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セミナーと展示 [趣味関係]



美術館づいていた先週、
その波にのるように神戸ファッション美術館のセミナーと展覧会にも行って参りました。

たまたま何をやってるのかしら~?とサイトを覗いたのがきっかけ。
セミナーは「実物で読み解くキャロ姉妹の服」というタイトルで、
キャロ姉妹って誰だ~?
ポワレとかヴィオネ(この辺りも名前をきいたことがあるくらい)の周辺の人っぽい?
でも写真見たらお好きな服だから行ってみるワ~。
程度のノリでの参加だったのですが、
予想に違わずがっつりアールデコ期の刺繍やビーズ、フリンジ盛り盛りの
麗しい服の実物展示と、写真を使った詳細説明のセミナーでした。
んんも~~大好物[黒ハート]

この日はテーマに興味をお持ちの刺繍王子もお越しで、
以前このセミナー室の前で展示をされてたのを拝見した旨話しかけると
スマホの作品画像を開きながら色々ご説明して下さいました。
んもー習いたくなってしまうではないの!
手肩眼病がコワイわ~[あせあせ(飛び散る汗)]


階下ではお花を主題とした作品展が。



この真ん中のザ・アールデコなドレス、
チュールに糸やビーズ、スパンコールで刺繍されてんのかしらと思ったら
実物だと、全然素材感が違ったのでしよねー。
ドンゴロスみたいな色と質感のベージュの生地がベースで
セミナーでは生地の補修をしたとの話を伺ってもピンとこなかったのですが
あーなるほどこういう感じだったのねと。

今でもアンティークショップで目にすることがあるかもしれない程度に昔の時代の
お花を飾った帽子とか、
気が遠くなりそうなほど手のかかった民族衣装とか、
靴や扇子等も。
学芸員の方もどれを展示するか取捨選択が難しかっただろうな~と思われるほど
色んな分野のものを少しずつ。

興味深いコーナーもあればそうでないコーナーも。
そしてつくづく思ったのはわたくし、やっぱりある時代・地域の服飾が好きなのだワ~ということ。
現代物には興味がなくて装飾的な昔の衣類や小物がお好き。

江戸~昭和前期の着物コーナーもあり、
丁度大阪のレトロモダンな着物展にも行ったばかりなので、引き寄せられるかのように釘付け。

紺地に刺繍の小袖が特に印象的で、屏風絵の如き芸術品?
銘仙や染の着物も一級品揃いで見応えがありました。
お眼鏡に叶った非の打ちどころのないすっごく洗練されてるもののみを
ドーンと打ち出されたって感じ。

わたくしのお好きな昭和着物をイメージするならば…ズバリ紅白司会者の着物でしょうか。
あんなどうだと言わんばかりの大胆な着物って紅白歌合戦の紅組リーダーでしか見たことがないw
でも、そんな晴れ着なんかでなくっても、
大柄で大胆な意匠の品の良い普段着物の逸品がずらりと並べられていました。





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