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一旦休憩 [中欧]



この日の朝、すでに乗り慣れた感のあるホテル前のトラム停車場で待っていると
一人のハンガリー青年がやってきて英語で訳のわかんないことを…。
えー、何?何言ってるの?
必死で何かを伝えようとしているようなのですが、んん?何?わかんない~!
「ごめんなさい、理解できないワ」と言うと諦め顔で立ち去り
クラノスケは不審者ではないかと疑っていたようですが…
暫く待ってもトラムは来ず、
気付けば時刻表には貼り紙が。

通りがかったお兄さんに「きょうはトラムは走らないの?」と尋ねると
貼り紙をみて「きょうは走る」
でも改めて読み直し
「あ、ダメだ、きょうは運行してない、ここから停車場一つ行った先に…云々」

ということで、情報を総合すると
ドナウ・カーニバルの準備のためきょうからこの区間はトラムは運行休止。
というようなことでした。

さっきの伝えようとしてくれてた兄ちゃん、英語力不足でごめん、ありがとう~~。

これで出発前からの疑問も氷解。
グーグルでブダペスト・ケレティからホテルのルートを検索したとき
北側ルートの地下鉄だとバッチャーニ広場でトラムを乗換、1駅南下すればいいだけなのに
表示されるのは南側ルートの地下鉄で聖ゲッレールト広場乗換で3駅ほど北上するルートばかり。
しかも強引に北側ルートにすると地下鉄駅から徒歩10分みたいなのになってしまうという…
一体どういった事情が??

実際来てみたら何の問題もなく、やっぱり北側ルートの方が近いような?!
と思っていたのですが、
検索した頃は運行休止期間がアバウトに設定されていたということでしょうか。

帰りにトラムの線路を見たら運行休止ばかりか立ち入り禁止。
川沿いには観覧席がセッティングされておりました。
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ホテルでは2階奥のホワイトミュージックホールで
夕方の一時間ほどですがアフタヌーンティーをいただけます。
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クッキーとコーヒー、紅茶程度がセルフサービスで並べられているだけですが
現代的な建物の奥にこんな部屋があるなんて嬉しい♪
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イベントや会議、パーティ会場として使用できるようです。
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ホール手前のラウンジ。
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右奥にはサロンもあるようです。
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元々は有名なヴァイオリニストで作曲家、指揮・教育者としても知られている
イェネー・ハバイの邸宅だったそうです。
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世紀末に建てられ、完成後間もなく白い音楽ホールを増築。
ミュージカルや文学、その他芸術文化のサロンとしての役目を担い
1920年代には毎週日曜に「音楽の午後」とよばれるイベントが開催されラジオでも放送されていたとか。
戦禍を経て国有となり、1990年、隣地に民主化後初の私有ホテルが開業、
2007年にホテルオーナーがこれらの部屋を購入したということでした。


自室に戻り暫く休憩。
何度か爆走するような音がして何の音?と窓の外を見てみたら
お祭りの予行演習らしき戦闘機の飛行が。
3機並んで飛んでるのを撮りたかったけどとりあえず一機でも撮るのに成功してよかったワ。
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部屋からみたトラムの停車場。
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