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近畿、もう梅雨入りしてるんでは…?と感じられた暑い日の逸翁美術館 [趣味関係]



爽やかな季節にチマチマチマチマとした作業をしていると
どっか行きたいー!となるものですが、
行楽の季節の閉幕を覚えずにはいられなかった久しぶりの外出でした。

黒手袋に日傘、サングラスの重装備でもクラクラ~となりそうな昼食後の移動。
しかも美術館は坂の上~…ってただの住宅地の小高い場所。
いやぁ日傘がなかったら倒れるかと。

少し前に駅かどこかで目にしたポップなポスターを目にして
出かけるついでに回ってみたのでした。
(外出の回数減らすため用事は出来るだけまとめようかと)

ちょっとねー昭和な意匠に興味があって♪
hann2.jpghann1.jpg

一枚目のポスターみたいなのが並ぶと思ってたので
最初の展示品が北野恒富だったのには嬉しいビックリでした!

ごく初期のポスターに見られるアールヌーヴォー的要素も
悪魔派とよばれていた毒気も感じられない
渋い色味の明治末期頃一枚。
でもお好きだー[黒ハート]

大正期の一見夢二ぽいけど、結構普通の日本画風の線で描かれているポスターも挟んで
昭和3年の京阪間最大急行開通の大型ポスターが。
昭和天皇の大嘗祭の御大礼に因んだ紫宸殿を背景にした五節の舞装束の美人がドーン!
これも毒気のない初期北野恒富って感じなのだけど、恒富じゃないのね。
でもお好きー[黒ハート][黒ハート]
(恒富は大正期後半ぐらいからお好きでなくなるのよ。。)

入口にはかみ砕いて言い換えると
「あまりの懐かしさに歓声が出たりお喋りがとまらなくなることもあるだろうけど
静かに見てね!」
的な注意書きがなされてましたけど、
ワハハ、わかる~w
一人で来てなかったらみんなきっと饒舌になってるかとww

阪急京都線と京阪電車の関係についてあれこれ疑問を呈している会話が耳に入ったときは
「それはですね…」と説明したくなったワw

何ヶ所かに撮影OKな阪急車両とかも展示されておりましたが
西宮北口駅のダイヤモンドクロスの模型を見た時は
連れがいたら絶対リアルに知ってると語っていたと思う~~w

昔の宝塚ファミリーランドの映像が流されていたときは、
そうそう!こんなだったワ!わたくしの記憶の宝塚は今でもこれ~~♪と泣きそうになりました。
出てきた歌劇のスターさんも少女だったわたくしが憧れた名前言える方々が沢山!

展示自体はほんっとにどれを選ぶか悩まれたでしょうねと思われるくらい
主だったものの中から主だったものだけを取り上げました的な早い時代展開での内容で、
例によってポスターに使用されている作品が展示内容をあまり象徴していない印象でしたが
明治末期から昭和後期に至る目まぐるしい変遷がよく伝わる展覧会でございました。





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