが残酷なものであっても、10年やそこらで、あんなほそっこい少女が栄子になる筈はありません。

なんとか、誤解は解けたようなものの、
槙には修子に対する疑念が膨らみます。



いくら恥ずかしいペンダントだからといって、そんな仕打ちをする修子を、槙は許すことができませんでした。

  わたくし、
  わたくし、
  わたくし、  こんな表情の



高杉氏がすっきーーー!!


「モンタージュ」だって、寝起きの一服、ビリヤード、寝起きの一服、ビリヤード、寝起きの…、の繰り返しで満足しちゃいます♪

眼光鋭い表情ばかりの写真集とか出していただけないものでしょーかねー。




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槙、フォーエバー? 16 [金色の翼]


第27話 「アリバイ」
第28話 「夏の夜のダンス」


理生が自分に気があるのを利用して、修子の調査に当たらせ、失敗した槙ですが、
性懲りもなく、今度は絹子を利用しようとします。

 元ホストの槙には、女性の隣に座り、

                                                 巧みに話題を

                                   展開させることなど、手馴れたものです。                                   


理生とは違い、絹子は一体どうしたものか、立派に調査を成し遂げ、
図面まで作成して、槙に内容をつたえます。



図面を眺め、閃いた槙は、絹子を追いかけ、次の依頼をします。

それは修子が車を運転できるかどうか確かめるものでした。
またもや絹子を使って、槙はそれこそ身体を張って猿芝居を打ち、
更に修子への疑惑を深めます。


そんなとき、栄子から電話が入ります。



心密かに自分のことを思い続けているとの認識でいる槙にとっては、一瞬やっかいな電話のようにも思えましたが、それは修子がお別れパーティーを開くという知らせでした。


パーティーの準備の最中も、ぴちぴちと修子は、
とても兄弟とは思えなフシダラな行為に耽溺します。





パーティーが始まりました。

修子との別れが迫っているのかと思うと、槙は居ても立ってもいられません。
しかし、どうすることも出来ず、内心忸怩たる思いで、給仕に徹します。


そんな槙に、並み居る男達を差し置いて、ダンスの誘いの手を差し出す者がいました。

 


            
                  
                          
                          相手は伝説のベテラン芸妓、ツネ奴ねえさんでした。

槙はツネ奴ねえさんとはもうとっくに切れていましたが、礼を尽くしてワルツを踊ります。

  
     



それもそのはず、



ツネ奴ねえさんは、初めての…、
色の道のいろはを教えてくれた、
槙にとっては忘れようにも忘れられない、思い出の人なのでした。





「SOHJI・そうぢ!」、観に行けないからといって、ヤケクソになっていいってことではないと思うのですが…。(写真、使い回しだしっ。…懐かしいわ。)

でも…、よよよ…(もう力なく袖で顔を覆って泣いている)。



 


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槙、フォーエバー? 15 [金色の翼]


第26話 「嘘をつく理由」
第27話 「アリバイ」


不法侵入に盗み聞きなど、お手のものの槙は、
修子と玻留が言い争いの中、思わず口走った「事故」という言葉に反応して、修子に探りを入れようとしますが、
理生の話で、上手い具合にはぐらかされます。
槙は、せっかく据え膳を出したのに食べてもらえなかった理生の、「修子に何もかもばらしてやる」と言う呪いの言葉が気にかかりましたが、修子に負けじと、適当にはぐらかします。




槙に袖にされたその1、その2は
槙を蔑む話を花咲かせ、盛り上がりますが、
懸念材料一杯の槙は、いちいち構ってられません。




続けて、槙に袖にされたその3は、ねちねちと痛いところを突いて来ます。

笑顔で助け舟を出したのは、意外にもその4・玻留でした。
このホテルにはなぜか槙に袖にされた者が集います。




玻留がまだ自分に気があると踏んだ槙は密かにほくそえみます。




そして、こんな束の間にも、この馬の将、修子のことを思います。


一方修子は、小鳥を見ているだけで、エロ回想です。
たかが鳥籠の中の小鳥をみているだけで、どうしてここまで連想できるのか、そのエロさたるや、素人には及びもつきません。



それもその筈、
修子は実はとんでもないあばずれでした。

 

言葉と身体を使って、巧みに迫田をベッドに誘います。

修子に挑発され、年甲斐もなく修子の内股に手を伸ばした迫田ですが、
違和感を覚えます。

誰もが頭に浮かべたのが、「修子おかま」説でした。
けれども、その直感はあながち全くの的外れと言い切れるものでもありませんでした。
事実、日ノ原氏が寵愛していたのは…。



迫田は、すっかりエロ満開です。

ところが、運悪く、そこにぴちぴちがやってきます。
激怒したぴちぴちは、迫田を修子からひっぺがしますが、
膝蹴りをお見舞いされてしまいます。


修子からも「今度は邪魔をしないように」言い渡され、
ぴちぴちは床を転げまわって悔しがります。







今のわたくし、玻留と同様。
本多劇場行きたくて、ごろんごろんし続けております。

「そんなに行きたいなら、行ってきたら?」

家族の優しい言葉は、ホントに行きはしないだろうという信頼感に裏打ちされている(と言うより、高を括られてるだけのリップサービス?)のだと察っせられるわたくしは、わたくしは…。

別に行ってきても、「やー、ホントに行くとはねー」で、終わってしまうのでしょうが…。

-3、まだ迷ってます。
DVD出るんじゃなかったら、確実に行ってるところですケド。




 

 


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槙、フォーエバー? 14 [金色の翼]


第25話 「取引」



迫田をやろうとした現場を見つかって、取り押さえられた槙は、
槙ハウスに監禁されてしまいます。

  ベッドも冷蔵庫もなかった例のハウスに比べれば
                                  快適なものです。

その槙に、禁を犯してまで、会いに来た者が居ました。

玻留です。



誰も寄り付かないことを見越して、玻留は鎖を用意していました。



これから起こり得るめくるめく展開を思うと、二人の胸は高鳴ります。


予想通り、玻留は、思いの丈を槙にぶつけます。



すでに姉が槙と深い関係にあることを疑う余地のない玻留ですが、
槙の口づけが忘れられないでいることを、切々と訴えます。



「ねえさんと俺の唇、どっちが…」
わかっていても訊かずにはいられません。



槙は、もう将を射てしまったので、
とりあえず、玻留のことはどうでもよくなっていました。



きょうのところは槙にその気がないことを悟ると、
玻留は修子の身代わりプレイでとりあえずガマンするしかないと、
槙の頬にキスを残して去って行きます。



次に禁を犯して会いに来たのは、なんと支配人でした。



「おにぎり3個でどうだ」と、槙の空腹につけ込みます。



テーブルの上の鎖が、支配人の頭に妄想を過らせます。


おにぎりの次は、夜食に据え膳が供されました。

 

修子で、いっぱいいっぱいの槙は、
「食わぬは恥」とわかっていても、もう、断ることしかできませんでした。



今週はBS-iで「ペルソナの微笑み」の再放送があったようです。
20日(日)には 十津川警部シリーズ、「陸中海岸殺意の旅」が放映されます。
(詳しくは、部長様の私設ファンサイト、Mr.Takasugi’s roomのTOPでご確認を。
メーテレの放映地域では 相棒Ⅳ、「閣下の城」もご覧になれます。)

残念ながら、ココ家、BSが見られません。

でも、街を歩いていたら、BS見る方法、発見しました。

それは…、ラブホ~。

看板見てたら、カラオケは珍しくないとしても、BS,CS,DVD…、色々あるんですね。
そっか、ディスクを持ち込んだら、ひょっとして…。
などと考えましたが、一人で入れるのかしら?誰と一緒?あーん、あの人、AV(アダルトビデオではなくってよ)機器関係ダメ~。AV関係強いのは…、鉄ヲ?ひゃ~、近親相姦疑惑?!未成年と不純異性行遊疑惑?!逮捕されるのわたくし?!きゃー、いくら冗談でも、キツ過ぎー!などと、頭の中でどあほなこと考えながら、帰路もその前通っていたら、別々の出口から訳あり風情のカップルが…(ターミナル駅に近接しているので、徒歩のカップルが多そうでし)。

そーいえば、昔、叔母と従姉妹と三人で歩いてたら、出てきたカップルがいて、気まずい空気が漂った経験をしたことを思い出しました。外にお年頃の通行人のいないの確認してから出てきて下さいっ。


付記
1月20日(日)、15時30分~ ABCテレビでも、「相棒スペシャル!閣下の城」、放映されます。



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槙、フォーエバー? 13 [金色の翼]


第24話 「大きな幸せ」



槙が疑念を抱いていることを悟った修子は、槙の離心を阻止するため、
勝負服に身を包み、酒瓶片手に槙ハウスに忍んで来ます。

  

「三本のマッチ」の詩…いえ、
「三本の矢」の訓え…いえ、
「三連のネックレス」の験を担いで、気合十分です。
細いのも併せて合計5連。
このぐらい、引きちぎってみせると、怪力っぷりを発揮すべく、やる気満々で臨みます。



繰り返される愛撫の中で、槙がおっ○い星人だと看破し切っていた修子は、
その手を、最強兵器の上にあてがいます。
「この胸の鼓動と温もり、これが私。」




常套手段にもかかわらず、その威力たるもの…。

槙は、かつてアトリエで、自分が全く同じ手口で、修子の一夜限りの夢を砕破したことなど、
すっかり忘却の彼方です。



槙を捉えたところで、
すかさず、
「一瞬でも私を疑ったあなたとはもうお終い。さっきのはお別れの乾杯。」
と、修子は別れを切り出します。


驚いた槙は、「別れるならその前にやらせろ」と、無理やり修子をてごめにしようと…ウソウソ。
  






    確かこんな過去も…。
  そう、学生だった頃は、夏はバイト。
                                       そして、ごち。


修子の平手が槙を打ちます。





槙は「訊かずにはいられなかった。あなたを苦しめているものの正体を探りたかった。」と、すがって謝り、言い訳をし、
挙句の果てに、「どんなことをしても償う。」と、実はドMだった習性を発露して、修子を必死で引き止めます。



「唇を離れた言葉なんて、頼りない泡のように消えてゆくだけ。
でも、言葉は消えても、この唇の温もりをまだ信じてる自分がいる…。」



言葉よりも身体…。
修子を繋ぎとめることが出来て、一安心の槙ですが、
すっかり修子の思う壺、修子の書いた脚本にまんまとのせられただけということに、
一向に気付く気配もありません。

  修子の足ががっちり槙をロックします。

駄目押しの調印式のようなものです。

「鼓動がきこえる。 どんな言葉よりも確かでいとおしい。」

きょうの朝の連ドラ、「ちりとてちん」の一番心に残った台詞は、
「一生懸命のアホほど、やっかいなものはないが、
一生懸命のアホほど、いとおしいものはない」でした。

「この確かな温もりを守るためなら俺はどんなことでもやる。悪魔の手先にだって」
…一生懸命のあほ炸裂です。



理生に修子の調査を依頼していた槙ですが、
修子のことを信じきって、もう何も見えません。
「恋は盲目」を地で行きます。




そんな槙が愚かにみえて仕方のない迫田は、
拒まれた一件以来、顔さえ見れば、槙と修子を侮蔑するようなことを言っては挑発してきます。
「そんなに俺のことが気になるなら、この場でやってやろうか…!」
ぶち切れた槙は、後ろから迫田を…。

丁度現場に居合わせたは玻留は、槙にその気(け)があるのが判って大喜びです。



この槐、槙、すっかり、愛の奴隷化~。
百戦錬磨の修子に、手玉に取られてしまいました。

…って、はっ!ダメですわ、こんな展開させたら!
脳内変換が目的だった筈…!

槙はクールでかっこいい。槙はクールでかっこいい。槙は…。



 


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槙、フォーエバー? 12 [金色の翼]


第21話 「正体」
第22話 「作り話」
第23話 「捜索」



奥寺は、槙の身体ばかりか心までも奪っていった修子が憎くて堪りません。
修子と部屋に二人っきりになったはずみに思わず修子に手を出してしまいますが、
我に返ったときはもう手遅れでした。

魔女のような、女郎蜘蛛のような、吸血蝙蝠・修子に捕らわれ、
逃れることのできない怖ろしい暗示をかけられてしまいます。

  このシーン…、
                              わたくし的には「金翼」全編中で一番…。
                              (書けない)
                     



「偽りの愛と引き換えにしてでも修子から金を巻き上げる」筈だった二人ですが…。

槙はもう修子の身体とテクにメロメロです。
当初の予定などどこへやら…。

  きょうの槙のシャツはカナリア色です。
                   サッカー王国ブラジルのチームカラーに因んだのでしょうか?
                   (関係ないけど、カカってホントはリカルド・イゼクソン・ドス・サントス・
                   レイチていう名前なんですってね。若いのにもう結婚してるのねん。)

理生が、奥寺との婚礼話や、島抜けの話などを、必死で訴えても、取り付く島もありません。




修子の正体を知るのに躍起な槙は、面と向かって本人に結婚の経緯を問いただし、



まんまと、自分に都合のいいように脚色しなおされた話にのせられてしまいます。





一方、ピチピチは奥寺の目を盗んで、その娘玖未とやりたい放題です。

  玻留の肋骨があまりにリアルなので
                                     ついつい貼ってしまいましたわ。



風俗産業のない退屈な島では、
奥寺同様、ご多分に漏れず、迫田も槙に目をつけます。
喉が渇いたと言って、槙ハウスに入り込んできます。



槙と修子の関係に妬ける迫田は、
二人の間を裂こうと、修子の過去についてあることないことを吹き込みます。

  い、いやっ!
槙の動揺につけ込んで、迫田は無理やり迫ろうとしますが、
現在世界一裕福な未亡人を相手にしている槙は、激しく拒絶します。
  やめてっ!!

袖にされた迫田は、以来、槙を目の仇にして、
事あるごとに、槙を不安に陥れようと、疑惑の種を蒔き続けます。

 


槙が自分に疑惑の目を向けていることを鋭敏に感じ取った修子は、
槙を繋ぎとめるべく、その夜、槙ハウスを訪れます…。



週末は、いよいよ「SOHJI・そうぢ!」の初日でございますわねっ。
連日お稽古続いているようですね。
激しい殺陣とかあるのでしょうか?

行かれる方が羨ましい~。
まだ平日チケットあるそうですね。
う゛ー・・・、イキ隊です隊。

19時開演。下北沢…。新幹線の最終は間に合うのか…?
「今晩、H夫人と飲みに行ってくるわね~」、と言って、深夜にお布団にもぐり込むとか…?
深夜バスなら、クラの朝食に間に合うかしら…?
(下北沢…、前々回の居住地なら散歩がてら行けた距離でし)

別に、ホントのこと言っても、「えっ?本気?」と呆れられるだけなんでしょうけどね。

でも、言えない。
なんで?

「行きたいんでしょ?」と、
仕方ないなの顔をされて、多分終わり?

でも…。

うえ~~ん、ごろん、ごろん…(駄々をこねて転がっている)。





 


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槙、フォーエバー? 11 [金色の翼]


第18話 「秘密のデート」
第19話 「計算された芝居」
第20話 「迫ってきた男」


槙と修子は東京での秘密のデートを画策します。
ところが、槙が乗る筈だった飛行機の操縦士が腹痛を起こし、欠航を余儀なくされてしまいます。
皮肉にも、あれだけ嫌っていた奥寺のお情けで、槙は東京に来ることが出来ましたが、
待ち合わせの時間を大幅に遅れてしまいます。

「…やっぱり、もう居ないか…!=3 くそっ。」   が、魂が呼び合ったのでしょうか。
                              偶然二人は互いの姿を認めあいます。
  このシーン、とりあげるのは
                     もう三度目でしょうか。
                     作品中、わたくしが一番秀逸に感じられた高杉氏の表情です。


 
                     嘘から出た実?                  
                     なんか性根はわっるそーなんですけど、ホントに嬉しそう。
                     もちろん、計画が頓挫しなかった喜びもあるのでしょうが、
                     愛しい人に巡り会えた喜びが溢れ出てるように感じられます。
                     後々の教会でのプロポーズや、玻留射殺未遂の時の熱弁など
                     思いもよらない、偽りの愛に賭ける槙の、
                     虚構の中から大きく膨らんだ真実の嬉しさを表現した
                     絶妙の表情だと思えるのですが。
                     (でも、いつもとはキャラが違って、ちょっとホスト顔?)


舞台として再び登場することになるなど思いもよらなかったちょー昭和な家屋で、
修子はお涙頂戴の身の上話を繰り広げ、槙は話にほだされた気分に浸り、


ベタで安易な昭和な二人を展開します。


修子を腕に抱きながら、槙は違う女のことを考えています。
  そんな設定って…、Sっぽい気持ちに
                                    させてくれて、なぜか好きです。



島に帰ってからも、
二人は修子の考案した方法で連絡をとりあっては
逢引を重ねます。

そのサボテンの下がどうなっているのか、思いをめぐらすこともなく。




修子の槙への金銭援助を申し出を、槙が断ったというのをきいた理生は、
その理由を問い詰めます。



「愛しているのは彼女ではなく彼女の銀行口座」だと、煙に巻きますが、



「今夜仕事が終わったらここに来るわ」と、据え膳を準備する申し出がなされてしまいます。



少し前なら喜んでいただいたかもしれないお膳ですが、今は欲しくはありません。
お掃除を口実に曖昧に断ります。
そのお掃除こそは、玻留が怒りのあまり荒れ狂い、部屋をめちゃめちゃにして行った後始末でした。
玻留は東京へ同行し、槙との逢瀬を楽しみにしていたのですが、修子の策略により、置いてけぼりをくらったのでした。


ホテルに、新顔の客がブラジルからやってきます。
それは迫田という、修子の夫の元顧問弁護士でした。
槙は気が気ではありません。



「話がある。いつもの場所で。」
偉そうに修子を呼び出し、どんな重大な話があるのかと思ったら、
嫉妬して、二人の仲を詮索する内容でした。
「ケツの穴の小さか男たいね!」
きっと誰もが(大川市出身でなくても)、思ったことでしょう。

「嫉妬してくれて嬉しいわ。心配しないで。」修子は余裕です。
別れ際、槙は修子を呼び捨てにします。



理生も相当重くて鬱陶しいですが、槙もいい勝負です。
世の中には縛られて喜ぶ御方もおられますが…。
この時点で、槙の○ホ○ホっぷりや、行く末に気付くべきだったのかもしれません。




 


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槙、フォーエバー? 10 [金色の翼]


第16話 「嵐の夜の秘密」
第17話 「開かれた扉」


「金翼」HP、きょう、今年初覗きに行ったら、削除されてました。
あんましちゃんと読んでなかったもので、いつかゆっくりと思っていたら…。お名残惜しいですわん。

久々に年を跨いで続きでし。


満ち足りた一夜を過ごした二人は朝を迎えました。
この狭いベッドで眠るのは、さぞかし窮屈だったことでしょう。


朝のダイニングに、修子は黒衣を脱ぎ捨てて現れ、衆人を驚かせます。


槙ハウスには相変わらずみなが勝手に出入りします。
修子も、みんなに倣って、断りなく出入りするようになりました。
甲斐あって槙の筆先マジックで見事に甦った金の鳥籠の小鳥をみていると、
修子は槙との営みを感じずにはいられません。
回想が身体の中を駆け巡ります。                 

           
                    

修子の思い出し笑いを遮るかのように、今度は理生が槙ハウスにやってきます。

「主人と過ごした日々は永遠に美しい思い出。この先だれとも結婚するつもりはない。」という、修子と理生の話を、
槙は立ち聞きしてしまいます。

「何が美しい思い出だ!」
一度寝たくらいでは簡単に事が運びそうにないことが分り、
槙は面白くありません。



計画の遂行のためでしょうか。
それとも久々の悦楽がそうさせるのか…。

一度寝たことが拍車をかけて…、
不法侵入に暴行未遂…。
そんな罪状で訴えられても可笑しくないような、ホテルの従業員としてはあるまじき行為に槙を走らせてしまいます。
不法侵入に窃盗。かつてそんな罪を犯した保護観察中の男がいました。
起訴はされなかったものの、容疑者として取調べを受けた経歴のある男にとって、それは危ない綱渡りであるに違いありません。



奇しくも、昨年末に発表された世相を表す漢字は「偽」という字でした。
本領発揮で、二人は偽りの愛を語ります。
お互い、引けをとることなく、培ってきたテクを披露し合います。

一夜限りの夢にしようとしていた修子に、
槙は、身体を押し付けて、関係の継続を訴えます。

「言葉より確かなものがある。それは何かあなたにだってわかってる筈だ。」
「わかるでしょう…。この温もりにはみじんの嘘もない。」


修子の意思が弱かったのか、
もう暫く、遊んでやろうと思ったのか、



結局、槙の望むまま、悦楽の淵に落ちていってやります。



南の島の熱い夏は、止まることを知りません。

このあと思わず図解したくなるようなソファープレイに、二人は突入して行きます。



この時の槙って、ぼけた色の服が多かった中で、珍しくシャツがブラック~。
ワリ~遊び人なイメージ?



今槐は、突っ込みどころもあまりなく、
綺麗なキャプを選んでまとめてみました。
槙だと思わずに見たら、ちょーかちょいーと思うのですが…。



身体を許して、使用人を利用する女…。
アネロッテさんを思い出しました。
槙はヤーコプ?
「捏造モンタージュ」を書いているときに思い出したのが、貸し金庫の鍵つながりで、池田理代子さんの「オルフェウスの窓」でした。
開けられなかった貸し金庫(ヤーコプによって本当の鍵は川に捨てられた)には何が入っていたのでしょうか?
知りたかったですぅ。
連載時に読んでいた頃はまだしょーじょだったので気付きませんでしたが、
バイエルンのルードウィッヒⅡの名前が出てきたり、
何気なくその筋の匂いがそこここに散りばめられた作品だったのですね。
(第二部以降はあまり夢中になれませんでした~。)





 


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槙、フォーエバー? 9 [金色の翼]


第15話 イカロスの翼


その日は、理生が叔母セツと、固めの杯を交わす披露宴でした。
 槙もきょうはおめかしです。

同じ席で、奥寺と理生の婚約が発表され、セツとの間に手打ちがなされました。
自分に夢中だとばかり思われていた二人の婚約に、槙の心中は穏やかではありません。

そんなとき、突然天から降って沸いたように、幸福の使者が槙の元を訪れます。
それはカラフルな小鳥でした。
バルコニーに落ちていた瀕死の小鳥が、急激に槙と修子を繋げることになろうとは…、そのとき、誰が予測し得たでしょうか。


夜、嵐の中、空の鳥籠を持って、鳥のことが心配でならない修子が槙ハウスにやって来ます。
濡れ具合といい、取り乱し方といい、もう演出ばっちしです。

もちろん、槙もノリノリで付き合います。
       
       互いに求めずにはいられない演技なんて慣れっこです。
              
              激しいちゅーを交わしたと思ったら、 

もうこんなことを…。
       
       一人用で使うものだと思い込んでいた、どシングルサイズのベッドが、
              
              この先も、このようにして何度も使われるようになろうとは、
              一体誰が想像したでしょう。
        


初めてというのに、テクニシャンな二人は大胆で、
        (一体どんなことをしているのでしょう。)
             あんなことやらこんなことやら、筆舌に尽くしがたい行為に耽り、
               
              めくるめく大人の官能絵巻を繰り広げます。


槙もこれでもかとばかりにご奉仕…。
        あ…、そ、そんな…
               あ…、
  ああ…!!

修子、怪力!!


    
        昼下がりの茶の間では、ちぎれてこぼれたパールの粒による隠喩が限界のようです。



修子、怪力3連発(いや、4連発?)で、今年は第一部(いつ決まったっ?!)、終わりです。
(年内で終わる予定だったんですけど、引っ張るわ~)
来年…、続けることが出来るかしら。


こうしてみると、槙、まだそんなにヒドくはありません。
無茶な目標掲げながら、それなりに頑張ってます。
かちょいーキャプもあったし。
修子も、ミステリアスで、キレーに撮られているシーンが一杯。
凄く計算されて丁寧に作られてるなー、というのがこの頃の感想です。

ぜーんぶ判っちゃってから見る分には、お話といい、出演者の表現といい、よく出来てるなーってカンジです。




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槙、フォーエバー? 8 [金色の翼]


第13話 偽りのキス
第14話 心の鎖


「果報は寝て待て」?
被害者に徹した槙はお陰で、世界一裕福な未亡人に膏薬を貼って貰うという栄に浴します。

槙は「修子ヴァンピーロ説」の噂の出所の張本人であることを認め、謝ります。


槙は、きょうだい愛と、容疑者の痛みという共通点をダシに、
四の五の言う修子に、
「あなたが誰を殺してようと殺してなかろうと、そんなことどうでもいい」云々。
「それよりも俺にとって大切なのは今目の前にあるあなた自身だ」
と、訳のわからない理屈を言い立てながら、おもむろに近づくと、

唐突に、あらん限りのテクを込めて、修子に口づけます。
    


その現場をドアの隙間から覗かれていたとも知らずに…、

夢中で、テクを駆使して、

唇を貪りますが…、
   
あまりのしつこさに、怪力の修子に、押しのけられ、
挙句の果てに「それでも夫を愛してる」とうそぶかれます。


修子と入れ替わりにやってきたのは、澪、いえ、理生でした。
  ちょっとだけ
  な、なんか、
  か、かぁい~?♪
  部屋に残された槙を、
                             兄の唯一の遺留品となった青つなぎが見守ります。



一方、小鳩の前に突然舞い降りてきた猛禽の如く、自分の唇に、激しく、熱い印象を残して行った槙のことを、玻留は忘れることが出来ませんでした。
あの日以来、ソドムの町に足を踏み入れた旅人のように、背徳の罪に、恐れ、おののきながらも、
ますます惹かれていく自分を押しとどめらずにいました。
ですが、その心情を素直に槙に打ち明けることができません。
玻留は、思いつめた挙句、憔悴しきった状態で、ワイン湯を浴び、溺れてしまいました。
  
修子から連絡を受けたホテルの男性従業員によって、玻留の身体が運ばれます。
この切羽詰った状況の中で、槙は、玻留の太腿に翼を拡げた赤い火傷の跡があるのを、見逃しま…、見逃しませんでした?見逃さなかった??とにかく、脳裏に焼き付けたようです。



哀れに思った槙は、玻留にキスしてやります。

命を賭して―、
ようやく、玻留は求めて止まない槙の唇に、再び触れることができたのでした。


槙は、自分のモテモテ振りに困惑顔です。

不安になった理生は、必死で槙を繋ぎとめておこうと、その唇にちゅーをします。
「ゲームに勝つまで、あなたの魂は私が預かる。この唇で彼女にキスしてくるといい」
ゴシックな風貌の修子に対抗したのか、中世の魔女のような訳のわからん言葉を吐きながら…。


そして玻留もまた、自分の不安な心を繋ぎとめておいてくれるよう、修子に懇願します。




槙は、自縄自縛の修子の鎖を解いてみせると、
自信たっぷりで、再び修子に口づけしようとしますが、
 

修子に突き飛ばされ、

床にもんどりうって倒れ込みます。



修子、怪力?




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槙、フォーエバー? 7 [金色の翼]


第11話 ヴァンピーロ
第12話 噂の棘


修子といちゃいちゃするだけでは飽き足らず、「可愛さ余って憎さ百倍」と言われるように、愛情を憎悪と化してしまった奥寺は、更に嫌がらせをして槙の気を引こうと、
槙の兄が女殺しの指名手配犯だと、ダイニングの満座を前にぶちまけます。

ホテルの体面上、今まで秘密にされていましたが、そのことは紛れもない事実でした。
槙の兄は奥寺の言う通り、殺人者だったのです。

人の役に立つ薬を開発したいと大学に席を置く研究者の卵だったのですが、
元カノを手にかけ、逃亡中でした。
  
                        学生時代の檀兄さん…?(どこでああなったのやら…)

しかも、槙本人も、容疑者として、取調べられた過去がありました。
もう、取調べは慣れっこです。


これ?こっち?




…貼ろうと思いましたが、特集したくなるほどあるのでまた次槐。



ところが思いがけず、このことが反対に修子の気を引く材料となりました。
絹子先生の情報によると、修子もまた、夫殺しの容疑をかけられたことのある身の上だったからです。

「容疑者として疑われて生きてきた悔しさや痛みがあなたに判るはずがない。」
そんな槙に、修子は思わず、
「いいえ、わかるわ、わたしだって…、」
と、口走ってしまいます。
「わたしだって、なんです?」
と突っ込みを入れる槙ですが、修子は上手くかわし、

「あなたの痛みを信じる」と、
槙を見つめ、その胸に手を重ねます。


槙が部屋で「修子が、ブラジルでは夫を殺して財産を吸い上げるヴァンピーロだと噂されている」と理生に話していると、
絶妙のタイミングでやってきた玖未に、うかつにも立ち聞きされてしまいます。
  
ドアの外に居たのが誰か、深く追求しないまま、槙は話を続けます。
「それならそれで好都合」
「存分に弄んで金を巻き上げたところでさほど心は痛まない」と。



 映像、今、見直せば見直すほど、綺麗に撮れてるなー、
                          …と思うことがしばしば。
                          音楽といい衣装いいヘアといい…。
                          作り手の仕事の丁寧さや意気込みが伝わります。
                          すっごくよく表現されてるのが理解できるんですけど、
                          心には響きませんでした…。  


この親にしてこの…、
今度は玖未が、修子はヴァンピーロだと、ダイニングの満座を前にぶちまけます。

  二人は額を寄せてひそひそ話
「修子に、これで島を出るなんて言われたら元も子もない」と、懸念します。


夜、槙は槙ハウスのいつものどシングルのベッドで、
修子の顔写真入りの新聞の切り抜きを見つめていました。


昼間のことが甦ります。             修子の…潤んだ瞳、置かれた手…。
   …。




やおら立ち上がって気合を入れます。
「何も迷うことはない。あともう一息だ。」


修子がヴァンピーロだという噂の出所が槙だと突き止めた玻留は、
人の良さげな顔をして、槙に焼きを入れに来ます。

手頃な鉄パイプを見つけると、槙を一撃のもとにしとめます。

慣れた手つきで如意棒のように鉄パイプを自由自在に操ります。

まるでバトントワラーか、京劇の役者かと見まがうばかりの見事なパイプさばきです。


槙にも、鉄パイプを扱わせたら、決して引けをとらない過去がありました。

でも、あえて、槙はやられてました。
無抵抗で、されるがままになっていました。

                              槙の一撃は必殺でした。
                                
                              ここで…、問題を起こしたら、
                またどんな過去をほじくり返されるか、判ったものではありません。
         槙には…、  (両刀OK!)
         若気の至りという言葉で済ましてしまうにはあまりにも重大な…、
         そしてあまりにも、あまりにもわかりやすい犯人としての過去もあったのでした。


ひたすら守りに徹していた槙を救ったのは修子でした。

修子は玻留を突き飛ばします。

修子、怪力?



 


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槙、フォーエバー? 6 [金色の翼]

第8話 恋愛ゲーム
第9話 あなたは鳥だ…
第10話 秘密


作戦が上手くいったと思い込んでいる槙は、ご機嫌でご帰還です。

次のマッキー劇場は、

理生をも巻き込み、展開されます。


自らも、DV夫に被害を受けていた修子は
「理生に何をしたのか」と詰め寄ります。

「関係ない」と突っぱねる槙を、
修子は崖っぷちに呼び出して、心置きなく告白出来る機会を作ってやります。



「理生に対する気持ちに気付かせたのはあなただ」
「あなたは鳥だ」
調子付いた槙は、歯の浮くような言葉を並べ立てたてます。
 好きなんだろー?やりてーんだろー?
挙句の果て、ガマンできずに身体にきくという強硬手段に出てしまいます。

修子が怯える小鳥のようにして、抗ってやっていると、
そこへ、槙を探して追ってきた奥寺が現れます。


現場を押さえた奥寺は、激昂し、
槙を張り倒すだけでは飽き足らず、蹴りを入れたりして、しつこく痛め続けます。
  
                                  (ごまさま、いただきっ)
それもその筈、風俗産業が何もないこの孤島では、奥寺にとって槙は、俄仕立てとはいえ、唯一の欲望のはけ口でした。
日頃から、それなりの代償を払って、槙の身体を欲しいままにしていたのですが、
心まで、束縛出来ないことに、苛立ちを覚えていたのでした。



ピクニックの日、修子は打って変わって、槙に鞭をくれてやります。

奥寺は、自分というものがいながら修子に走った槙への腹いせに、
修子に関心があるそぶりを示します。
これ見よがしに修子といちゃいちゃして、見せ付けます。


槙はとりあえずの金づるを失ったことが悔やまれてなりません。
こうなったら奥寺以上の金づるを手中にするしかないと、決意を新たにします。


そんなとき、ふいに絹子先生が槙の部屋を訪ねてきて、
「未亡人とは拘わりにならない方が身のため」と、忠告します。

槙は絹子先生まで自分にベタ惚れなのかと思うと、こみ上げてくる危ない高笑いを禁じ得ませんでした。


 


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槙、フォーエバー? 5 [金色の翼]

第6話 殴った痛み
第7話 企みのメモ



修子は、槙をぶったことを謝ります。

島を出て行こうとする修子を引き止めようと、槙はマッキー劇場を続けます。
「だったら早くこの島を出て行って下さい」、
「所詮、僕達は旅の途中に転がる石ころのようなもの」と一席ぶち、
まんまと修子から「島に残って理生の力になりたい」ということばを引き出すのに成功します。

修子をのせたつもりでほくそえみますが、のってやっていたのは修子の方でした。

せっかく、「理生さんにとってもあなたにとってもその方がよさそうだから」と、
仄めかしてくれたというのに、

うかつにも、右から来たものを左へ受け流してしまいます。



「次はどんな手をしかけるか…」
上手くことが運んでいると思い込んでいるお目出度い二人は、策を練ります。
  今槐、悪い顔てんこ盛り~。

思いついたのは、滑走路の仕事で鍛え上げた使用人の肉体美を見せつけることでした。

人妻だったとはいえ、じいちゃんの身体しか知らないと思われる、
しかも、もう数ヶ月もご無沙汰な筈の修子に、
  どこぞの国の森番や、どこぞの昼ドラの別荘番にも
                    負けない肉体を誇示して、ドキドキさせる作戦に出たのです。

槙は知らなかったのです。修子には…、

もっと若くてピッチピチの肉体が張り付いていて、
決して不自由していないということを。



修子は修子で飴をばら撒きます。
(ビッキーズは飴を撒き過ぎて解散しました。スッチーはピン芸人としてやっていくそうです。須知軍曹じゃないのか。)
タオルで拭き拭きしてやると、
槙が昔よく好んで着ていたような、見るからに遊び人風な柄のシャツを用意して、着替えさせます。



そこに、ピチピチが帰ってきて、詰め寄ります。


槙は、「将を射んと欲すれば先ず馬を…」に倣って、

修子をおとすには、先に玻留を手なづけようと判断します。

 

ガンを飛ばしまくる玻留の許に、

突然、舞い降りてきたような

槙のちゅーは、

その身体に、封印しようとしていた感触を甦らせ、

その心に、同性に対する思慕の情を芽生えさせるのでした。



槙が唇に残していった烙印は、忘れがたい感情を呼び起こし、玻留を支配します。






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槙、フォーエバー? 4 [金色の翼]


第5話 翼への野心



  無防備に眠る玻瑠
                     (別に意味ないけど、ちょっとかちょよかったので載せちゃった)
修子の重い重い枷。
二人は、血の繋がった姉弟であるにも拘わらず、特別に慰めあう、いけない関係なのでした。


玻瑠には修子だけがすべてなのですが、
修子には玻瑠だけではありません。

切なさの余り、理生を代替品に、思わずごろんごろんちゅーをしてしまいます。


女に手を出した出さないの悶着騒動は、
都会に居た頃の槙にとっては、日常茶飯事でした。
  玻瑠パンチラ
ついつい玻瑠がお客であることも忘れ、殴ってしまいます。

でも槙は、たかが理生に手を出したくらいで、なぜそこまで怒りを感じたのか、
自分でも解っていなかったのでした。
  ま、槙、ちゅきちゅき~~♪ ぽっ
玻瑠の背負った背徳の二重の十字架を、
槙はまだ知ろう筈がありません。
でも、その道に通じていた槙は、知らず知らずのうちに、
そのにおいを敏感に嗅ぎ取っていたのでした。


槙は玻瑠に土下座して謝ります。

金の為なら、客の足をなめるくらいのことは平気だった槙ですが、
金に結びつかない土下座には、割り切れない思いが残ります。


その夜、思わず、怒りのはけ口を理生の身体に求めてしまいました。


島では、封印せざるを得なかった萌えテク全開です。


テクニシャン槙にとっては、唇を貪りながら、
服を脱がすことなど、朝飯前です。


だっこしながらちゅーだって出来ちゃいます。
(本番では一体どんな技が出るのでしょう。)


ところが、さあこれからというときに、
またまた邪魔が入ります。


訪問者の声が、髪まで乱して、熱く燃え滾っていた二人の身体を、
冷や水を浴びせかけたかように、固まらせます。

訪ねてきたのは修子でした。

槙は、ちゅー断されたちゅーを、途ちゅーで止めることが出来ず、
そのお口で、今度は修子相手に再開しようとしますが、
平手打ちをくらいます。

バツの悪さを、立派な言い訳で誤魔化します。
修子には、「あなたの弟と同じことをしたまでのこと」。
理生には、「計算ずくでやったこと」、と。

槙は、自分をぶたせることによって、修子の胸に楔を打ち込んだと説明します。
それは、修子の財産を引き出すための第一歩なのだと。

都会に居た頃、
  (裕二と呼ばれてた)
女を風俗に売り飛ばしたり、


                                     (左の白スーツの哲也好きだわ~~)
おばちゃんに不動産を処分させることなど、当たり前だった槙は、

同じような感覚で、
偽りの愛と引き換えに、修子から金を巻き上げようと決心していたのでした。





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槙、フォーエバー? 3 [金色の翼]

第2話 噂の未亡人
第3話 愛とお金と…
第4話 侵入者


理生パパは匿われていた槙ハウスを抜け出しますが、
自称小説家の絹子先生に緊縛されます。
  絹子先生、す、素早い…!
それもそのはず、実は絹子先生は潜入捜査中の刑事なのです。
(お縄はいつも携帯してる?)



ガレージのジープを触って手を汚した修子は、
新しいタオルを探しに行った槙を追って、
チャンス!とばかりに、水が欲しいとかなんとか言って
ずかずかと男の一人暮らしの部屋に入り込んできます。

お年頃の男の例に漏れず、範疇内の女性の訪問に、
心と体がチョット疼き、ほのかな喜びを感じていた槙ですが、
突然理生が飛び込んできて、淡い期待は泡と消えます。

それどころか、理生は女房気取りであれこれ槙を追求します。


「檻みたいな島から、あなたと一緒に飛びたい」という理生に、
槙は「オレだって…」と話を合わせますが、


あれこれ理由をつけて、先延ばしにしようとします。
  『…暑苦しい女だぜ』
上手い具合に、無線が入って、「仕事だ」、と逃げることに成功します。



オーナーは槙に、理生から離すのが目的で、
飛行機操縦のライセンス取得の為のフィリピン行きを勧めます。
杉浦夫妻は槙が居なくなったら、仕事の手が足りなくなって困る、とこぼします。
実は、それ以外にも大きな理由がありましたが、ここではまだほのめかされません。
 

 

槙ハウスの、どう見ても一人で使うものだとばかり思っていた狭いベッドで、
Tシャツに柄シャツというカジュアルな装いで、
槙は横文字のタイトルの航空関係らしい表紙をつけた本を見ていました。
 

やおら険しい顔でむっくり起き上がって、


ベッドの下に隠していた切り抜きをひき散らかして怒りまくります。



なんかデジャヴ…?


 


  これ?

  こっちだっけ?



槐の地下室と同じように、槙ハウスには頻繁に訪問者が…。
エロい記事でもナンでもないのに、慌てて、切り抜きを隠します。


訪問者は理生でした。
親切と引き換えに、修子に金を出させる計画を提案しますが、
槙は「ばかばかしい」と、鼻の先で笑います。
親切如きで金を手にすることなど不可能ということぐらい槙は知り尽くしていました。


「修子だって、亡くなったご主人からもらったお金。―愛と引き換えに。」
という理生の言葉が、槙の心に、ヒモ時代の日々を思い起こさせます。




いきなり、最終回?
…違いました。
  

こんな場面あったんですね。

理生はハットピンと引き換えに槙を修子に売り渡します。
入れ替えに槙が現れ、修子とちゅ~。―嘘々♪
「快傑!えみちゃんねる」はここで映像が止められ、高杉氏は頬を染めてテレまくり、上沼恵美子に話をあわせて、「未亡人はたまらん!」と心にもない発言をせざるを得ませんでした。―だから違うって。



「フィリピンに行かれると困る」と、杉浦の妻、栄子は槙をひきとめようとします。

範疇外とはいえ、人妻にそんなことを言われ、
ご無沙汰な(理生とも未遂に終わったままになっていた)槙は
まんざらでもなさそうです。
常に傍らに居る筈の夫の目を盗んで過ちを犯す…、一瞬、そんなスリルに満ちた妄想が、槙の頭を駆け巡りました。




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槙、フォーエバー? 2 [金色の翼]


槙に恋してみせようという、脳内変換ブログ、捏造「金色の翼」、

第1話「黒いベールの女」後編です。



ホテルの使用人・槙は、聡明そうな、ホテルのオーナーの姪・理生と恋仲です。
「しょんべんくさいガキ」と思いつつも、孤島には他に適当な相手もなく、
振り払いたくなるようなスベタでもないので、適当に付き合っています。

理生も槙と同様、今のありんこ生活に不満を抱いています。
客室のベッドメーキングをしながら、槙に「このままでいいの?」
と、ギモンを投げかけます。
  一瞬口ごもった理生に、「何?」

理生は、いつか槙とともに、自由の翼を手に入れて、この島を出て行きたいと願っています。


夢見る理生に、
  「簡単に言うなよ」
現実は難しいことがわかっている槙は、不貞腐れながらも作業を続けます。

 槙、杖をついてる…。
                                                                       か、かぁい~…!


勤務中にも拘わらず、「私の気持ち、わかってるでしょ?」と、秋波を送る理生に、
槙はガマンできず、ついついちゅーを…。
  かる~い、キッス…。

一度は離れたものの…、


○欲旺盛な若い身体は、据え膳出されると…、


箸をつけない訳にはいかず、お口パク…!


お客様のベッドだけど、
せっかくメイキングしたばかりだけど、
「ごちになります…!」


実は槙は、この島に来る前は、ずっと東京に住んでいました。
兄が殺人事件を起こし指名手配犯となったことにより、就職口も見つからず、
以来、まるでヒモのような暮らしをしていたのでした。
  甘い顔と言葉で、次々と女をカモにしてました。
  当然トラブり、逃げるようにして、
                                   この島にやってきたのでした。

30歳を目の前にして、ご子息のご乱行は納まりつつあったものの、
盛り場のないこの島では、唯一恋愛対象の範疇にある理生に誘われたりしたら…、

もう、昔とった杵柄で、しばらく宝の持ち腐れだったエロテク駆使して、
愉しもうとするより他ありません。

ところが、さあこれからという現場を、理生パパに見つかって、ひっぺがされます。
  思わず腰を引く槙。
  お、おとうさん…?!(汗っ)



一方、おしゃべりな理生に、修子は世間話にかこつけて、
滑走路で粉をまいておいた槙のことについて、探りを入れます。

修子は翌日から、槙を自分の下僕にしようと、
早速、布石を打ちにかかります。

そう、まるで類子が草太を手なづけたときのように…。
(一緒にしたら怒られる?)




槙はホテルの下働きらしく、お客様に対しては、教えられた通り失礼のないよう振舞っていますが、
理生に対しては、若者らしく身体を揺らしながら、ゾンザイな口の利き方をしてます。
この週の槙って…、ちょっとワルぶってるよな感じもあって、わたくしはそれなりに好きなんですけどね。

 


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槙、フォーエバー? 1 [金色の翼]


無謀な企画、考えました。
一体、どこまで続けることができるやら…。
題して『「金色の翼」を繙(ひもと)く…?』
(カルチャーセンターなんかで「源氏物語を読み解く」なんていう講座ありますよね。
封印してしまった「金色の翼」のDVDのケースを開ける、に引っ掛けたんですが…。)
サブタイトル「槙に恋して…?」「槙に恋したい…?」「槙に恋してみせる…?」

独りよがりな正義感を振りかざす熱いうざい男を見直そうという、新しい企みに挑戦した』「ドラマ」…じゃなくて、脳内変換ブログの予定です。

鳩の翼(The Wings of the Dove)とは、イギリスで「無垢」を意味する言葉です。』
『無垢…、=「情熱のあほあほ」か、としか捉えることができなかった、歪んだ女が、いかに萌え、いかに槙の魅力にハマっていくか…!
愛なくしては生きられない人の苦しさとその姿の美しさ、そこにある本当の自由を』、捏造していくことが課題です。

…できるんでしょうか、こんな挑戦。
やっぱり無謀過ぎ?

正直申し上げますと、
家族から、HDD内録画の年内消去を言い渡されていて、
ま、男にさよならを告げる前に、も一回だけ見直そうかな~、とか、キレイ思い出にしたいな~、とか、別れる前にも一回だけ会っとこ~、なんて思った次第で…。
(なんか昔、小林薫がNHKのドラマで、奥さんと別れることになって、最後に一回やっておこうみたいなのがあったような…。きゃー、不潔~って思いましたわ。)
未練がましいかしらねー。実在の男で付き合ってたなら、間違いなく、フィルムカットするみたいに、人生ばっさり編集したいところでしょうね。

続きがあるのかどうかも定かではありませんが…。


  第1話 黒いベールの女

  もう懐かしい~。


小型飛行機が、孤島「ホテルシー&スカイ」に到着。
他の乗客が降りてしまった後、もったいぶって修子は降りてきます。

わざわざ空の金の鳥籠を準備して、

後から迫田のような男が追ってくることを見越して、

目が眩んだフリをして、くらくらっと、ヨロメキ、

槙の宗…じゃなかった、胸に…。
とりあえず、小さな種をまいときます。


 伏せた瞳を
 下から上に流して
  見つめれば、
  こんな男ぐらい…

  よっしゃあぁ~!
  チョロイものっ。


空の鳥籠をもったちょっとイカレタ風に見えるゴシックな女は、島に縛られた、最近、いえ、かなりご無沙汰な若い男の心と体に、鱗粉(蝶々じゃなく蝙蝠だったけど)を振りかけて、一人去って行きます。


一見、しおらしく、かよわそうに見えた女は、
身体を張って人生を生きてきた、
昨日今日の思いつきで女を落とそうという素人には、とても太刀打ちできない、
一枚も二枚もうわ手な、とんでもない吸血蝙蝠-ヴァンピーロ-でした。


ありゃっ?もう、こんなに…?
1回で5話分進める予定だったんですけど、
1話分もいきませんでしたわ。
続きも頑張る予定です。




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金つば HP [金色の翼]


「金つば」HP、10月31日(水)でメッセージの投稿受付終了するそうです。

今回は、投稿しませんでしたわ~。
昨年は書きたくって書きたくってガマンできない状態で、更新されるの待ちかねてまたまた投稿したりしてたんですけど…(放送終了後だったので、そんなに頻繁に更新されてなかったのかも?)。
今回は読むこともほとんどなかったような…。
書きたいことは、自分ところで消化できたからかもしれません。


それから、トピックスに風岡プロデューサーからの挨拶もアプされてました。

「金つば」、新しい企みに挑戦されたドラマだそうです。

8月の頭にわたくし、こんなこと思ってました。
>だから、「金つば」は、惜しげもなく国宝振りまきながら、凄い挑戦をしてるんじゃないかと思ってるんですが。

ドラマの王道を行く手法を捨てて、新しい試みにチャレンジされてたんですね、やっぱり。
その心意気は本当に評価されるべきだと思われます。
でもちょっと先行き杉…?

厄介な物語とのことでしたが、
うん、確かに…。
今にして思えば本当に厄介なお話でした。

すべてが終わって見直すと、最初みたときとは全然受けとめ方が違い、結構面白いです(…って、つまみ食いみたいに見ただけですけど)。
「おー、この台詞はあのことを指してたたのねー」という発見があったりします。

でも、やっぱり最初に見たときは厄介というかしんどいというか…。
「騙されないゾ」目線でみることしかできませんでした。
先日も書きましたが、見直してみて初めて、「ああ、これが鞭か、これが飴か」、と解った次第で、これが最初からもっと強くにおわされていれば、もっと楽に見られたような気もします。

視聴者、ちょっとついていけてなかったみたいです。槙と修子の台詞にしても、もうちょっとだけはっきりと「コレは本気、コレは駆け引き」と、解った上で楽しみたかったような気がします。

その辺のことを踏まえて遡って思い出してみると、すっごく印象的なのが、
「槙と修子が東京の空港で落ち合う約束が、槙が遅れてしまって、やっと、巡り合えた」シーンの
槙の笑顔でしょうか。
二階から見下ろして微笑む表情が、
もぉー、ホントに意味深!
真実と虚構がモザイクになった絶妙の表情です。
(このときは槙が「情熱のあほあほ」であることを忘れてました)

この路線で、修子と丁々発止の手玉の取り合いして欲しかったですねー。


そういえば、修子、迫田が来てすぐの頃、奥寺が無理やりちゅーしようとして、土下座させんばかりに手玉に取ったシーンありましたけど、もっと修子には魔性の女的オーラ出して欲しかったです。


でも、一番辛かったのはやはり感情移入出来なかったことでしょうか。
たとえ主人公が大悪人でも、ストックホルム症候群にかかったかのように、視聴者に応援させるくらいの主人公というのはやはり魅力的です。か~ん単に没頭して楽しませていただけます。
でも、修子さん、衝撃の告白するまでわからない人だったし、
槙は魅力的というには、あまりにも自分の価値観を絶対的だと信じてる熱すぎる男だったし。
 

風岡プロデューサーに、次回、是非おねだりしたいのは、
「色悪~」、のお話♪ 

普段はちゃらい兄ちゃんなんだけど、罪を犯すときに、凄絶さを湛えて事を成す、
というか、
イメージ、ちょっと「女殺油地極の河内屋与兵衛」入ってるんですけどね(わたくしがみたことあるのは片岡愛之助丈と、テレビの片岡孝夫丈)。
これは、最後に人妻を殺してしまうだけなんで、65回のドラマにするにはあまりにも短すぎますが、
ちょっとだけ不良な兄ちゃんが、ちょっとしたはずみに一線を越えてしまう、なんてどうでしょ?
(槐みたいに頭のいいのが練に練って…とか、勿論奥寺みたいなのではなく)

悪事を重ねて重ねて、高みに向かって登りつめて、最後の最後に転落するっていう物語が見て見隊~。

わたくし、最初「金色の翼」って勝手にこんな感じじゃないかと思っていました。
槙は修子の愛情を利用して、最終回の二週間前ぐらいまで、どんどん成功を重ねていって、最後に調子に乗ったイカロスの如く墜落する、と…。

あ、でもこれだとありきたりのドラマになってしまいますね。「白い巨塔」とか「砂の器」?(両方とも見てないけど…。あ、主人公賢いし。)


とにかく昼ドラダーティー王子のふたたびの降臨、首をながーーーくして、待っておりますわ。

 


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「金つば」総括? 後編・こんな「金つば」が見てみたかった [金色の翼]


昨日も貼りました。こんなコメ。


>引っ張って引っ張って、やっと結ばれる、というのは、とっても王道を行く手法だと思うのですよ。それこそ、確実に感動の最終回を迎えられる。

 だから、「金つば」は、(中略)凄い挑戦をしてるんじゃないかと思ってるんですが。


「美しい罠」といえば…、

溢れんばかりの切なさ。
突っ込みどころ満載のヒーロー。
憎みあいながらも愛し合う二人。
切なさに裏打ちされた国宝のちゅー。

萌えなくしてどうする…?!で、ございますよね。


「金つば」は、果敢にも、この真逆の道をとるという「凄い挑戦」をされたのだと思っております。

でも、やっぱり制作(脚本)時間不足?
そしてやっぱり「萌えと切なさ」に勝るものなし?

先に身体が結ばれて、最後にやっと心が結ばれ、真実の愛を手に入れる。
火焔光背のオーラが立ち上るような二人が、お互い分かり合うにつれて心が溶解していく。
それはそれで萌え萌えのシチュだと思えるのです。

ただ、それを遂行するには、二人ともあまりにフツーの人過ぎたような…。


「あほ」と並ぶ遺産(負の遺産?)は「格好悪さ」だったのかもしれません。
槙、外見上も、とうとう匂いたつような男っぷり披露してくれませんでした。
一度もデートしたくなるような服装してくれなかったし、髪型もとうとう変わらず。
内面的にも、ちょっと中身を疑いたくなるくらい、ずれまくったというか、はずれまくった発言が数々…。
(いきなり、「な、なんでそっち行くかなー」、「ど、どういうことそれ?!」みたいな…)
一番最初に引っかかったのは「根拠のない自信」でした。
なんで、フツーの男が簡単に落とせるのよ~、と呆れずにはいられなかったのですが…。


…ということで、「金つば」の全容がわかった今、以下はわたくしの希望する「こんな金つばがみたかった」です。ココさんの好みってやっぱりコレしかないのね、って感じで、かる~く受け流して下さいね。


槙は「Montage」でビリヤードやってたみたいなテク満載、「根拠のある自信」に裏打ちされた男。
い、いい、色悪~~~♪
昔はパイロットを夢見る真面目な男だったものの、兄さんのお陰で、まともに就職も出来ず、ホストの経験もある荒んだ生活を経てホテルでテキトーに働き、非道っぷりを発揮する。

理生は、いてもいなくてもよかった?
いたとしたら、セツと同じく過去の槙を知っていて、本当の姿じゃないと信じている。
理生がけしかけたり、土下座事件がなくても、勝手に槙、計画・実行。

奥寺や静江はいい味出していたと思われますが、
敬吾や不破じいに対抗できるほどの強力キャラとは言い難く…、

となると、対抗馬として降臨していただきたいのは日ノ原氏。
(あの下半身と手だけが出てきた日ノ原氏、一体誰が演じてらしたんでしょうね?
 コマ送りして見ましたけど、手から判断は出来かねました。でも、ひょっとしたら…?)
事の元凶、ドSジジイとしてお出ましいただきたかったです。

もー、最初っから修子とは偽装結婚・仮面夫婦で、
目的はハル。ハルを手に入れる為。
で、ハルを精神的に追い込んでいく…。
配役は、峰岸徹さんとか…うーん、あと誰がよかったでしょうかね?
長塚京三さんみたいな方が、ねっとりねちねち責めるのも見ものかもしれません。


色悪が、実は「おばか」というのでもよかったんです。
格好悪くても、「真を貫き通す賢さ」みたいなのがあるならそれでもよかったんです。
萌えなし、且つ、あほだったという二重の十字架は、重かったですね。


 


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