コロニアル・シンガポール ~ラッフルズホテル 6~ [シンガポール旅行]
華麗なる出会いと別れ?
早朝の到着とは名ばかり。
南の国の午前6時は十分未明で、
しんと眠る街を走り続けてきたタクシーが正面玄関のロータリーに滑り込み、
明かりを灯した白亜のファサードが堂々たる姿を現したとき、
その壮麗さに感動したものですが…、
帰国便もまた深夜の出立。
夜の帳の中、ターバン姿の名物ドアマンの笑顔と
スエズ以東で最も云々(豪華な建物とか、素晴らしい施設とか)との賞賛に違わぬ
燦然たる光を放ちながらも静寂さを湛えた佇まいの見送りを受け
ホテルを後にすることに。
(別の日撮影)
ロビーを挟んだ「ティフィン・ルーム」向かいのバー「ライターズ」からはピアノ演奏が流れてきてたワ。
「この曲なんだっけ?」
「リリー・マルレーン」
「あ、ちょうか」―クラノスケがタイトルを知ってたことが意外だったりして。
別に懐かしさも思い入れもないケド、なんだかちょっとおセンチなキブン?
人影もまばらで、
前夜は日曜で特に賑わっていたから
宴の後の静けさのようなものがロビーを包み…、
より一層寂しさや虚しさが募っちゃったワ。
さようなら~~~。
さて、後日、写真を整理してて判ったのですが…、
わたくし、日中の正面ファサードの写真って、一枚も撮ってない~~~!
よく一般観光客の方々が撮ってらしたの見てるだけで
撮った気にでもなってたのかしら~。
きっといつでも撮れるって思ってたのね。
2011-11-11 06:51
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コメント(2)
これまた情緒たっぷりな表現で・・・。
うんうん、帰る時ってちゃびちいですわよね。
>さようなら~~~。
ホント、そんな感じ。
できればハンケチを振って欲しいものでし。
ホテルが気に入れば気に入るほど、「このままここのコになっちゃおうかしら?」と思いますです。
ううっ・・・泊まってみ隊、ラッフルズ~♪
by うにゃ (2011-11-12 07:41)
ちょうなの、
これで夢の様な日々ともお別れかと思うと
ちゃびちうございました(涙)。
それでも出立する方がまだマシかしら~?
なんだか小さいとき
泊まりに来てた親戚の子が帰っていくときのことを思いだしましたワ。
あれは帰るより残される方が悲しかったような。。
えへへ、うにゃさま、
ラッフルズも良いですが、
シンガポールは食の宝庫でしてョ☆(悪魔のささやき)
by ココ (2011-11-13 00:00)