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梅雨の晴れ間のお出かけ その11 モリス展 [趣味関係]



もー梅雨明け前にいっちゃうワー[exclamation]ということで、
最後に訪れたのがこちら。
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近所に派手な国立博物館があるのでどうしても地味に思えてしまいますが、
たまに素敵な展覧会に遭遇します。

今回は…うーん、、、配信でもよかったんぢゃないか??と辛口の感想[あせあせ(飛び散る汗)]

大画面での映像とファブリック展示が主でしたでしょうか。
ああこんな環境にいたのだなというのは何となく伝わりましたが、
どうせなら一つぐらい原寸大の部屋を構えて展示するとか?

そんなことより「デザインの軌跡をたどる」がテーマだったので、
勝手にその元となったものを見られる⇒中世の時祷書の展示がある
との解釈で、それを目当てに伺ったという次第。

というのも、昨年行った名古屋の美術館で
中世彩色写本にモリスの壁紙そっくりな模様を見て
こんな感想をかいておりました。

https://casa-giallo.blog.ss-blog.jp/2020-11-13-1
>あらためて具体的に中世美術にモチーフを求めたりしてたのねと納得。
そうなのよね、精神性とか制作姿勢とかいうだけじゃなくそのまま復古というか…
インスパイアとかオマージュ、リスペクトとも言えるけど
まんま引用といったものも含まれていたという訳で。

とにかくこれらの写本(時祷書)が細密で美しかったのなんのって…。

なのになのにそのことにはみじんも触れられておらず…とんだ肩透かし~!ガックリ。。
モリスに影響を与えた書物類の展示を一番の楽しみにしていたので残念なことこの上なしの訪問でした。
(HPに出品目録載せてくれればいいのにね)

こちらでも同時代の作家の作品(ランプ、タイル等)がなかなか興味深かったです。



ミュシャ展に着て行った服…うふふ、モリス。
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これを…モリス展に着ていく勇気はなかったワw

一番着て来なくて良かったー[あせあせ(飛び散る汗)]と思ったのはグッズが販売されていたミュージアムショップでしたでしょうか。
そこでこれを着ていたらどれだけ好きなんだとこっぱずかしかったかと。
気合十分にお洒落して行ってたらそれはそれで微笑ましく思われたかもしれないけど、
この日はモリスに浸るという風でもなく家からのつっかけ履きの延長のようなもので
ささーっと行ってささーっと帰宅~。





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梅雨の晴れ間のお出かけ その10 ミュシャ展 [趣味関係]



JR阪和線の堺市駅。ラブリ~。
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そこから陸橋で繋がってる駅前ビルにミュシャ専門のこじんまりとした美術館が。
2006年以来年3階展示の企画変えをしてつつずっとミュシャ作品を紹介してくれていて
今回は「カランドリエ」こと「カレンダー」がテーマ。

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基本撮影禁止ですが、たまにOKなコーナーも。
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図録などでおなじみの作品も実物はこんなだったのかーと。


今回はまとまった数のウジェーヌ・グラッセの作品を見ることができて嬉しかったです。
20年程前だったか、実家に数枚あったプラスチックトレーの
原画と思しきケイト・グリーナウェイの作品展に行ったことがあったのですが、
あるものもあれば、ないものも。
有名な作品かと思えるけど網羅してくれているわけではないのかと不満に思っていたところが、
ケイト・グリーナウェイではなくウジェーヌ・グラッセのものだと後に知ることに。

しかもあまり有名ではない画家だとばかり思っていたら、
昔から手元にある手持ちのポスター展の図録にしっかり作品がいくつも。
ただこのトレーに用いられていた花カレンダーシリーズの絵というのを見る機会がなくって…。
アール・ヌーヴォーの先駆者といわれたスイスの装飾芸術家で
ポスター・アートの功績が著しくミュシャなどにも影響を与えたとか。
でも先端を行く攻めるポスターアートより乙女チックな花に囲まれたカレンダーの方が好きかも。
ケイト・グリーナウェイが女性だったこともあって、ずっと女性だと思っていたしw

ミュシャ展は色んなところで何度も行っているのですが、
こちらでは写真で見たことがあってもあ、これってこんなだったんだとか、
初めてみたワな作品がまだまだあって楽しめます。



撮影コーナー?
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どうやって活用したらいいかわからないのでとりあえず試しに光背を背負うかのように屈んでみたw
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ミュシャ、仏像の光背、少女漫画の花、宝塚のフィナーレ大階段で背負う羽、
これって同じ括りかも。








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梅雨の晴れ間のお出かけ その9 あやしい絵展 [趣味関係]



こ、これぞ梅雨の晴れ間?!

午前中警報が出てたような豪雨の日、午後の晴れ間に思い立って行って参りました。
開催すぐの平日でもそこそこ人出があるというのと、
またいつ開催延期・中止になってしまうかもしれないとの危惧から
もう行けるときに行っておこうと…!
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ほぼどれもお好きな絵でほぼどれも知ってる絵。
色々なジャンルから沢山の作家を紹介しているものだから
広く浅く感は否めず、たまにこれもお仲間というのはちょっとムリが…?というのもあったけど、
概ね好きな作品ばかりでホクホクな展覧会でございました。


幕末~明治期の展示から始まり、
入ってすぐのところに安本亀八の生き人形。
こちらでは以前松本喜三郎の生き人形展も開催されていたほどなので
すご~く有難い美術館。
タイトルは「白瀧姫」とのこと。
飾られていた当時の写真も貼られており、
曲げられた右手に大きな檜扇を持っていたことが確認されるのですが、
アンバランスな大きさがまたよくってこの姿でも是非みたいと…[ぴかぴか(新しい)]

続けて月岡芳年のどろどろ系の版画。

大正期の展示ではアールヌーヴォー等西洋の影響を受けた作品の中に
ミュシャやラファエロ前派、ビアズリーも展示されていて嬉しかったです。

お馴染みの画家の作品が取り上げられている場合、
なぜにこれを選ぶ?!ということがよくあるのですが
今回はそんな場合でも別作品も選ばれていることが多く残念に思わずに済みました。

岡本神草の「口紅」はその大昔の学生時代、西宮の大谷美術館で初めてじっくりと美人画を見たときのラインナップに含まれていたもので、今回久々だったかと。
屏風の左側(第二扇)の前に立つと、
一見黒ずんで見える舞妓の簪の銀ビラがキラキラと輝くのに気が付きました[ぴかぴか(新しい)]
因みにその一番お好きだったのが甲斐庄楠音の「七姸」でしたでしょうか。
今回は洋画風の楠音が沢山。

お馴染みの画家・作品の揃い踏みの中、
大きさのインパクトもあってか一番印象に残ったのは「不如帰」の大屏風(絵看板)で
写真で見たなら口絵や挿絵程度の大きさと誤解してしまうのですが、
とにかく大きいてびっくり!
そして絵柄(複数の画家による)が好み。

全体を通してお好きじゃない作家は数えるほど。
作品はメジャーどころが多かったですが、行って嬉しい展覧会でした。
ただ…これらの作品はアングラというかサブカル的な立ち位置で
本当にお好きなマニアだけのものであって欲しいというのが本音のところで、
明るい場所で一般に愛されるメジャーな作品にはなって欲しくないですわね。。




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梅雨の晴れ間のお出かけ その8 サーカス [その他]



6月の急に暑くなった日、クラノスケがチケットを当てたのでサーカスをみました。
生でみたのは学生時代にツアーで行った初めての海外旅行での上海雑技団以来二度目。
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何となく物悲しさを覚えるジンタの音に惹かれて裏口に回れば
春川ますみさんの空気女が腰かけに横たわり…なんてことはなく、

華やかな団体男子新体操部や
煌びやかな衣装に身を包んだ女子新体操の延長上のような
高い身体能力の演技に時代の変遷を感じることに。
アクロバティックな演技が続く中一番目を見張ったのは
高い場所でのロープを使った首吊り高速回転?!

動物芸やジャグリング、金網の大きな球体に入ってのバイクスタント等もあり、
家族連れがそれぞれ楽しめる構成になっておりました。
音楽ライブじゃないけど、客席のエリア毎に煽られて拍手やなんかで参加できたのも楽しかったです。

大阪城公園内の広場内だったけど、砂漠にテントみたいな場所で
とにかくギラギラとした太陽が照り付ける夏の訪れを感じた日でした。




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梅雨の晴れ間のお出かけ その7 もう一つの蓮鉢の寺 [その他]



目的を終えて早目に帰宅をしようと一番近そうな京阪電車の駅を目指して歩くこと暫し。
通りすがりに中を覗き見ると蓮鉢が並ぶお寺が。

あらっ、あらあらっ?!と門に掛けられた名前を見ると「革堂 行願寺」との看板が。
京都市内の花蓮の名所って他にあるのかしら~と検索していたときに見かけた名前で
知らない場所だったのでスルーしてたのですが、
なんという偶然!と、自らの幸運を喜んだものでした[るんるん]

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電車では爆睡の後無事ご帰還。
充実の一日となりました。


そしていつもと同じように就寝。ぐっすり眠った感がある割には若干の疲労感を感じつつ起床。
翌朝いつもと同じく朝食食べたりしてたのだけど、
トイレに座るとあれ?めまい感??
ちょっと横になっていようと思ったものの、
次第に酷くなってきて10時半頃には吐き気も激しく歩行も困難に。

昼前電話して一番近くの病院に倒れ込むように行って点滴を受けると
頭を下げて御礼を言えるくらいに回復しました。
土曜で家族がいて病院開いていてよかった~。

それほど暑い日でもないし、日差しをさけるように移動してたものの
滅多に外出しない身が続けて京都に行ったことによる熱中症かと最初は考えたのですが、
どうやら子供のころからの性分みたいなもので、
根を詰めて何かを作りきるとダウンしてしまうという。

思い起こせば学祭に作品提出したら発熱で学祭中はおろかその後1週間以上授業も欠席とか、
何日もかけて大掃除をやり切って髪を結ったらお正月中寝込むとか、
年賀状の版画を仕上げたら背中の凝りと嘔吐感でクリスマスディナー諦めるとか、
鉄ヲを実家に預けて幼稚園の入園グッズを仕上げたらやっぱりめまいと嘔吐に見舞われるとか…。

大した強制や依頼もないのに「やらなきゃ」の気持ちで頑張って一段落すると、
高熱、嘔吐、背面凝り、天井グルグル、床ユラユラ等の変調が。
少し落ち着いてから耳鼻科で検査も受けましたが
三半規管ではなく血圧系の異常だそうで、
起立性なんとかとか自律神経なんちゃらみたいな感じのようです。

お年頃なんだからセーブしなくちゃ…とも思いましたが、
若いころ、いえ、初めての記憶は小学1年生の初保健室でした。
(この時の原因は「あいうえお」のカード作り。
 手製で厚紙に紙を貼ってカード作るなんて…今はない?!)
人の性質ってあんまり変わんなところもあるものですわね。





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梅雨の晴れ間のお出かけ その6 小袖展とレトロ菓子店 [趣味関係]



一番の目的を果たした後は近くの京都文化博物館へも。
旧日銀京都支店。
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ささーっとこちらの展示も見てきました。
典雅な香りのする小袖が色々‥[ぴかぴか(新しい)]
marubeni


続けてもう一箇所目的にしていたカフェへ。
表がレトロなお菓子屋さんで奥に町屋風のカフェが。
(トイレが真っ白なパウダールームで海外のホテルみたいだったワ[ぴかぴか(新しい)])
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素朴な造りがカワイイ~[ぴかぴか(新しい)]
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お菓子もロシアケーキやマドレーヌなど昔からある素朴系焼き菓子といった種類のもので、
明治の創業当時は庶民には手の届きにくい西洋高級菓子であったことが伺えました。
3個ばかり買ったお土産はさすがの味わい。
脈々とその伝統を受け継ぎつつも時代感を感じさせるものではなく、
時流にあわせて改良を加えているのかリッチ感漂う風味豊かなもので、
堂々とした店の格式を伝えるものでした。



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梅雨の晴れ間のお出かけ その5 旅館ランチ [趣味関係]



コロナ禍で…喜んではいけないのだろうけど、唯一有難いと思ったのは、
普段入れる機会もなさそうな場所を訪れる機会があること。


この日はそれほど気温も上がらずやや曇天だったのですが、
大事をとって東山から京都市役所前の距離を地下鉄に乗って移動。
目的地は次の烏丸御池との間にあったので、できるだけ西側の出口から出て歩くこと暫し。

たまたま通った道。
知らなかったけど、あの超高級旅館の俵屋さんと柊屋さんって向かい合って建っていたのね?!
そして御三家のもう一軒炭屋さんはこの通りをもう少し下ったところ。
(丁度その少し前「美の巨人たち」で蔵之介氏がお泊りに)
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目的地の手前の素敵な建物[ぴかぴか(新しい)]
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洋服屋さんのようでしたが、登録有形文化財「旧家邊徳時計店」とのこと。
「市民が選ぶ文化財・第一号」で、「家邊徳」は「やべとく」と読むのだとか。
明治4(1871)年創業の日本最古の時計貴金属商で、かつての本店建物は明治23(1890)年築。


この日一番の目的は

普段ご縁がなさそうな旅館のお庭に面した広間での期間限定ランチ。
矢も楯もたまらなかったのは開催日が限られていてしかもあと2,3日を残すに迫っていたためで
こんな機会後にも先にもないかも??

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まだ11時半にもなっていなかったので、お店開いているかしらと心配してたのですが、
メニューが出されていて一安心。
「開いてますか?」と門近くにいた従業員さんに声をかけたら
旅館仕様のとても愛想の良い物腰でご案内。
玄関を入っても恐縮してしまいそうな応対で、皆さまとても感じがよかったです。

先客は1~2組程度。
一日五食限定のそうめんを注文したら少々時間がかかるとのことで、
これぞチャンスとばかりに
蔵を改造したという応接室の見学をお願い!
快く案内してくださり、写真を撮らせていただいたのですが、
あーなんでSDカード確認怠った~~[あせあせ(飛び散る汗)]
(バッテリー充電して入れなおしたのに!!)

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お料理が出来たらお呼びしますと言って下さりお庭にも案内していただきました。
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そうめんはやっぱり素麺なのだけど、炊き合わせがさすが旅館といった感じで、
揚げ物もとても美味しかったです[るんるん]
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梅雨の晴れ間のお出かけ その4 蓮鉢の寺再びと七宝焼きの邸宅 [その他]



それから2日の後、ツイッターでたまたま流れてきた期間限定情報を目にしたのと
蓮鉢をスマホでしか撮影できなかったことで
矢も楯もたまらず再び京都に向かうことに!

目的その1、中2日を置いての花蓮。
前回発見したお寺にて今度はカメラで!と
備準万端バッテリー充電もしてきたのですが…

SDカードが入ってない?!?!
ガガガーーーーン!

前回より時間が遅かったせいもあり咲き具合も今一つ。。
欲張ってはいけませんでしたわね。
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続けて目的その2、
多分15年ぶりぐらい?
近くのこちら。
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高校生の頃文化祭でどんなものが出来るかわからないまま
七宝焼きのイヤリングを作ったことがあったのですが、
70歳のおばあさんでもつけない??といった地味な仕上がりで以来全く興味がありませんでした。
ところがこちらで明治期前後の西洋への輸出向けの超絶技巧品を目にし、イメージを覆されることに…!

そしてまた同じくらいここのお屋敷が素晴らしくて…。
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こちらでは癒しの記憶もあり、
初めて訪問した際に見学を終わって外に出たら急な雷雨に見舞われ
軒下で雨が止むのを待っていたら中に招き入れられて
他のお客さまとの立ち話にほっこり安らぎを感じさせられたという…。

作品は清水三年坂美術館で折々拝見しておりましたが、
そんなこんなで久しぶりに寄ってみようかな~と思った次第なのですが、
うーん、、ジリジリ蒸し暑くなりかけだったこともあり、最初の記憶の方が良かった?
思ったより狭い家屋だったし、
蚊の季節だったり、日頃素敵な近隣の景色も雨後のためイマイチ…。

折を見てまた訪れたい場所…ということで、短い区間を地下鉄に乗って次に移動~[電車]



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梅雨の晴れ間のお出かけ その3 蓮鉢の寺 [その他]



このお出かけの日はなにかと幸運なことが続いたのですが、
(それほど待たずにバスが来たとか素敵な羽織を買えたとか)
一番よかったと思ったのは駅を出て細見美術館に向かうたまたま通りがかった道で
素敵な好物に遭遇することができたこと[ぴかぴか(新しい)]
スマホしか持ってなかったことが悔やまれたワ~[あせあせ(飛び散る汗)]


お風呂屋さん。
残念ながら廃業されたようでした。
京ならではの美しい建物。。
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更に進むと塀からのぞく民家の上部がとても麗しい・・[ぴかぴか(新しい)]
洋館部分の屋上をルーフバルコニーとして使われているのでしょうか。
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お寺の並ぶ通りを通っていたお寺の幼稚園のことなどを思い出しつつ
外から掃き清められた門内を覗きながら歩いていると、蓮鉢が…!
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鉢の間に小さな欄干付きの八つ橋も渡され、身を乗り出すようにしてスマホを構えました。
こんなとき、望遠機能のある?だったらよかったのに…!

後から調べると花蓮で有名なお寺だったようです。
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梅雨の晴れ間のお出かけ その2 浴衣展 [趣味関係]



この後次の目的地に行って早目のお昼ご飯。
朝が早かったこともあるのだけどコロナ感染が心配なので開いてるかしらと心配しつつも
ガラガラそうな時間帯を狙って11時台前半に到着。
お店前には椅子が並んでいて行列の人気店っぽかったのですが、
加えてソーシャルディスタンスによる客席の配置の影響もあったようで、
ラス1の空席に座れたようでした。

選んだメニューはきざみ入りカレーうどん。
大体頼むのっていつもカレーか肉、天麩羅うどん。
頼まないのは月見、キツネ、昆布系。

好き嫌いって素材ではなく味付けで…。
きざみはいいけどキツネは甘くてダメなんですよね。

ちょっとお高めな感じなのだけどぐつぐつ煮えたぎったのが出てきて
やっぱり一口目の風味がとてもよかったです。
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次に伺ったのがこちら。
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展示数はそれほど多くありませんでしたが、浴衣好きになってしまいそうな内容でした。

絞り染めの浴衣ってポコポコするような感じであんまりお好きではなかったけれど、
藍染の縞や麻の葉模様っていいですね。
白黒映画から天然色への過渡期の女優さんが着ていたような大胆な柄の浴衣もカッコよかったです。
台詞を言いいつつ動き回りながら帯を締めるシーンとか、
鏡をみながら必死にならないと出来ない身にとっては本当に小気味良くて憧れ[ぴかぴか(新しい)]

今風の色んな色の入ったのとか、白地に紺の寝間着風のとかはやっぱり苦手なままでしたが。
着る機会がなくても欲しくなりますw

この後はアンティーク着物店?でお買い物して
〆は四条河原町近くで涼し気なゼリーポンチをいただきました[バー]
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梅雨の晴れ間のお出かけ その1 久々美術館 [趣味関係]



緊急事態宣言がとりあえず解除されたことと
府内の新規感染者数が2桁の間に…と思って
梅雨の晴れ間の高温にならなさそうな日を狙って久々に美術館に行っておりました。

まずはこちら。
とってもご無沙汰!
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何か所が行きたい展覧会がありチェックを入れていたうちの一つで、うきうきと最初の階に。

「あれ?何を見たかったんだっけ??」
風景やモブシーンの続く渋い色の屏風などをみて思い出そうとすることしばし。

さささーっと流し見て次のフロアに進むと、あーこういうのだっけかな~?
それにしてはそこまで萌えを覚えるようなものでも…とまだ速足。

そして最後のフロア。
あーーーー!これを見たかったんだわ、きっと!
と、自分の選択に納得。

南蛮好みの宝箱や縞柄の蒔絵箱!
もう何度か目にしていることと思うのですが何度見てもやっぱりいい!!
漆器は(陶磁器も)輸出用の西洋風の意匠が大好物でございます。

このフロアは8~9割方お好きなもので占められておりました。
見ていてトキメク~[ぴかぴか(新しい)]


…ということでHPの出品リストをチェックしながらさらってみると…

前記の蒔絵螺鈿洋櫃と縞螺鈿蒔絵箱はお好きなもの定番。
陶胎胡粉地彩色の遊楽図高杯は、
イベント用に用意されたと思しき波と踊る人の取り合わせのデザインがとても大胆で楽しい逸品でした。

江戸前期の男女遊楽図屏風の独創的な時代のモードの先端を行く傾奇者を見ていると
AKBやジャニーズのような感じでもあり、
「出雲のおくに」というのはきゃりーぱみゅぱみゅ的な存在だったのかなぁと思ったりとか。

興味深かったのは江戸後期の「風俗図絵巻」、
身分・職業別に男女の服飾を描いたもの。
男性の風俗・ファッションへの興味は女性と比べると格段に低いのが常なのですが、
じーっくり筆書きのキャプションの読めるところまで読むくらいに眺めているとなかなか面白かったです。
裾を引かんばかりにぞろりと長く渋い縞を重ねてる大店の身持ちのよさそうなイケメンから始まり
最後は醜女にもほどがある夜鷹まで。

記憶に残っている感想はといえば、
男性でも裾の丈が違っていることや、
髷(まげ)もよく見たら描き分けされている気がするのだけど、
それが何かまではちょっと不明。
(多分本田髷とかよばれてるやつのような気がしますが、その中でも色々種類があったようですね。
 細くしたりウルトラマンのように平たく立たせたりしたこともあるとか?)
陰間ファッションは本当に遊女かと見間違えるばかりなのだけど、
当時も一括りに陰間といえど嗜好の違いはあったのでは?と。

男性に限らず粋人の渋いファッションって利休のようなちょっと斜に構えた美意識に近いものがあると思うのだけれど、
お上によるご禁制政策を逆手にとったもので実はムチャクチャ高価な仕様、
意気(≒⇒粋?)の塊のような気がしてます(江戸市中だけかもだけど)。

それにしても、大正期ぐらいから日常の場で長着の重ね着をしなくなったのはなぜなのでしょ?
羽織物ではない一番表の長着一枚の下はすぐ下着扱いって…。
今時の留袖が一般的になったころ比翼を不様だとか言う人もいたように推察されるのですが。
個人的には男性女性に限らずフキが重なり裾がチラ見えしている辺りがコーデの愛でポイントの一つでもあるのですが…。


この階は「時時粧(いまようすがた)」がテーマとのことで、
再び前の階に戻って「男のいでたち 女の着こなし」をゆっくり鑑賞。

こちらの「菊蒔絵十種甲箱」「藤蒔絵提重」も気品ある漆器で佳品でした。
ただハイカルチャーな香りがし過ぎてちょっと遠い存在?
(もらったとしてもあまりにもったいなく触るのさえ憚られ、保管に持て余しそうだワ)

ポスターに使われていた北斎の肉筆画もこのフロア。
よく見たら昔漫研時代ポーズの参考に使ったことのある人物が。(ポスターには写っていない~)
髪型や顔、着物も替えているし模写というには似てなさすぎるので、
どれを参考にしたんだっけ~?と探すとなると大変なような気がしますが、
その反対ってすぐ判る(思い出せる)ものですね。

この階でじっくり見て凄いナと思ったのは
「犬追物図屏風」「観馬図屏風」でした。
元来美人画とか風俗画が好きなので風景画や俯瞰図みたいなものにはそれほど興味はないのですが、
これは…人物画?!

「犬追物図屏風」は左右対称の構図で雲や木が六曲一双に広がるのですが、
一人一人の表情や動き、装束までがこと細かに描かれていてそれがまあなんと生き生きしていること!
桟敷に手をかけたり身を乗り出さんばかりに眺めていたり馬に乗って追っていたり犬を扱っていたり…。

館の内外には身分や階層に応じて忠実に描き分けられた人々の
それぞれ待ちわびていたこの日を楽しむ様子が画面のあちこちに描かれているのですが、
どの人もにこやかで、見ている側の心をも浮き立たせられるような表情に溢れる屏風絵でした。
こんなの初めて?

「観馬図屏風」の方もこれは誰?と登場人物の配置や装束から設定を探りたくなるような描写で
ああこの絵師は馬を描くのが好きなんだろうな~としみじみ思えるような馬愛を感じられるものでした。
こちらも風景というより風俗・人物・動物画的魅力が。

時節柄いつかまたこんな時がやってくるわよね…と、希望の光のような屏風でもありました。






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夜のお出かけ [その他]



一時走ったこともありましたが、ここ数年はひたすらウォーキング。
そちらの方が結果も出たし。
生活習慣病予防に加え昨秋からはモートン病、外反母趾対策としてフォームの改造にいそしんでおります。


例年のことながら春になると麗しい[ぴかぴか(新しい)]
あじさいの季節ぐらいまで思い出したようにスマホ持参で巡っていました。
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ほぼ例年同じ場所でばかり撮っている気がするのですが、
新しい場所を見つけて嬉しいこともある反面
あら、あの美しいバラのエントランスのお宅は確かこの角の筈…と思ったら
自転車置き場に改築されたっぽかったり。
それにしても皆様お手入れ素晴らしいです。





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