なーがい旅路の~♪ [中欧]
帰りは頼んでおいたタクシーで直接空港へ。
ブダペストはクラシックな建物が点在するばかりでなく
意外にもアールヌーヴォー建築の宝庫でした!
この日も晴天でしかもカーニバルの筈。
タクシーは川沿いを南下すると橋を渡ってどんどん東へ。
今まで通ったことのないエリアに入ると街の表情は御多分に漏れず
素っ気ないのっぺりとした新興住宅地のようなものに。
うぅ、寂しいワ。
帰りもまたヘルシンキ経由でした。
空港でのラーメンなんて一杯2000円ほどしてたと思う(なので食べてないw)
プラハでは2週間はちょっと長かったかな?と思ったこともありましたが
うーやっぱりヨーロッパはいいですわね♪
遠いとか高いとかいう問題がなければ何度でも訪れたい~
お土産色々。
スーパーでもよく見かけたザルツブルク塩とウエハースが結構お気に入りでした。
空港にジェルボーのクッキーがあって丁度フォリントを使い切るのに。
もちろん!チョコもとっても美味。
右2つはデメルのパッケージでとってもカワイイ?
プラハで買ったアクセサリー。
ミハエル・ネグリンはブダペストの空港にもあって、そこだと免税になってたのかしら。
暇つぶしに見るだけ見ていたら中国人らしきお客さんに英語で話しかけられて
「とってもキレイですね~」みたいな相槌をしたら
「あ、中国人の方ぢゃないのね」と焦られました。
中国人から中国人に見えるって…w(英語が堪能っぽかったから香港系かも?)
ブダペストの市場で買ったカロチャ刺繍。
お店のおばちゃんが複数買いで値引きしてくれるっていうからさあこれから交渉と思ってたら
クラノスケが?とハンガリーフォリントの両替レートの良さだけで手を打っちゃって
えっ?!となったお買い物でしたw
ほとんどがカラフルなものの中から単色系を選びました。
一番渋いのは自宅用だけど…使うことはあるのか?(窓や壁に貼ってもカワイイけど)
…ということでとても久しぶりの欧州旅行は4つの都市を巡る結構長いものでしたけど、
それより!ブログを平日毎日書いて4カ月!!
まあ途中に他のことに関する記事もありましたが記事数約80??
いつまでかかってるんだという気がしてましたが、
1週間の旅行の記事数に換算してみたら、いつもとあんまり変わらないペース?
とりあえずフォトブックを注文していた業者さんが来月一杯でA4サイズをやめちゃうというので
ラオスの分を注文しなければ!!というのが目下の課題。
ここでヨーロッパの分を注文するのは完全に諦めるつもりw
ヨーロッパの感想も書いておきたいのですが、とりあえず一旦ヤレヤレですw
ラストナイト [中欧]
二週間にわたらんとする欧州旅行の最後の夜、そぞろ歩きながらホテルへ。
鎖橋の突き当り、グレシャム宮。
対岸の聖イシュトバーン教会、漁夫の砦。
フォークロアショウは8時からだったのでこのときは10時頃だったでしょうか。
夏至近くですがブダペストは欧州でも南の方なので結構暗め。
鎖橋
よく見たら規則正しい間隔で船が航行してる?
トラムの線路上はお祭りにむけて何か設営中。
こじんまりとした宿泊ホテル。
ほとんどの部屋がリバービューかと。
ホテルは予約サイトでキャンセル可能な料金体系ので予約をしてたのですが、
がっちりプランを決めてキャンセル不可だけど安い料金の方に予約をし直そうとしたら
満室で全然ダメになってました。
ドナウ・カーニバルのせいだったのね、きっと。
宿泊した部屋も、もう一泊したら極上の桟敷席になってたでしょうね。
サパー&ドナウ宮 [中欧]
ホテルで休憩の後は歩いて再び対岸ペスト地区へ。
飛行機だけではなく船もドナウ・カーニバルの予行練習中のようです。
再び現フォーシーズンズホテルのグレシャム宮殿前、
アイアンワークがとってもアール・ヌーヴォー的。
聖イシュトバーンが見えてると思っていたけど
よく考えたらこっちが正面。
午前中訪れたこの広場の先が ↑ の繁華街ということだったのねん。
フォアグラ続きで散財してしまったためサパーは軽くと思って
レーテシュ(パイ)専門店の「エルシェー・ペスティ・レーテシハーズ」へ。
ガイドブックには甘い系と軽食用があるとあったのですが
店頭に並んでいたのはチェリーとかアップルとか甘い系ばかりで
「ノットスイートはないですか」と尋ねたら
そちらはテーブルでの食事になるようでした。
路面のテラス席に案内されたのですが、メニューをみたら色々あって、
えーっとスープはこれでサラダは…と注文始めたら
おじちゃんのウエイターが急いでメモをとりに行ったので
レーテシュだけもよかったのかも。
ここでも冷たい果物のスープ。
暑い季節はジュース感覚。
クラシックなシンプルサラダ。
ほうれん草とか野菜のパイ。
サーモンだったかな?
多分クラノスケは最初ペストリー屋さんに来たような気がしたと思うのだけど
こうやってお食事っぽくなってしまうと結構なお値段になってしまいました。
ここんところアジアばっかり旅行してたので
現地での食事(含・税&チップ)と入場料金の高さが
かなり痛い旅行となってしまった感があったようです。
コーヒーはその辺のスタバのようなチェーン店にしようと出て、川沿いをぶらぶらしたのですが、
結局適当なところが見つけらませんでした。
対岸の改革派教会(ホテル北側)
ブダペスト最後の夜を飾るのは民族舞踊。
ブダイ・ヴィガドー…ではなく、
ドゥナ・パロタの方にしました。
理由はなんかこちらの方がレトロ感が強いような気がしたから。
フォークロアショウの内容自体はそれほど違いはなかったかと。
内部は薄暗くやっぱりクラシック感が。
客席へ。
こういったドレープのたくさんとられた赤いを見るとわたくしの頭の中にはいつもあの曲が…。
タラリラッタリッタラッタラッタッター♪ ヤッホーヤッホーヤッホー
観客は西洋人団体観光客が多かったような気がします。
昔ながらのダンスナンバーのようで
演奏もダンスも高水準で素晴らしい!…けど、同じようなのが続いてちょっと。。。
わたくしとしては勝手にクライマックスには男性ダンサーによる
アクロバティックな舞踊(バレエ「海賊」のような)でもあるような気がしてたので
ちょっと肩透かし?w
前半はカワイイ衣装や中欧ならではのキレのいい男性ダンサーのシャープな動きに一々感動してましたが、
後半ワクワクの糸が切れてしまったようなフォークロアショウの夕べでした。
一旦休憩 [中欧]
この日の朝、すでに乗り慣れた感のあるホテル前のトラム停車場で待っていると
一人のハンガリー青年がやってきて英語で訳のわかんないことを…。
えー、何?何言ってるの?
必死で何かを伝えようとしているようなのですが、んん?何?わかんない~!
「ごめんなさい、理解できないワ」と言うと諦め顔で立ち去り
クラノスケは不審者ではないかと疑っていたようですが…
暫く待ってもトラムは来ず、
気付けば時刻表には貼り紙が。
通りがかったお兄さんに「きょうはトラムは走らないの?」と尋ねると
貼り紙をみて「きょうは走る」
でも改めて読み直し
「あ、ダメだ、きょうは運行してない、ここから停車場一つ行った先に…云々」
ということで、情報を総合すると
ドナウ・カーニバルの準備のためきょうからこの区間はトラムは運行休止。
というようなことでした。
さっきの伝えようとしてくれてた兄ちゃん、英語力不足でごめん、ありがとう~~。
これで出発前からの疑問も氷解。
グーグルでブダペスト・ケレティからホテルのルートを検索したとき
北側ルートの地下鉄だとバッチャーニ広場でトラムを乗換、1駅南下すればいいだけなのに
表示されるのは南側ルートの地下鉄で聖ゲッレールト広場乗換で3駅ほど北上するルートばかり。
しかも強引に北側ルートにすると地下鉄駅から徒歩10分みたいなのになってしまうという…
一体どういった事情が??
実際来てみたら何の問題もなく、やっぱり北側ルートの方が近いような?!
と思っていたのですが、
検索した頃は運行休止期間がアバウトに設定されていたということでしょうか。
帰りにトラムの線路を見たら運行休止ばかりか立ち入り禁止。
川沿いには観覧席がセッティングされておりました。
ホテルでは2階奥のホワイトミュージックホールで
夕方の一時間ほどですがアフタヌーンティーをいただけます。
クッキーとコーヒー、紅茶程度がセルフサービスで並べられているだけですが
現代的な建物の奥にこんな部屋があるなんて嬉しい♪
イベントや会議、パーティ会場として使用できるようです。
ホール手前のラウンジ。
右奥にはサロンもあるようです。
元々は有名なヴァイオリニストで作曲家、指揮・教育者としても知られている
イェネー・ハバイの邸宅だったそうです。
世紀末に建てられ、完成後間もなく白い音楽ホールを増築。
ミュージカルや文学、その他芸術文化のサロンとしての役目を担い
1920年代には毎週日曜に「音楽の午後」とよばれるイベントが開催されラジオでも放送されていたとか。
戦禍を経て国有となり、1990年、隣地に民主化後初の私有ホテルが開業、
2007年にホテルオーナーがこれらの部屋を購入したということでした。
自室に戻り暫く休憩。
何度か爆走するような音がして何の音?と窓の外を見てみたら
お祭りの予行演習らしき戦闘機の飛行が。
3機並んで飛んでるのを撮りたかったけどとりあえず一機でも撮るのに成功してよかったワ。
部屋からみたトラムの停車場。
国会議事堂 [中欧]
気温も上がってきて歩き疲れたこともあり、トルコ銀行は諦めて
ちょっと早めでしたが、日本からネット予約していた
対岸ホテルからランドマーク的に目にしている国会議事堂へ向かうことにしました。
地下鉄のコシュート・ラヨシュ広場駅を上ると目の前に建物が現れるのですが
見学入口(ビジターセンター)は反対側だったため建物長辺に沿ってずーーっと移動。
言語別に一クラスぐらいの人数でガイドツアーが催行されます。
EU圏外からの見学者の入場料は2500円以上したかと。
物価が安い印象のブダペストではこことドハーニ街シナゴーグがダントツで高かったような。
予約のツアーが電光表示されると並んで
入場後すぐにセキュリティチェックがあり、ガイドさんの声がきけるイヤホンを渡され
一団となって進みます。
最初は回廊ばかり。
見学のメインは大階段。
更に進むと王冠等が展示されているホールがあるのですが
そこは撮影禁止。
上院議会のロビー。
ミクシャのステングラスとガラスモザイクが見られるとのことでしたが
こういった窓全部でしょうか?(ステンドグラスだらけで凄い量)
旧上院議場。(現在のハンガリーは一院制とか)
議長席の背面の壁がモザイク画?
窓のゆらぎがいい感じ…。
ドナウ川側回廊。
おなかいっぱいごちそう様的にかなりお疲れモードに…。
この後ビジターセンターでちょっとお茶休憩。
議事堂の川の反対側がブダペスト民族博物館。
入館の予定だったけどすでに閉まっておりちょっとホッとしたような。
とりあえず一旦ホテルに戻ることに。
ヴァーツィ通り周辺のアールヌーヴォー建築 [中欧]
「街いちばんの買い物通り」とガイドブックに書かれていたヴァーツィ通り周辺。
カフェのテラス席が出ていたり人々が行き交う目抜き通りなのだけど
素敵な装飾の建物が普通に次々と連続して建ち並んでいて
あまりの数にシャッターを切るのを諦めたほど。
ググってみたらZARAの隣の建物みたい。
その前をもう少し進むとレヒネル・エデンのトーネット・ハウス。
一般的な商業ビルの一つとして利用されている感じ。
うー、なんだか逆光でよくわからないのが残念!
この頃の欧州の前衛的な建築家の初期作品ってなんか似てるような気がします。
何のビルなんでしょう。
どれもこれもがこんな感じでキリがないエリア。
これは確かミハエル・ネグリンみーつけた!ということで撮ったものw
ブダペストの空港にもお店がありました。
中欧では人気なのね♪
更にまっすぐ南下すると大通りのコシュート・ラヨシ通りに突き当りますが、
多分この角をキージョー通り進んで結局コシュート・ラヨシに合流したような。
その辺りにあったビル。
「パリージ・ウドヴァル」(パリの中庭)
1913年に出来たアーケード街ということなのですが、
営業は…なされてるのかしら?
パリージ・ウドヴァルの建物を左に回り込むようにペテョーフィ・シャーンドル通りへ。
レーギ・ポシタ通りとの角にあった建物。
更にペテョーフィ・シャーンドル通りを進むと再びヴァーツィ通りへ出るのですが…
「んん?トルコ銀行の建物ってあった?」
「なかった」とクラノスケが断言。
えーっくまなく見たつもりだったんだけど…。
そして今判明した事実!!
この写真の左上端に写ってるや~~~ん!
前日行った美術館・ミクシャ制作のモザイク!!
(「ハンガリーの栄光」というタイトルらしい)
この時は歩けば突き当たると思ってたわたくしが甘かったです。
クラノスケが思い描いていたトルコ銀行は現在も営業している姿だったようですw
そして次の目的地国会議事堂へ移動するため地下鉄駅に向かうと
おやこれは前日ドハーニ街シナゴーグに行くのに間違えて降りたトラムの停車場前。
こんな近くだったのねん。
リストアカデミーとジェルボー [中欧]
前日の観光メインは応用美術館の筈でした。なのに工事中。
この日のメインはリスト・フェレンツ音楽大学。
別にリスト・フェレンツ記念博物館というのもあるので注意が必要なのですが
あちらは住居や本人にまつわる品の展示で、たまにコンサート等が行われているようです。
ドイツ語読みのフランツ・リストの名前の方がポピュラーですが
こちらではリスト・フェレンツになるみたい。
特に音楽家としての彼に特に関心があるわけではなく
わたくし的には近年「オーギュスト・ボウ(誰や⁈)のルックス上のモデルぢゃないかー!」
と認識させらた人!(勝手にね)
目的は建築以外の何物でもなく
出発前に1時半からのガイドツアーの予約の方法をいそいそと検索してたりしてたものでした。
んーーー、でも、コンサートの予約は出来てもガイドツアーについてはわからず終いで…。
ま、いいや、予約で一杯で不可!なんてことになるほどの
有名観光地ではなかろう、当日行けばいいやとの判断で見切りをつけて
西駅のマクドでコーヒーブレイクもせず折り返してきたという…。
でもなかなか大通り沿いには建物が見つからず、
戻りながら一筋入ったところに漸くそれらしきものを発見。
看板なんかもなかったけど、目の前に入っていく女の子がいたので
やれ間に合ったとばかりに息をきらしながら
「2パーソン!」とカウンターの兄ちゃんに言うと不審な顔をされ
どうやらチケット販売場所ではない様子に
「ここぢゃなかったんぢゃないの?」とクラノスケ。
「そんな筈はない!だって地図でみたらここしかないもん!」みたいな感じで
別の側の大きな入口を見つけて入場。
そして告げられたのは
「見学は9月からです」
「えええぇぇぇぇぇ~~~!」
『どっかに書いてましたっけぇぇぇぇ~?!』(崩れる心と立ち上る怒り)
仕様がないのでエントランス付近を写しまくって退場。
なんてことなの!とショックを受け暫く立ち直れずふてくされたわたくしですが、
気を取り直して移動。
次の国会議事堂の見学予約時間まですっぽり間が空いてしまったけど、
とりあえずそっち方面に向いて地下鉄へ。
地下鉄M1は名前からしてブダペストで一番古い路線。
建物もレトロ~。
名前の通りつり革。
1896年の開業でアンドラーシ通りの地下の浅いところを走っていて、
ここはヴェレシュマルティ広場駅は折り返し地点。
多分当時は技術的に川を渡れなかったのではないかと。
地上に上がったらジェルボーがあったので休憩することにしました。
エリザベートも御用達だったという1858年創業のカフェ。
この時は確か飲み物だけ。
ここでお土産を買うことはありませんでしたが
空港ではクッキーを購入いたしました♪
マイ・マノー・ハーズとランチタイム [中欧]
オペラ座前のアンドラーシ通りを1ブロックほど歩いて左折すると「マイ・マノー・ハーズ」。
2階は本屋さんでその上はギャラリーとか。
ギャラリーときいていたのでシンプルな造りと思いきや
思いがけないデコラティヴさに、寄ってよかった~♪
めちゃ好物♪
そして元のアンドラーシ通りに戻って更に1ブロック歩いて右折すると
ランチを予定してた「メンザ」に。
こちらもとても人気店ときいていたので早めに行って
「予約してないけど大丈夫ですか?」と尋ねたら、あっさりとテラス席へ。
付近の人も日常的にランチに来られてるような気軽なお店でした。
ハンガリー名物冷たいフルーツのスープ「ヒデグ・ジュメルチ・レヴェシュ」。
これはダークチェリーだったかな? 普通にお料理というよりスイーツ。
茄子で何かを巻いたようなのにパプリカとかチーズをのせたサラダ。
見たまんま予測通りの味で洗練されてて美味~♪
ダークチェリーソースのフォアグラ。
でかい!
夫々皮下脂肪と内臓脂肪が悩みの種のようなわたくしたちにとっては毒のようなものだけど
二日続けてでも全然平気なぐらい美味しく後悔のないハンガリーのフォアグラでした。
そしてコーヒーを頼まず、更に一筋先のオクトゴンの交差点のトラム停車場へ。
ドナウ・カーニバルの影響で
〇〇までしか行かないとかこっから先は運転休止だとかでごった返していましたが、
暫くすると状況が理解でき、
これが折り返す訳ねと次の入線してきた電車にのって西駅に向かいました。
近くに大きな中央駅があり、ガラス張りというところや前をトラムが走っているところなんかが
プラハとよく似てるブダペスト西駅。
レトロですが、トラムの停車場とは地下で繋がっていたりもします。
町中なのに貫禄十分な櫛型ホームの終着駅仕様。
で、目的はというと
「世界一美しいマクドナルド」。
ここでコーヒーを飲もうと。
なんかでもこの列を見てると次の予定に間に合わなそうでパス。
写真だけ撮ってまた元の停車場に戻ることに。
地元の人の生活圏の駅前といった印象でしたでしょうか。
聖イシュトバーン大聖堂とオペラ座 [中欧]
郵便貯蓄局から歩いて南下すると聖イシュトバーン大聖堂の背面側へ。
国内外からの観光客で賑わっていました。
敷地内を前に回り込んで入場。
とにかく「広い!」と「キレイ!」という印象?
1000年頃国の統一とキリスト教化を推進し、
列聖されたハンガリーの初代国王イシュトバーンⅠに因んで名づけられたのだとか。
1905は聖堂完成の年。
正面玄関階段前の広場。
それほど人がいるようにも見えないけど、
カメラを構えた画面手前の階段には遠足らしき一段とか団体観光客とか
とにかく世界各地からわちゃわちゃの人だかり。
続けて地下鉄でオペラ座へ。
下車駅はずばり「オペラ」。
オペラ座も改修工事中でしたが、元々無料のロビーエントランスまでは誰でも入場OKで
別にそれでいいや~と一応入館しておくことに。
手前の囲いはオペラ座のもので、建物はお向かいのドレクスラー宮殿、バレエ研究所。
大ホールの見学抜きでのガイドツアーは催行されていましたが
見学費がかさんできてたし、それほど強い興味があったわけでもなかったので
適当にロビーを見学したりミュージアムショップに行ったり。
午後にはこの日のメイン、リスト・フェレンツ音楽大学♡を予定してたし…。
うん、壮麗でした♪
自由広場付近のアールヌーヴォー建築 [中欧]
国会議事堂前のコッシュート・ラヨシュ・テールで地下鉄を下車し
議事堂とは反対側の方に向かうと自由広場が。
なんか記念碑的なもの(ソビエト戦争記念碑らしい)があったり、
WCのパブリックビューイング用の設えがなされていたりもしましたが、
予想外にこの周辺はアール・ヌーヴォー建築の宝庫!
ベドー・ハウス、たった今知った情報によると分離派の家具博物館になっているのだとか。
ディティールの可愛いことといったら!
これは何だかシントラのぺーナ宮殿のゲートを思いださせるような…。
調べたらアドリア宮殿とか?
(ブダペストには別途もう一つアドリア宮殿があり、そちらは現リッツ・カールトン(ル・メリディアン))
全然知らなかったけど内部もとても魅力的なようです。改めて検索してみようっと。
このエリアの目的はここ!郵便貯金局♪
レヒネル・エデンの代表作としてメジャーなのが
あの改修工事中で入場不可だった応用美術館と
開館曜日が限定されてる地質学研究所、
そしてここ。
ん~~入館不可な公算大で外観だけでもと思ってたのですが…
意外にもエントランスまで入り込むことは出来ました。
なんか引っ越し作業中みたいな感じでちょっとお取込み中だった??
ホルド通りを挟んだ向かいの商業施設の入ったビル。
ハンガリー国立銀行らしい?
うー、結局どこも入館できなかったということで…ちょっと残念。頑張ったのにね~。
前日から中央市場はじめ、街中が結構世紀末建築だらけでちょっと驚いてましたけど
個性的なのもけっこう存在することにびっくり!(ブリュッセルより多いかも?!)
プラハは事前にチェックを入れていたけどブダペストはレヒネルしか認知してませんでした~。
アドリア宮殿、今更ですがすっごく気になるww
夜のドナウ川クルーズ [中欧]
一時間足らずの休憩で再びグレシャム宮殿前。
さっきまでいたレストランのすぐ近くからナイトクルーズ船に乗ることに。
ホテルからはトラムで一駅、橋を渡って更に一駅…の場所なので
結局全部歩いたり乗車したり気分次第の距離でした。
もう9時を過ぎているのかくさり橋もライトアップ。
ディナー付きとかレストランでの食事やフォークロアショウ付きとか色々なツアーが
ありましたが、
一番メジャーそうなレゲンダ社の一番シンプルなのを
ハンガリー旅行代理店の日本事務所のサイトで予約。
鎖橋とエルジェーベト橋の間に乗船場があるのですが、川沿いに船着き場がずらり。
しかも、河岸はトラムの線路をくぐるような感じで一段降りた場所にあり、
道路の片側が線路の高架、川側は船着き場以外商店の一つもないような道路で
キチンと目当ての会社の場所を把握していないと
完全に落日してしまったら意外と心細くなるような場所でした。
他の観光客もいたからここでいいのよねって感じ。
9時半出発の1時間コース。
この季節は8時15分が始発で10時15分が最終ですが、冬場は6時半の1本になるようです。
飲み物とイヤホンガイド付き。
最初に北向きにちょっとだけ進んで桟橋を離れると南向きに進行。
折り返し地点までは朝の水上バスとほぼ同じコース。
ブダ側のブダ城や漁夫の砦側。
ブダペスト工科経済大学もライトアップ。
自由橋
ペテーフィ橋を過ぎて折り返してからのエルジェーベト橋、ペスト側。
ヴィガドー(コンサートホール)
鎖橋
国会議事堂
マルギット橋手前でUターンし、再び鎖橋へ。
これは下船後だったかしら。
長い一日どしたー。
ブダペストの黄昏 [中欧]
山を下りて鎖橋を渡ると正面にグレシャム宮殿。
ウィーンの分離派建築のように金色の装飾が。
現在はフォーシーズンズホテルになっていて、
今から思えばこと建築に関してはずうずうしいこのわたくしが(いえ普段も?)
なんで入っておかなかったのかと後悔。
なんでだろー、なんでだろー
しかも何度もこの前通っているのに。
予定では、こちらでアフタヌーンティーを頂くことにしてました。
でもニューヨークパレス行ったし、結構なお値段だし、
それよりブダペスト来たからには一度はフォアグラ食べなきゃという思いも強く…。
到着日にホテルフロントでレストランの予約をお願いしてみたのですが、
「あの店は人気で小さい。ブダペストはドナウ・ワールド・カーニバルなんだ」と
諦め顔であっさりと問い合わせすらしてくれなかったお店が「コム・シェ・ソワ」。
「ヨーロッパの予約客というのは8時とか9時の場合も多いから
それまでには出るということで早い時間に飛び込みで行ってみればいいのよっ」
という経験則でレッツ・ゴー♪
見事に予測は当たりました♪
可愛い前菜と
サラダと
スープ。アスパラガスだったかな。
めちゃお粗末な写真だけどフライパンでフォアグラ登場。
その場で盛り付けてくれ、林檎の上にフォアグラ。
サービスでデザートとトカイワインも。
クラシックな店内。
ギュウギュウ詰めのお店ですがどこをとってもなぜに人気なのかよーくわかるお店でした♪
そして一旦ホテルに帰ることに。
(今から思えばフォーシーズンズ、なぜに覗いてみなかったのか?!)
鎖橋を渡って戻り、先刻乗ったケーブルカー。
とりあえずホテルに戻り一旦休憩。
まだ続くのよっ。
ブダペストの昼下がり [中欧]
ロート・ミクシャ美術館前の道をずーっと突き抜けると
前日降り立ったブダペスト・ケレティ駅の側面へ。
もう来ることはないだろうと思ってあわただしく撮影したけど
24時間以内に来ちゃったワ。
地下鉄へのブダペスト名物超高速エスカレーター。
一度はバスで前を通り過ぎた筈の
ドハーニ街シナゴーグとロート美術館の丁度中間地点くらいにある
ニューヨークパレス・カフェを目指したのだけど、
地下鉄の駅から地上に出て反対向きに歩いてしまって行けども行けども見当たらず、
反対に向かったらあっけなく発見。
豪華な内装。
チーズケーキと…
わたくし、ハンガリー風だかなんかのアイスコーヒー。
どんなんかな~?という興味本位でオーダーしてみたのだけど…
ご覧のとおり赤い唐辛子がアイスクリームに突き刺さっていて
まあこれはどんな工夫がなされたスイーツかしらと思い一口かじってみたら…
そのまんま唐辛子やないかーい!な、
納得の出来ないメニューw
えと、スイカに塩とかぜんざいに昆布とかいうのではなく本当に取り合わせが理解できない
ただただ辛いだけの唐辛子!
たまには観光客らしいところにも行こうということで
名所の漁夫の砦を目指すことに。
自由橋対岸のトラム乗換地、ゲッレールト温泉のホテル前。
時間があったなら行きたかった場所~。
川沿いを北上するとセーチェニー鎖橋の袂にケーブルカー乗り場があり、
トラベルカードが使えなくてチケットを購入して乗車。
内装が木製のなんともレトロな車両で駅舎も鋼鉄ガラス張りのアールヌーヴォー風。
「王宮の丘ケーブルカー」という名があるらしく、世界で二番目に古いのだとか。
鎖橋を見下ろしたところ。
先に南側のブダ城側へ。
この兵隊さんはなんでしょう?
鎖橋と対岸
橋の対岸正面に位置するグレシャム宮殿、現フォーシズンズ・ホテル。
有名なアール・ヌーヴォー建築。
対岸北側の国会議事堂。
ありゃ、ブダ城(ハンガリー国立博物館・ブダペスト歴史博物館等)の写真を一枚も撮っておりませんでした。
疲れてたから入館もなし~。
まだまだ暑い中北側に向かって移動。
漁夫の砦は丁度ホテルの裏山に位置してて
川沿いを平行して歩くならトラムに乗るほどの距離。
マーチャーシュ教会に到着。
丁度閉まったとこ。5時頃だったでしょうか。
丘の上ではバスも通り、レストランやお土産物屋さん、郵便局もありました。
教会奥のヒルトンホテルの建物。
漁夫の砦の写真もないのかと思ったけど、辛うじてこんなのが。
対岸から見る景勝地のようで、内側はただの広場?
うーんちょっとテーマパーク的な感じがしないでもない建築物でした。
とにかく人がいっぱーい。
セグウェイ・ポリス
ロート(ロス)・ミクシャ記念館 [中欧]
グーグルで検索してみるとこんな感じのエリア。
印をつけた地図のコピーを片手にこの辺りにある筈…と行ったり来たり。
もうこれで見つからなかったら諦めるしかと思い始めた頃、
クラノスケが小さな入口を見つけ、「よく見つけたねー!エライ!!」(なぜに上からw)
ロート美術館、個人の方のブログで偶然存在を知った私的な記念館。
開館時間は14~18時。
扉を入ると一旦木漏れ日が眩しい中庭のようなところに出て、
普通のお宅のようなエントランスから入場。
すてきなインテリアの部屋でチケットを購入するようになってました。
最初はステンドグラス作家の美術館かと思っていたのですが、
モザイクや他の手法の美術品も多数。
住まいも鑑賞することが出来、芸術品のようなインテリアがとっても素敵~♪
好物な絵付けとケイム組みのステンドグラスが多数。
アール・ヌーヴォーとかアール・デコ系の図録で馴染みのあるモザイク画に
あっ、この作者だったのかー!
と、今更再認識。
写真に収めたい作品が連続して並んでいてもうキリがない状態w
そして照明の具合とかわたくしの腕ではなかなか綺麗に撮れてないのも一杯。
ま、こんな感じということで…。
一ステンドグラス作家の美術館として興味を持ったのですが、
セラミック・タイルのジョルナイ工房等とともに
レヒネル建築に関わったハンガリーの建築史上なくてはならない人物?!
改めて「ドナウの夢と追憶ーハンガリーの建築と応用美術」の図録を開くと
ワハハ~、目録に複数お名前が掲載されておりました。
HPではモザイク・メーカーとしての紹介もなされています。
旅行中はなんか知らないうちに彼が関わった建築を見てたようです。
ここでもシナゴーグ [中欧]
…ということで、気を取り直して一駅分戻ると、今度は地図通りに見つけることが出来ましたw
ルンバッハ通りシナゴーグ。ー工事中、残念!
少し離れたカスィンツィ通りシナゴーグ、こちらは大丈夫。
上階には上がれませんでしたが、訪れる人も少なく青と金の静かな空間に浸れました。
続いて訪れたのが、エルサレム、ニューヨークに次いで世界3番目の大きさといわれる
ドハーニ通りシナゴーグ。
ずば抜けて巨大で手荷物検査付きで入場料も高額。
言語別によるガイド氏の説明がありましたが、日本語はありませんでした。
敷地内を歩いて回ると疲れるほどw
道路向かいから撮った外観。デカい。
ここからバスに乗車。
シナゴーグ前のドハーニ通りから名前を変えたイシトバーン通りを北東に1.5㎞ぐらいでしょうか、
観光客が来ないような街中をバス停いくつか分を移動したのですが
バス停間の距離が短いかな~と思っていたら長かったりで
次?それともも一つ行ってみる?なんて迷ってると行きすぎで戻ることになってしまいました。
途中車窓からみた教会。
4,5階建ての凡庸な建物が並ぶ生活圏といった印象のエリアで
またまたこの辺りにある筈…と行ったり来たりすることになるのですが。
元々ひょっとしたらみつけられなかもしれないけど…との覚悟もあったその場所とは
…明日に続く~。
中央市場とか色々 [中欧]
そして7月5日の記事に書いた応用(工芸)美術館の工事中につき入場不可事件に遭遇!
外観を建物と同じ絵のシートにくるまれ、あ、ここも工事中なのかー、でも粋な措置やねと
好意的な眼差しで眺め、入口を探すこと暫し。
建物の3辺をぐるりと回り、わかりにく~い地味~な扉から入場。
そして告げられた入場不可の衝撃の事実。
うううっ極東から来たのに…( ;∀;)
ここに来たかったのは展示物より建物が目的でした。
かつて妊娠中で図録だけ取り寄せた展覧会「ドナウの夢と追憶ーハンガリーの建築と応用美術」で紹介されてた実物を見たかったのでしよね。
キモチだけ入口付近の館内撮影。
予定がなくなったので、行けたら覗いてみるつもりだった中央市場へ。
お土産の小さなカロチャ刺繍をゲットンできました。
二階にはスナック街も。結構な値段だけどボリュームもすごかった~。
階下の小さな舞台から音楽が。
ザ・プロなおじさんたちのハンガリー民謡なようなのの演奏。
これがっ…、超絶上手かった!!
ものすごっく情熱的で「宮川左近ショー」の三味線みたいに技巧的にも目を見張るものがあり、
終わったときは「ブラーヴォ!」と叫びそうになったけど、
人生そんな経験なかったから躊躇てしまったたワ。
日本の「ブラボー!」とは発音が違うような気がしたしw
でも周辺ではおっちゃんたちが連呼し、拍手喝さいでした。
劇場ならスタンディングオベーションでしね。
なんとも東洋人的な無表情で拍手するだけにしか見えなかったであろうわたくしですが、
涙をこらえるのに必死。
えーん、感動しましたー
わたくしってドラマチックでエキゾチックなクラシックが好きな子供だったのですよね。
「チゴイネルワイゼン」とか「ハンガリー舞曲5番」のような俗曲ぽいの。
馴染みがありすぎて大人になったら特に好きですというようなものではなかったけど
やっぱり良い~(涙)お好きだー(涙)
音を楽しむ…「音楽」ってこういうことを言うのね、鬼龍院さんっっ!
正面から撮っておけばよかった!な屋根の美しい市場の外観。
ジョルナイ製のようです。
陶器が有名らしいけど、わたくしにとっては屋根瓦とかタイル~。
トラムの停車場を挟んだお向かいのアール・ヌーヴォー建築。
ここからトラムで2駅ばかり移動して別のエリアへ移動。
車窓からクラナッハが収蔵されてる国立博物館の建物が見えたけど、ここの工事中は知ってたのよねー。
下車すぐの気になった、普通に会社やお店がはいってるような建物。
今知った情報によるとブダペスト初の集合住宅「アンカー・ハウス」なのだとか。
下車して目的地を探すのだけど全然見つからなくて
公園の中を突っ切ったりもしたのだけど、そもそも公園なんて地図にのってないし、
うーん、、この地図、間違ってる?古い??
歩いているうちに美味しそうだったので入ったカナッペのお店。
…気を取り直してとりあえずランチ。
ここでカウンターのおねえさんにきいて判った事実。
フハハ…一駅来過ぎてる…!www
歩いているうちに美味しそうだったので入ったカナッペのお店。
…気を取り直してとりあえずランチ。
ここでカウンターのおねえさんにきいて判った事実。
フハハ…一駅来過ぎてる…!www
水上バスでレッツゴー [中欧]
ブダペスト到着からフルに活用を開始した24時間乗車券で乗ったのは
地下鉄、トラム、トロリーバス、そしてドナウ水上バス。
2日目観光のスタートは水上バスで移動してみることに致しました。
ダイヤを調べ、下船地もちゃんとチェック、
乗船地は昨夜パラチンタを食べたバッチャーニ・テール駅のちょっと手前の筈なのだけど、
この川の両岸って船着き場だらけで、一体どの桟橋なのかわかんない~!
…と、迷いましたがなんとか見つけることが出来ました。
他のドナウ川観光遊覧船の乗り場が建物付きだったりするのに対し、こっちは地味だったワ。
水上バスとはいうもののテーブルや椅子席もあり、30分か60分間隔で運行。
左岸と右岸に寄りながらわたくしたちが乗った船は北から南へ。
セーチェーニ鎖橋をくぐったところ。橋の北側東岸に見えているのも船着き場。
西岸、ホテル背後の観光名所、漁夫の砦。
セーチェニー鎖橋の北側奥に国会議事堂の建物が。
漁夫の砦側遠景。
優雅な名前にも関わらずシンプルなエリザベート橋。
丘の中腹に見えるのは聖ゲッレールトのモニュメントだとか。
クラシカルな自由橋。
西岸にあるのはゲッレールト温泉。
洞窟やアールヌーヴォー建築のホテルが。
橋をくぐって東岸北側
西岸の美しいブダペスト工科経済大学。
色とりどりに装飾された屋根が特にカワイイ~。
ペテーフィ橋をくぐった東岸のボラロス・テールで下船。
ここはトラムだけではなくバス乗り場もいくつもあるような大きな乗換地で
通勤客みたいな人たちが列を作っておりました。
駅名でよく見かける「tér」(テール)とういのはターミナルみたいなものかと思ってましたが、
どうやら広場という意味っぽいです。
橋からの流れでそのまんま高架になってるトラム乗り場に上って本日最初の目的地へ。
ブダペスト初日 [中欧]
ブダペストはドナウ川を挟んで別の町だったブダとペシュトが1800年代後半に合併して出来た
中・東欧最大の都市で、
同じ頃で来た地下鉄って、
ユーラシア大陸初、世界ではロンドンに次いで2番目、現在は世界遺産なのだとか。
ドナウ川の西岸がブダで東岸がペスト。
旅行中はこの川ってどっちからどっちへ流れてるの??とややこしいままだったのですが
大まかにはドイツから黒海に向いて流れてるということなので、西から東の筈。
ウィーンからスロバキアに向かって流れ、
スロバキア/ハンガリーの国境となっているそうなのですが、
ブダペストの少し北で90度折れ、北から南にハンガリー国内を縦断しているようです。
その後もクロアチア/セルビア以下東欧の国境を形成しながら黒海に注ぐとか。
あ、なんかイメージが違うw
わたくしにとってドナウ川は
♪「青きドナウの岸辺に生まれた一粒の種 セーヌの岸辺に咲く美しいばらの面影~」
のアントワネットさま。
なのでドナウ川はフランス向いて流れてるのだと思ってましたw
黒海向いてたとはとっても意外~。
パラチンタ屋さんからはぶらぶら歩いて帰ったのだけど
頼みにしていた隣のスーパーは改装中のようでした。
確かホテルの裏手にコンビニがあった筈と思い出したのだけど
個人商店のような小さなそれらしきお店を見つけることは出来たものの鍵がかかっていて
地元の人に「閉まってるよ」と声をかけられたのだけど灯りはついたまま。
あちゃーとか思ってるうちにご店主がどっかから戻って来ました。
大都市なのに生活感が垣間見える個人商店っぽいところってなんかお好き。
以前もリスボンの都会の中華料理店のテーブルで子供が勉強してるのを見たことがありますけど
なんかノスタルジックなほっこりさを感じてしまうという。
昏時の対岸の国会議事堂。
パラチンタを食べに行くときだったから午後8時頃?
こちらはもう食べて戻って来たときだったでしょうかね~。
9時を過ぎると刻々と暗くなってきて、あちこちでライトアップも。
下流(南)側のセーチェニー鎖橋
とっぷり。
そして翌朝、ホテルの窓から。
この日も観光が始まるわけですが、
なんとっっ、スーツケースを開閉できなくしてしまうというハプニングが!!
ザルツブルクを出るときにブダペストで使うものとそうでないものに分けていて、
片方のスーツケースを閉めるときにバンッって力任せに閉めたら
ビヨ~~ンとバネのようなものがふっ飛び、鍵部分を壊してしまいました。
ひょえぇぇ~~、閉まらなくなってしまったワ~と焦って部品を戻して閉めてみたところ、
今度は開かなく…!
あ、わたくしっておバカ。。。
幸いなことに使わないものを入れてた方。
このスーツケースは数年前買った安物だったので
ま、新しいのブダペストで買ってこれは工具を借りてこじ開けここに捨てて行こうと決心したのですが
別に用がないんだったらもうこのまま持ち帰ればいいんぢゃとのクラノスケの言葉に
あ、それもそうかと。
因みに帰国後鉄ヲは直してくれました。
でもやっぱり鍵部分なのでちょっと心配。
国内での短時間の移動に限って使用しています。
昔買ったもう一方のはそういうトラブルはないのだけど
持ち手とかボディの角とか、そういう部分は劣化してきておりますわよねぇ。。。
でも内部はすごーくキレイな紫でロックするのもシャッと鍵をスライドして突っ込むだけなので
愛着があるのでしよね。(この時代に持ちを長く引っ張りだせるタイプじゃないというw)
今時のがすごーくすごく軽量になってるならすぐにでも買い替えるところなのですが
ファスナータイプでなかったら、大型の場合それほど変わらないのが実情かと。
(凄く高価だと存在するかも)
ブダペストへ [中欧]
ザルツブルクからブダペストへは5時間余りの列車の旅でした。
この切符をネットで買うのにインドのヴィザ申請並みに鉄ヲまで巻き込みどれだけ大騒ぎをしたかw
まずは旅行会社の担当ではないおねえさんとの会話で
とんでもない街はずれに行ってしまう列車があると知ることが出来、
下車駅を「ブダペスト・ケレティ(東駅)」に間違わず選択するキンチョー感。
(ザルツブルクもブダペストも名前が付く駅が複数あるのでしよ)
そして早割りみたいなのが有効な日での購入。
英語翻訳の画面を睨んでの日本語に訳しての手続き…。
こうやって書いてみるとなんてことなさそうに思うのだけど
この時は
えーっ、早割なのになんで料金上がってんのよ!…あ、二人分か=3
これは何?!…あ、窓際、通路際かとか
カード決済できない!…えっ誰かのブログにセキュリティ度が高いカードだとできないことがあるって書いてるって?別のカード別のカード…ほぼ使ってないこれはどうだっ?!
みたいな感じで肩に力を入れててんやわんや…。
そしてスマホ操作に関しては自信のないわたくしは今でもダウンロード→プリントアウトで持参派w
でもネットのお陰で本当に便利になったものです。
ブダペスト東駅。
1800年代後半に建設された駅舎で、ポワロ映画にでも使えそうなドラマチックな終着駅感が。
午後6時半頃。
外はまだ明るいけど、画像奥のインフォメーションが閉まってないか不安だったので駆け込んだけど
交通機関のフリー乗車券を購入しようとしたら観光施設の入場券や割引券付きのブダペストカードしかなく
すんでのところで高価な方を購入するところでした。
駅のタクシーは評判が良くないらしく、
地下鉄&トラムでホテルへ向かうことに。
治安上不安を覚えるエリアで、クラノスケにせかされたけど(目の前でモメてたし)
もう来ることはないだろうと思って美しい外観を撮影。
エレベーターで降りた地下はすっきりきれいでガラス張りのインフォメーションでは
難なく目的の乗り放題チケットを購入することが出来ました。
そして地下鉄にも難なく乗れたけど…、
恒例、どっち行きかわからないトラム・トラブルに遭遇し、
重いスーツケースを持っての3段くらいある階段付きのトラム乗・下車を無駄に2度ばかり経験したという。。
(地下鉄の上でトラムが交差するような乗換駅だったのだけど、90度違う方へ行ってしまったワ)
ホテルはトラムの停車場から道路を渡ってすぐの「ヴィクトリア」~♪
1フロアに3部屋ずつくらいしかないこじんまりとしたホテルで
ブダペストに泊まるなら川沿いよね!&トリップアドバイザーですんごい上位だったことから
ここしかないとばかりに選びましたが、
こちらは観光客が観光にやって来るだけの王宮側で、
飲食店や他の観光施設、繁華街等は対岸側がメインだったようです。
トラム一駅の「バッチャーニ・テール」駅前。
軽く晩御飯を食べることに。因みにこの日のランチは車内でお菓子でした。
「パラチンケン」、ハンガリーでは「パラチンタ」。
クレープの皮好きとしては外せないメニュー。
24時間営業の老舗として有名な「ナジ パラチンターゾーヤ」。
右のお店
内装もレトロ~、、、だけど、多分出来た当初はすっごくモダンだったかと。
一階のカウンターで注文したものを受け取ると、アール・ヌーヴォー風の螺旋階段で二階席へ。
食事系と甘い系を注文。確かこの後も追加したような。
(この日の野菜摂取はホテルの朝ごはんと野菜チップスだけだったワ~)
お城を探索の続き [中欧]
湖と庭ともこれでお別れ~。
映画「サウンドオブミュージック」でトラップ邸の庭として印象付けられたこちらですが、
先に映画を見ていたらどんな感じだったでしょうね。
わー、映画そのまんま!とか思ったのかも。
主人公が子供たちとボートで騒いでたり、ひっくり返ってびしょ濡れにになったり湖は
ヘルブルン宮殿に移設されていたガラスの東屋とともに
誰もの記憶に残されてしまうほどの象徴的な場所のように思えます。
多分…、映画を見た60年代のアメリカ人たちは
おとぎの世界のようなザルツブルクを訪れたいという気持ちを抑えることができなかったのではないかと。
出発の準備を完了し、待ち時間に再度館内巡り。
野の花のイメージのあるホタルブクロもここでだと優雅な印象に。
一階に礼拝堂を発見しました。
エントランスすぐのホール。
湖側に出られます。
以前訪れた時、降り立つだけにとどまるようなツアーで通り過ぎるように眺めるだけのまちだった
ザルツブルクをゆっくり見るのが目的でしたが、
ハルシュタットの情景と、お城ホテルの美しさに感動を覚えるとても素晴らしい滞在となりました。
…と感動の締めくくりの筈が、
予約していたタクシーがなかなか来ずにジリジリ。
再度電話を入れてもらってちゃんと間に合いましたけど。
お城を探索 [中欧]
大広間の隣は図書館になっています。
こちらも負けず劣らず麗しい…。
二階へ上がる階段があるに違いない筈でですが、探しても見つけることは出来ませんでした。
リネン室のようなところに出る階段はあったのだけど。
隣室の書斎。
歴代のご当主は窓辺で読書をなされたのでしょうか。
多分…今から思えば暗いですよね。
棚の扉の裏にも絵が。
図書館のお隣の部屋もセミナー室等として使われているようで、「中国の間」とのこと。
窓から入る明るさは同じようなものなのだろうけど、内装の色によってこちらの方がずっと明るい印象。
シュガーケーキみたいな天井装飾。
ウェディングケーキのようなストーブ。
食堂を通り過ぎ、階段ホールを挟んだ反対側のヴェネツィアの間へ再び。
全体に暗いというかわたくしの腕とカメラではキレイに撮りにくい状況で、
昨日撮っておいて良かった~と思うとともに、
もっと撮っておけば良かった~との後悔も。
開いてる部屋もあれば閉まってる部屋、使われてる部屋もあって
二泊する場合でも撮れるときに撮っとかなくちゃが教訓でした。
続きはまた次回~。
一夜明けて [中欧]
嵐の翌朝はまだ小雨が降ったり止んだりするような状態で、傘を借りて大広間での朝食へ。
とりあえず朝の湖。
昨日とはまた違った表情。
建物内も少々薄暗い感じ。
でもこれはこれで味わいが。
中欧の朝食では生野菜のサラダっぽいものがそれほどポピュラーではないらしく、
こちらではこれだけでもまだあった方。
写真左下の植物(カイワレとかアルファルファのような類)はハサミでカットする方式。
ハムやチーズの類は種類が豊富。
一番の野菜供給源となったトルティーヤみたいなの。
すっごく美味しかった。
地元のお菓子、クグロフも。
(マリー・アントワネットが愛したドイツ語圏の郷土菓子として有名ですが、
今ちょっと検索してみたら発祥はロレーヌ地方だとか。
ロレーヌ地方といえば、「最後の授業」で有名なアルザス・ロレーヌの国境問題の舞台というイメージが強い場所ですが、先頃読んだ「ベルばら」12巻で、アントワネットの母・マリア・テレジアと父・ロレーヌ公の恋バナで、婚姻に伴うロレーヌ領有権についてのいきさつを知ることとなりました。
アントワネットにとってはお父様の故郷のお菓子ということだったのですね。)
今ちょっと検索してみたら発祥はロレーヌ地方だとか。
ロレーヌ地方といえば、「最後の授業」で有名なアルザス・ロレーヌの国境問題の舞台というイメージが強い場所ですが、先頃読んだ「ベルばら」12巻で、アントワネットの母・マリア・テレジアと父・ロレーヌ公の恋バナで、婚姻に伴うロレーヌ領有権についてのいきさつを知ることとなりました。
アントワネットにとってはお父様の故郷のお菓子ということだったのですね。)
今回はお料理に近いテーブルを選びましたw
麗しの食堂。
でも一応テラスへ出て周辺の風景を。
晴れた日は見る人を浮き立たせるような庭園もしっとり落ち着いた表情。
嵐の夜 [中欧]
この三連休、漸く「サウンドオブミュージック」のDVDを借りました。
このタイミングでやっと?といった感じなのですが、あ、このブログも丁度ザルツブルク。
神の差配だワww
(これが最初ネットで借りるとかいってパソでダウンロードしたのをテレビ画面に繋げる準備をしたりしたのだけど、ディスク購入しても安いとかなって、でもツタヤの店頭でもレンタルできるとか言い出して、結局図書館で予約w)
宿泊ホテルの外観と外周辺はトラップ家だし、
ザルツブルクと近郊名所もあちこちに。
そしてこのミラベル庭園も。
緑のトンネルをダンスしながら駆け抜けて写真を撮ってるカップルがいたので
真似してみたりしてみたのですが(全然ダメだったw)、
おおこのシーンだったのねーと確認できたりw
灼熱のお昼とは違い、ツアー帰着後の6時過ぎはお散歩にも適した落ち着きが。
やっぱりこんな雰囲気がお好き。
お花の雰囲気も撮影当時(1964年)と何ら変わってないように見受けられました。
文化財保護法みたいなので変えられないんだろうけど、変えると映画ファンから苦情がきそう?
水芸の彫像?w
画面の色も涼し気。少々暗目ではありますが。
ザルツブツクの彫像は拉致かこん棒振り上げてるのか腕を付き出してるパターンが多いような。
夕食はホテル近くの前夜とは別のレストランに行くことにしました。
でも、日曜だったせいでお休み!
少し離れたレストラン(日曜は8時閉店)にも足を延ばしたけど
7時半を過ぎてたため食材がないからとか丁寧にやっぱり断られ、
仕方がないので前日と同じレストランに行くことに。
クラノスケが歩くのしんどそうだったのでレストラン方面への道の角で待っててもらって
ホテルに戻って予約を入れてもらうことにいたしました。
でも8時半しか予約がとれないというのでそれはそれでOKだったのですが
クラノスケを迎えに行かないといけないのかと面倒くささを覚えてると
待ってるのは手持無沙汰だったのか雨がぱらついてきたせいか
ラッキーなことに後を追うように戻ってきてくれてしばらくホテルで休憩。
でもこの間、なーんかややこしい空具合に。
レストランはホテルの関連施設という訳ではないようですが
昔々は宮殿の一部だったような場所で、
フロントかどこかでウェルカムドリンクを頂けるとの情報を目にして
ホテルから予約の電話を入れてもらったというのもあるのですが、
前日の様子から、特に日曜の夜なんて予約なしでは入れないような気がして
少しは提携関係のありそうなホテルの力に頼った風なところも…。
お陰様で時間通りに到着後は早速テラスの席に案内して頂きそうになったのですが、
いつ雨が降ってもおかしくないようなお天気具合だったので、室内のテーブルを希望いたしました。
そしたら…室内はガラガラ!w
この季節はテラス席じゃないといけないみたいに思われてるようです。
(確かにヨーロッパには短い夏を思いっきり楽しもう的なところが)
本当にここでいい? お好きな席をどうぞ! みたいな感じで、
これなら何時でもOKだったじゃないとw
暫くすると案じていた通り雷鳴轟く嵐になり、ひょえええ~~!
他のお客さん方も逃げるようにこちらへ。
普通のサラダ
魚のスープ
野菜とカレーマンゴーソースのタリアテッレだっけ
レディステーキ
パラチンケン(=パンケーキ クレープの方が近いと思うけど)
窓から派手に光る稲妻と豪雨を見上げながらのディナーでした。
小降りになったところを裾をたくし上げるようにして湖畔をホテルに帰還(5分足らず)
正直うへ~~~ん!と這う這うの体でしたがまあそれも今となっては。
マダムは「昨日も来てくれた?」と憶えてくれていたし、
他のスタッフさんも良い感じだし、
もちろんお料理も美味しかったし
ロケーションもとても素敵なレストランでした。
瀟洒な建物の雰囲気の割には地元の家族連れも見かけたし、
ウェディングパーティーなんかもされるようで、
格式張ってはいないけど洗練されているという印象。
ザルツブルクの思い出を更に美しく彩ってくれましたワ。
ハルシュタット湖 [中欧]
ケーブルカーを下りて、湖まで5分程度だったか歩きます。
周辺には普通の民家が。
今でも薪を使っているようです。
ハルシュタットもその昔ツアーで訪れた筈なのですが、
少しばかりの下車時間にお土産物屋さんに入ったりして終わるような感じだったでしょうか。
お土産店を出て湖周辺を1人で写真を撮った記憶があったのですが、
実際湖畔を歩いてみると、かすかな残されていた記憶の場所とは…違ってましたww
ブリエンツとごっちゃになっていたみたい?
まあでもみんなこの景色には見覚えが…というより
結構有名なスポットで、知らない間にあちこちで何度も目にしてるかと。
多分カレンダーのような類で。
ほれほれこんな感じ。
絵になってたりとか、パッケージ類なんかに印刷されていたりとか。
山頂から見た覚えのある対岸の建物。何なのかは不明。
お土産物屋やレストランが並ぶ湖沿いの道をどんどん北側へ。
ツアー観光客は大体この辺りでUターンしていきます。
このときまでは自分の記憶している(ブリエンツだったけど)風景がまだ存在すると思っていて、
違うわーと確信した場所。
湖に出っぱった小さな公園のようなところで持参したおかしのおやつタイムというかランチ代わり。
わかりづらいけど、写真のテーマは「スワンボート(左奥)とスワン」
花のこぼれる窓際からはアルプスの裾野感が。
少し早めにバスが待っている筈の広場に戻ったのですが、周辺には該当バスがなく、
スーパーでお土産の塩を買ったりして待機。
ホンマにこの時間でよかったんかいなと不安になっていたところ、
時間ギリギリに漸くバスがやって参りました。(駐車場いっぱいだったのね)
帰りの車窓から。
ミラベル宮殿前に到着。
降りる前にバス内のあちこちからチャリンチャリンと音が聞こえてきて
はっ!これはひょっとして…とクラノスケにチップの用意伝えたのだけど
昔ツアーの最終日にバスの運転手さんに渡した経験がなければ絶対気づかなかったかと。
そっかー、ガイドさんにもチップが必要だったのねー。
運転手さんとは分け分けするのねー。
レストランやタクシーだと意識してたけど、観光バスって路線バスと同じに考えてたワ。
クラノスケはハルシュタットの風景に心を洗われたようで…。
確かにわたくしと一緒だと街の建築物ばかり続いてたので、
たまには自然を折り込んどいて正解だったようです。
お天気にも恵まれていたから、綺麗でした~
このときまでは自分の記憶している(ブリエンツだったけど)風景がまだ存在すると思っていて、
違うわーと確信した場所。
湖に出っぱった小さな公園のようなところで持参したおかしのおやつタイムというかランチ代わり。
わかりづらいけど、写真のテーマは「スワンボート(左奥)とスワン」
花のこぼれる窓際からはアルプスの裾野感が。
少し早めにバスが待っている筈の広場に戻ったのですが、周辺には該当バスがなく、
スーパーでお土産の塩を買ったりして待機。
ホンマにこの時間でよかったんかいなと不安になっていたところ、
時間ギリギリに漸くバスがやって参りました。(駐車場いっぱいだったのね)
帰りの車窓から。
ミラベル宮殿前に到着。
降りる前にバス内のあちこちからチャリンチャリンと音が聞こえてきて
はっ!これはひょっとして…とクラノスケにチップの用意伝えたのだけど
昔ツアーの最終日にバスの運転手さんに渡した経験がなければ絶対気づかなかったかと。
そっかー、ガイドさんにもチップが必要だったのねー。
運転手さんとは分け分けするのねー。
レストランやタクシーだと意識してたけど、観光バスって路線バスと同じに考えてたワ。
クラノスケはハルシュタットの風景に心を洗われたようで…。
確かにわたくしと一緒だと街の建築物ばかり続いてたので、
たまには自然を折り込んどいて正解だったようです。
お天気にも恵まれていたから、綺麗でした~
ハルシュタット観光へ [中欧]
12時45分集合のハルシュタット湖行きの英語バスツアーに参加しました。
英語…不自由ですがなんとかw
ミラベル宮殿向かい、聖アンドレ教会の隣がパノラマツアーズの集合場所。
途中の車窓から見たきれいな湖。
多分フシュル湖。
こちらは停車して、5分ばかり時間を取ってくれた撮影スポット。
多分ヴォルフガング湖。
下に見えているのは湖北側の町、ザンクトギルゲン、多分。
バスは湖に沿って南東へ。
車窓から撮った湖中程のおそらくザンクト・ヴォルフガングの町。
左端の教会はザンクト・ヴォルフガング教会、多分。
湖沿いには処どころ観光の要所と思しき町が点在してましたが、
最後に一番賑やかな町が現れて、それがハルシュタット。
地図で見ると南北に長い湖の南端寄りにある町でした。
観光案内所やスーパーのある駐車場で降ろされ
希望者(ほぼ全員)はガイド氏の引率でケーブルカーで山上の見晴らし台に行くことに。
何か説明があったような気もするのですが、
正直二人ともあんまりよくきいていなかったww(寝てたのか長すぎてだれてたのかも?)
下車してからガイドさんに集合時間を尋ねたら4時50分…だっけかな?
一旦は納得したものの、中途半端だし、なんか遅すぎるような気がして不安になって
後から同じツアーの東洋系のお客さんにも確認。
「4時50分?4時15分じゃないですよね?」と、ややこしかったようなフリしてww
ハルシュタット湖周辺ではファイブフィンガーという絶景(絶叫?)展望台が有名らしいですが、
こちらもかなりコワイ「スカイウォーク」。
地元紹介サイトから勝手に拝借
湖に出っ張ったような見晴らし台から足下の景色を堪能できますww
鏡のような湖面~。
観光船もいくつか。
対岸のオーバートラウンの町。鉄道もあるようです。
山頂にはカフェもあるときいてたのと
朝ごはんをたらふく頂いたこともあって
出発前にはランチをとっていなかったのだけど…。
あまり美味しくないとの情報を得、下山しました。
ザルツブルク旧市街 [中欧]
昨日乗車が出来なかった馬の水飲み場前のバス停で下車し、
一筋川沿いに入ったメインストリートのゲトライデ通りへ。
デコラティヴなアイアンの看板が。
奥に見えるのは聖ブラジウス教会。
お店のショウウインドウには民族衣装が。
こちらはメンズ。
路地というよりトンネルのような小さなパサージュがあちこちにあって
中には扉のあるものも。
有名すぎるほど有名なモーツァルトの生家。
前行ったしー、ま、クラノスケははじめてだしーみたいな感じで4階の入り口まで上ったら
チケット売り場は一階だと告げられましたw
昔よりも展示が充実していた気が。
いくつかオペラの舞台の様子も展示されていてこちらは楽しめました。
次第に観光客も多くなってきた道をレジデンツへ。
広い中庭を囲んだ大きな建物で、人もまばら。
ギャラリー階と大広間階かあって、正直疲れるほどひっろーい!
3階展示室は撮影禁止だったため
隣接して建っている大聖堂に向かう通路上ではじめて撮影。
レジデンツ上階と大聖堂の背面上階が繋がっていて、
共通チケットのため行き来可能になっています。
奥の建物はザルツブルク博物館となっている新レジデンツ。
大聖堂は流石大聖堂!な内陣で、撮ってよかったのかいけなかったのか不明でしたが
検索したらみんなあげてるので多分OKだったかと。
宗教宝物博物館の方は撮影不可でした。
レジデンツに戻って来て、多分撮影OKだった筈のホールエリア。
中庭をぐるりと囲むようにして大司教の豪華絢爛な宮殿広間が続きます。
「カラビリエニの間」
「騎士の間」
「会議の間」
「控えの間」
「謁見の間」
「護衛の大広間」
「玉座の間」
かなり疲れてきたのでなんでもいいからもう出たい~と思って外に出ようとすると
親切にも展示室は見て行ったのかみたいに呼び止められましたw
まだ見てなかったとしてももういいwww
大聖堂のファサード。
それほど権威的でもなく意外とシンプル。
レジデンツからすぐのところにある
広場やアーチで連続している路地に面したフランツィスカーナ教会。
もう間断なく繋がってるという感じで、どっち向きに歩いてるんだか自覚できないというw
とはいえ川辺にさえ出れば分かり易いザルツブルクの街。
有名な橋もいくつか。
モーツァルト小橋はちょっと遠くて遠景だけ。
クラシックな造りの鉄橋のようです。
愛の南京錠が鈴なりのシュターツ橋。
マカルト小橋を渡るとホテル・ブリストルや三位一体教会があり、
振りむけば旧市街と前日行ったホーエンザルツブルク城塞。
正午が近づくにつれだんだん暑くなってきて、ミラベル庭園を楽しむ余裕もなく、
観光バスの乗り場を確認した後はミラベル宮殿に入りました。
創建当時の雰囲気を伝えるという「天使の階段」。
明るく瀟洒な雰囲気の宮殿ですが、やっぱりこれもグロッタ趣味?
貝殻系がお好きなようです。
大司教様が愛人のために建てた宮殿で、一度火災に遭ったものを修復したのだとか。
現在は市長公邸として利用されており、一部のみ公開中とのことです。
有名らしい「マルモーア・ザール(大理石の間)」。
それほど権威的でもなく意外とシンプル。
レジデンツからすぐのところにある
広場やアーチで連続している路地に面したフランツィスカーナ教会。
もう間断なく繋がってるという感じで、どっち向きに歩いてるんだか自覚できないというw
とはいえ川辺にさえ出れば分かり易いザルツブルクの街。
有名な橋もいくつか。
モーツァルト小橋はちょっと遠くて遠景だけ。
クラシックな造りの鉄橋のようです。
愛の南京錠が鈴なりのシュターツ橋。
マカルト小橋を渡るとホテル・ブリストルや三位一体教会があり、
振りむけば旧市街と前日行ったホーエンザルツブルク城塞。
正午が近づくにつれだんだん暑くなってきて、ミラベル庭園を楽しむ余裕もなく、
観光バスの乗り場を確認した後はミラベル宮殿に入りました。
創建当時の雰囲気を伝えるという「天使の階段」。
明るく瀟洒な雰囲気の宮殿ですが、やっぱりこれもグロッタ趣味?
貝殻系がお好きなようです。
大司教様が愛人のために建てた宮殿で、一度火災に遭ったものを修復したのだとか。
現在は市長公邸として利用されており、一部のみ公開中とのことです。
有名らしい「マルモーア・ザール(大理石の間)」。
出かける前に [中欧]
バスツアーの出発は午後だったのですが、
その前に旧市街の観光をしようと思っていたので、
準備万端でホテル近くのバス停前に出たところ丁度バスが。
でも、このバスでいいの?こっち向きので大丈夫??と戸惑っていると
乗らないと判断したのか扉を閉じてバスは行ってしまいました。
でもバス停って道路の向かい側に一つあるきりで、他には…。
そこで気づいたのが
あ、この道って一方通行!!
さっきのに乗れば良かったんやん!
…ということで次のバスの時間までホテルに戻り庭園撮影。
う、うつくし過ぎる~
ここだけ見たらまるでイタリアなのだけど。
ペガサスの彫像付き。
この辺りの素朴で愛らしいメルヘンちっくぽさが中欧らしさ?
イタリアだと多分シュールなカクカクした悪魔的なのになると思うw
爽やかな山が近くに迫っているのもいい感じ。
ロンバルディアってこんなかしら?
ガーデンはそれほど大きくないけど、
湖に沿って林苑が続きます。
こちらは宿泊棟で、チロルっぽいラブリーな造りです。
自転車もラブリー。
ホテルの門。
閉まっている場合はインターホンを鳴らして開けてもらいます。
数十分後次のバスに無事乗れて、市街へ。
お城の朝ごはん [中欧]
別館宿泊ですが、朝食は本館のお城の広間で頂けます♪
移動前にお庭でちょこっと撮影。
対岸の昨夜のレストラン。
たまたま数席しかないテラスのテーブルが空いていました。
お庭と湖を眺めながらあっさごっはーん♪
朝食会場は2階だったのですが、3階に上ってみると…
見下ろせます♪
こちらが朝食会場の「大理石の間」!
窓からはホーエンザルツブルク城が望めます。
再び二階に下りて、近くの部屋もちょこっと覗いてみると…
~~~!
鏡とギヤマンの間~?! と、思ったけどちゃんと「ヴェネツィアの間」という名があるようです。
こちらにも陶製のストーブが。
今時のテーブルがちょっと残念。
隣の小部屋に続く扉の絵画がいい味。
一階エントランスの天井。
大広間。
奥には湖へ通じる出入口があります。
この日はこの後バスツアー参加の予定があったのと、
わたくしまだすっぴんだったのでこのくらいで。
お城探索はまた明日~。
ディナータイム [中欧]
ホテルに戻って夕食に出かけることにしました。
町の外周のようなところで、新興住宅地の外れに野原と湖に挟まれてホテルが。
それが、ここ、シュロス・レオポルドスクローン城♪
「シュロス」はお城とか宮殿、「クローン」は王冠という意味だそうで「レオポルドの王冠城」。
ただし、こちらの建物はスイートとか広間のみで、スタンダードな客室は別館となります。
残念ながら別館滞在w
レオポルドは18世紀の大司教とか。
ただし、こちらの建物はスイートとか広間のみで、スタンダードな客室は別館となります。
残念ながら別館滞在w
レオポルドは18世紀の大司教とか。
湖周辺のレストランを3つばかりピックアップしてたのですが、
お天気もよかったので外のテラスで食事のできるレストランに行ってみることにしました。
読み方は「ヴァイヘルヴィルト」でいいんでしょうか。
お城の対岸の瀟洒な建物で、行って見たらテラスはほぼ満席。
予約で一杯のようでしたが、予約の入ってる時間までにということで案内して頂けました。
ビーフ・ブイヨン。セモリナ団子か麺を得選べます。
サラダとガーリック海老
笑顔のステキなマダムがテキパキと仕切っておられました。
HPを見たらどうやらシェフの奥様みたい。
食べ終わった頃には流石に日も傾いていてお城も綺麗な黄金色。
昔ツアーで訪れたときザルツブルクに宿泊の翌朝
ツアー開始後最初に下車した記念撮影スポットだったのですが、
顔が真っ黒な写真しか撮れてなかったという苦い思い出が。
白亜のお城と湖がそれはもう神々しく光輝いていて、チョー逆光w
もちろんお城は外から見るだけだったのですが、多分公開もされていなかったと思います。
因みにこのお城外観は「サウンドオブミュージック」の映画で
物語の舞台となったトラップ邸として使用されているそうです。
かわいいホテル別館前の庭にてコーヒーを。
(チェックアウトのときチョー高かったことが判明w)
さっきまで居たレストランとテラス席。
これで午後9時頃だったでしょうか。
なんか旅行中初めてまったりできたような気がしました。
聖ペーター教会からコレーギエン教会 [中欧]
ケーブルカーで下りて来ると広場への路地を行かず、聖ペーター教会の墓地へ入りました。
逢魔が時にええんかいなと思いつつも墓場撮影。
なんか雰囲気明るく煌びやかだし。
アイアンワークは旧市街のお店の看板の伝統の影響?
元は修道院があった場所で12世紀にロマネスク教会が建てられ
後にバロック・ロココ様式に改築されたのだとか。
お花もキレイ。
山肌に見える窓は多分カタコンベ。行かなかったけど。
聖ペーター教会に隣するマリアーツェラー教会。
聖ペーター教会の表側。
教会内部。
調度ミサの終盤で、後ろで暫くそーっと待機。終了後に撮影。
内部がロココってことでしょうか。
バロック風の教会が続き、コレーギエン教会の裏側。
岩盤をくり抜いて造られた祝祭大劇場の前を通って馬の水飲み場へ。
ここでちょっとハプニング。
この日は駅到着後早速インフォで24時間有効のザルツブルクカードを購入し、
ヘルブルン宮殿行きのバス乗車からフル活用。
馬の水飲み場前のバス停からホテルに戻ろうとして、
道路向かいの大きなバス停に時刻とか向きとか確認に行っていたら…。
えっ!6時43分(だったと思う)が最終?!
あっ!あそこに待ってるバス?!
待って!待って!と信号の変わるのをイライラしながら律儀に待ってたのだけど
願い虚しくバスはぶぅ~っと出発。
自己責任で渡ってしまってたらよかったぜと後悔。
昔情報ですがオーストリアはユーモアのある緩いお国柄というのを思い出しました。
しょうがないからその辺りをぶらぶらしてタクシーで帰ることに。
近所のレストランではこれから結婚披露宴が始まるような様子で
流石ジューン・ブライドの季節だと。
(お天気が良いという他にも日が沈み切るのが遅いというのもあるのでしょうね)
コレーギエン教会、表側。
ザルツブツク大学の付属教会なのだそう。
丸窓がいかにも中欧らしいバロック教会感を印象づけてるような気がします。
内部はこんな感じでお米に関するアート展が催されてました。
椅子等を取り払った広々とした床にお米のアート展示が広げられています。