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2022年からは新ブログ「続々バロッコな日々」 [その他]
ブログなんてマメな人種のすることと思っていたものが、
とっても嵌ったドラマがきっかけで、すぐやめるんだろうけど‥と手を染めてしまったのが2006年。
思いのほか続いて15年が経ってしまいました。
1GBに設定されている画像の使用領域が一杯になってしまったので
「続々バロッコな日々」を新設しました。
2022年からの内容はこちらに続きます。
https://zokuzokubarobeya.blog.ss-blog.jp/
(2011年に動作が遅くなったため一度「続バロッコな日々」に移行して、
そちらが一杯になった2018年に「続々バロッコな日々」を始めるべきだったのだけど
新設作業が煩わしく、
使用領域に余裕の残っていたこちらに出戻ったためややこしくなってしまいましした
2006~バロッコな日々→’11~続バロッコな日々→’18~バロッコな日々→’22~続々バロッコな日々)
しばらくは整わない形のままでの運用かと思われますがよろしくお願いいたします。
暮れのお出かけ その2の4 [趣味関係]
美術館の道を隔てた向かいは府立図書館。
この建物を見るといつもウィーン分離派を連想してしまいます。
一番近いのはオットー・ワーグナーの駅舎群?
ここで一週間前に来て多分一週間後Xmas半額セールがあると睨んで再訪を予定したアンティーク着物屋さんに行くかどうかとても迷ったのだけど、かなりの距離。
バス停に到着し、利便のよさそうな便もなかったことから
もう一つ行きたかったカフェに立ち寄ることにいたしました。
ここからは徒歩ですぐ。
遅い時間でもないのに冬至近くのことゆえそれほど暮相みたいな雰囲気のなか
他にお客も居ず、抹茶でほっこり。
カウンターの前に青蓮院の敷地が広がります。
こちらは古美術商の支店を利用した邸宅結婚式場に併設されているカフェで、
トイレに立つとロビー前にはところどころにアンティークの品々が。
奥にメチャメチャ素敵な空間が広がっているようなのですが、カフェ客はここまで。
少しだけノスタルジックな雰囲気に浸らせていただきました。
一番近いのはオットー・ワーグナーの駅舎群?
ここで一週間前に来て多分一週間後Xmas半額セールがあると睨んで再訪を予定したアンティーク着物屋さんに行くかどうかとても迷ったのだけど、かなりの距離。
バス停に到着し、利便のよさそうな便もなかったことから
もう一つ行きたかったカフェに立ち寄ることにいたしました。
ここからは徒歩ですぐ。
遅い時間でもないのに冬至近くのことゆえそれほど暮相みたいな雰囲気のなか
他にお客も居ず、抹茶でほっこり。
カウンターの前に青蓮院の敷地が広がります。
こちらは古美術商の支店を利用した邸宅結婚式場に併設されているカフェで、
トイレに立つとロビー前にはところどころにアンティークの品々が。
奥にメチャメチャ素敵な空間が広がっているようなのですが、カフェ客はここまで。
少しだけノスタルジックな雰囲気に浸らせていただきました。
暮れのお出かけ その2の3 [趣味関係]
忙しい友人とはランチ後解散。
短かかったけど楽しいが詰まった時間でした。
で、向かいながらも行く価値があるのかとめちゃくちゃ迷ってた本展w
僅かに大丸ヴィラを再現した展示。
ここ数十年公開されていないのですが、最近チラホラと限定見学ツアーが催行されているようです。
近代建築の紹介みたいな感じで家具や図面、映像紹介が主で
対象はほぼ有名建築な上、当然のことながら部屋の実物や再現をそれほど見られる訳はなく
懸念してたとおり残念な内容でやっぱり来なければ…なんて思いつつ出口に向かったのですが
ふと目についた扉の金具細工が美しくて撮影。
改修後初めての入館であちこちはぴかぴか、よく見りゃ昔の面影を残すディティールが
あらっ、あらあら?!とばかりにぐるぐる館内を巡ってしまいました。
廻らにゃ損とばかりにくまなくw
最終的に辿り着いたのはかつての正面玄関の大階段とロビー。
現在はこの下の地下から入場するようになっていて、明るく広々とした空間が広がっているのですが、
クラシックで重厚だったイメージが強かった以前のエントランス部分ってこんなだったっけ?と感動。
吹き抜けの二階天井部分のステンドグラスは
自然光が入らなくなっていたものを照明を設置してかつての輝きを取り戻したとのこと。
よく見ると剥がれのみられる箇所があり、色ガラスではないと判明。
最初は不透明のガラスを使っているのかと思ったけど、色ムラも見られたので焼き付けなのかなと。
和調の照明のついた階段も美しい。
昭和8年開館、日本最古の公立美術館とのことです。
改修後初めての入館であちこちはぴかぴか、よく見りゃ昔の面影を残すディティールが
あらっ、あらあら?!とばかりにぐるぐる館内を巡ってしまいました。
廻らにゃ損とばかりにくまなくw
最終的に辿り着いたのはかつての正面玄関の大階段とロビー。
現在はこの下の地下から入場するようになっていて、明るく広々とした空間が広がっているのですが、
クラシックで重厚だったイメージが強かった以前のエントランス部分ってこんなだったっけ?と感動。
吹き抜けの二階天井部分のステンドグラスは
自然光が入らなくなっていたものを照明を設置してかつての輝きを取り戻したとのこと。
よく見ると剥がれのみられる箇所があり、色ガラスではないと判明。
最初は不透明のガラスを使っているのかと思ったけど、色ムラも見られたので焼き付けなのかなと。
和調の照明のついた階段も美しい。
昭和8年開館、日本最古の公立美術館とのことです。
暮れのお出かけ その2の2 [趣味関係]
美術展とのコラボ企画のレストランは旧島津本社の社屋を改装したもので、
バンケットルームを中心にガイドさんとともに移動。
毎度のことながらガイドさんと共に巡るツアーというのは
時間が十二分に確保されているとはいえず、見学は大忙し?
申し訳ないと思いつつも説明をされている最中に集団から離れてシャッターを押してたり、
人気のなくなる最後まで残ってしぶとく撮影して小走りに追いかけて行ったり…。
これが旅行ツアーだったりすると「どうか説明は乗車中に」「現場では野放しにしていただきたい」と願ったりしてしまいます(言ったことないけどw)
今回は狭い空間でしたが4階+屋上の移動で
失礼な存在にならないよう頑張ってついて行きましたw
終了後は即ランチのテーブルに案内されもちっと余韻に浸りつつ自由観覧したかったような気もしぃの
素敵空間気分のままで流れ込むようにステキお料理堪能に移行となったような気もしぃのの
久しぶりウキウキワクワク時間でした。
エントランス。ス・テ・キ!
すぐ脇の小部屋。
見学後こちらのテーブルでいただくこととなりました。
2階のバンケットルーム ザ・オリエンタル・ルーム
4階のバンケットルーム コロニアル風なザ・メトロポールルーム
網入りガラスをこれほどオシャレと思ったことはない
3階と2階の表示のある階段の窓。
エレベーターにも乗せていただけました。
手摺のくるくるがかわいい♪
3階のバンケットルーム アールデコなザ・コンチネンタル・ルーム。
お料理はセットを頼んでコースを頼んだ友人の前菜をわたくしがいただくことにしたのでしたっけ。
人間ドッグ前だからデザートをやめたかったのだけど、優しい友人が分けてくれて結局食べた~。
これ、最後まで白いままで茶葉が入れられてなかったのではと疑念の残ったミルクティー。
久々に会った勤め人の友人は実はこちらで同窓会をしたことがあるとか。
えっ!なんて素晴らしい…!と思ったら幹事が彼女で、彼女がここに決めたのだとか。
流石~~~!!
この日も今までと変わることのない独自ファッションでカワイイ系キラキラ。
わたくしも自分が写らず写すばかりの際はさっぱりした格好が多いのだけど、
場所がこんな感じなので一応動けるパンツだけどトップスはお洒落して。
コロナ流行の波間で楽しい一時を過ごすことができました。
暮れのお出かけ その2の1 [趣味関係]
バブル期のXmasイヴといえば一大イベントの様相を呈したものですが、
予約を入れようと思ったらこの日しかなかった友人とのランチ会は
ランチといえどあまりにあっさりな通常発進12月24日(金)の平日。
こちらの美術展とのコラボ「まち歩きを楽しもう!会期中のモダン建築連携企画」の一つで
オープン前の館内案内ツアー付きランチの最終日に申込ということに。
Xmasとは全然関係ナシでワクワクドキドキな気合十分の参加でした。
10時15分に現地集合。
けど入口が判りづらくぐるぐる…。
周辺では花嫁さんがウェディングフォトの撮影中。
他に目的を同じくするようなお客様も目につかずスタッフの方に尋ねての入館となりました。
でもエントランスの待合でもぽつん。
スタッフさん曰く開始は11時からになっているとか。
「えーっ、ちょ、ちょんな早出してきたのに…」
お店のHPも変更されているとことだったのですが、今でも美術館のHPはこの表示。
しかも友人、遅れて来るってw
それほど間を空けず友人が到着。
外観の撮影といってもそんなに撮るとこないしと思っていたら流石の友人から
隣の京都市役所を見に行こうと素敵な提案が。おおぉ~っ!
9月に改修工事を終えたばかりとのことでピッカピカ
こ、これぞ怪我の功名?!
エレベーターで4階屋上へも。屋上庭園があります。
そろそろ戻らなきゃという時間一杯までお邪魔してしまいました。
隣接しているとはいえ背中合わせで入口は結構離れていて速足で戻ることに。
暮れのお出かけ その1 [趣味関係]
さあっきょうから今年のネタ…と思ったら、まだありました。
暮れの分。
京都のアンティーク着物店さん?の500円均一の告知で
えっ、こんなものが出てるの?!という商品を見つけたので13時の開店を待って列に並んで待機。
5,6番目くらいで、フロアに上がったときには帯・着物にはもうめぼしいものはなかったのだけど、
お目当てのものは他に狙ってる人はいなかったようで残されておりました。
美品の中古の畳表の草履。
履く機会はあるのか?といった感じなのですが、中古でも2万円以上していることが常なので幸運でした。
ゲットできたらラッキー感覚だった帯・着物も、
とりあえずキープされてたお嬢さんの取捨選択を待っていたらお譲りいただけました。
ありがたや~
相変わらずだけど頻繁に模様替えされている店内。
帰りはちょっと寄り道も。
絶対手が出せないけど目の保養に。
百貨店のアートサロン。
レトロ喫茶。
二階は先客がお一人様だけ。
撮影は自分の席からのみOKとのこと。
たまたま選んだ席だったけど色々撮れてラッキーでした
2021長崎 食べたものとお土産 [旅行関係]
食べたもの一覧~
初日お昼は到着時長崎空港で食べた五島うどん。
クラノスケはおでん&おいなりさん付きの定食でわたくし「あおさ丸天うどん」。
あご出汁ということで博多うどんに似た感じ?と思ったけど島原素麺寄り?
夕食はハウステンボス内で中華。
長崎なのでやっぱり一応ちゃんぽんを。
二日目ビュッフェの朝ごはん二人分。
半熟と固ゆで卵の籠があって確か半熟を持ってきたつもりが固ゆで?
そのすぐ後にオムレツコーナーをみつけたのでちょっと余計だったワ。
ケバブ屋さんのランチと部屋のテラスでのコーヒー。
ミルクのパウダーがハート型になったのだけど、ちょっと撮るのが遅かった。
ディナーのレッドロブスターはローストビーフとのセット。
三日目の朝食は和定食と決めていたけど結局ビュッフェへ。
ご飯としゃぶしゃぶもいただきました。
移動後平戸でたまたま通りかかった元祖「平戸ちゃんぽん」のお店でのランチ&
たまたまとおりかかったサブカル内装のお店での喫茶タイム。
ホテルの晩御飯。
季節の前菜五種盛り合わせと地魚盛り合わせ、平戸牛陶板焼きの焼く前。
旬の魚のパイ包み焼きと鮑&松茸の炙り。
米茄子と穴子と湯葉の蓋物。
夏香鯛茶漬けと抹茶ゼリーのデザート。
平戸夏香というサマーオレンジを餌に育った真鯛で、丼やお茶漬けにしても食べられるとか。
最終日の朝食と大急ぎで飲んだ喫茶店のコーヒー、
団扇海老を目当てにしていたものの不漁だったため名物ひらめの定食。
めちゃめちゃ美味しかった佐世保の駅ビルの佐世保バーガー。
ハウステンボスで買ったお土産色々と結局空港で買ったカスドース。
それほど意地汚く食べるつもりはなかったのですが、
三泊四日分を列挙するとまあまあ色々食べておりますわね。
2021長崎 平戸3 [旅行関係]
宝亀教会からの帰り車窓から見た平戸大橋
お昼は不定休で前日休みのようだったお店へ再び。
やっぱりお休みのようだったけど、やってる気配がしてて入ってみたらやってたw
お目当てにしていた団扇海老定食は団扇海老が全然獲れないということで
ご当地名物定番ひらめ定食をいただきました。
団扇海老、食べてみたかった~!
長崎空港までの帰りの時刻を3パターン考えていて、
余裕のある早目のものにしようということになったのですが、
そうなるとお料理の出てくる時間が気になって…。
天ぷら、後でいいから出来てるものから早目に~と勝手なことを思いながらちょっとハラハラ。
(もちろんお店の人には言ってませんがw)
結果、やっぱり余裕で観光交通ターミナル到着。
預けた荷物を取り出し、バスの切符も購入。
遅れながらもバスが到着し乗車…したものの、
折り返し運転の運転手さんから案内が。
途中の道路で事故がありトレーラーが道を塞いでいて大幅な遅れが見込まれるとのこと。
バスより時間がかかるけど、松浦鉄道ルートをとる以外選択の余地はなく、
往路話の種にと思い乗車、生涯二度と訪れることはないと思われた日本最先端駅に再び向かうことに。
バスの切符を払い戻し、電車の出発に間に合う駅行きのバスもあったのだけど、なんか不安でタクシーで。
結果、無事着いてやっぱり駅で暇を持て余しましたw
団扇海老が食べられなかったことと、交通アクシデント、
そして最終的にお目当ての店の平戸銘菓カスドースを入手できなかったことが
平戸のちょっと残念な思い出でしょうか。
どこかお土産屋さんでみつけられると思ったのですが、
有名店2店のうち食べたい方が不便な立地一箇所でしか入手できなかったようで、
(多分最後にタクシーで前を通ったと思う)
また機会があればデパートやスーパーの物産展みたいなので購入したいと思います。
ということで結果として出発時刻が2番目に早いルート選択ということなり、松浦鉄道で佐世保へ。
JRへの乗換に40分程度時間があったのでカトリック三浦町教会へ向かいました。
駅から徒歩5分程度の教会は幹線道路沿いの丘の上。
やっぱり入場はできなくて窓の外から。
駅の反対側がすぐ港。
そして佐世保といえば佐世保バーガー!
写真が上手く撮れてないけど、駅ビルで買った佐世保バーガーがメチャ旨!!
ということで、3番目の候補だった平戸出発が飛行機に間に合う最終便バスルートの場合と同じ時刻で佐世保を出発。
空港の対岸大村駅へ。
帰ってきた感のある途中のハウステンボス駅(佐世保から4駅)からの夕景。
(因みにハウステンボス駅の一駅佐世保寄りの早岐までが佐世保線で、
それより南は大村線になるとのこと。
検索で出てくる表示に線が変わり乗換時間0分との注釈が出ていて
どういう意味?向かいのホームに乗り換えるとか??とちょっと不安になってたのですが、
別になにもありませんでした。
更に因むと、そもそもは鳥栖と長崎を繋ぐ幹線鉄道として九州鉄道によって建設されていた路線で、
1900年代初めに国有化され、鳥栖-早岐-長崎を繋ぐのが長崎本線、
早岐-佐世保を繋いでいた支線が佐世保線という名称になったとのこと。
その後1934年の長崎線ルート変更により、早岐-諫早間が大村線に、
肥前山口-早岐間が佐世保線に変更になったというややこしい歴史的経緯が。
要するに博多・長崎を繋ぐ幹線ルートの一部だったものが、
新ルートができたことによってそちらに長崎本線の名前を譲ることとなり、
早岐が横T字の突き当りみたいな感じの分岐点で
南側が元の長崎本線⇒大村線、
北側が元の長崎本線+元の支線としての佐世保線⇒佐世保線、
言い換えれば元々の短い佐世保線に元の長崎本線が合体して長い佐世保線に。
元来支線と本線の乗換駅だった早岐でしたが、
乗り換えなしの連続乗車線を可能にするため直通運転できる構造に変更され、
佐世保方面へ繋がる北方面とは大村線側の乗り入れは直通、
現在幹線として電化もされている佐世保線側がスイッチバックなのだとか)
まあそんな感じで当初予定していた一番遅いタイムテーブルで大村駅に無事到着したのですが…。
空港行きバス乗り場はどこ?!
えっ、発車してしまった?!
検索で出ていた6分の乗り換え時間では間に合わず、タクシーを拾うこととなったのでした。。
後日知ったのですが大村駅というのは大正7年に改築された木造駅。
跨線橋を渡る時点でクラノスケの実家近くの駅(昭和2年築)に似ているなぁと思っていたのですが、
木造駅舎の持ち送り、道路に出る数段の大階段になんかを見たら段違いの豪華レトロな駅舎のような。
でもその時はもう日も暮れていて空港バスの乗り場を探すのに必死で
建物の外観を仰ぎ見る余裕などありませんでした。
たまたまツイッターで流れてきた画像をみて惜しい事をした…!と。
一時終着駅だったことや陸軍や海軍、飛行機工場のある軍都だったこともあり、
歴史を感じさせる質実かつ装飾的な駅舎のようです。
今年の秋、近くを新幹線が走行するようになるとのことでちょっとしみじみ…。
2021長崎 平戸2 [旅行関係]
前日訪れたオランダ商館。
本日の行先をなかなか決めることができず…というのも、
予定していた平戸島中部の教会がコロナのため入場不可との情報が。
ネットでは対岸の田平天主堂が敷地内閉鎖とのことだったのですが、
他も大丈夫ではなかったようで…。
とりあえず観光交通ターミナルで荷物を預けた際、観光案内所でうかがうと確認してくださり
カトリック紐差教会が不可、宝亀教会のみが可能の内部見学できる可能ありとのこと。
う~~ん、どうする?!とか思いながらとりあえず平戸城へ。
幸橋を渡ったお堀の中に市役所があり、その先に市役所横に天守閣に続く階段が。
地蔵坂櫓
天守閣から見た平戸ザビエル記念教会
天守閣では築城の経緯や松浦家にまつわる苛烈な歴史が映像によって紹介されておりました。
この後行先として候補に上っていたのはバスで30分弱の宝亀教会と徒歩圏内の最教寺。
ただ最教寺は山の上でみどころは三重の塔や霊宝館が?
タクシーで教会という案もあったのだけど、紐差教会が見られないのならということで、
丁度往復できそうな時刻のバスがある宝亀教会へのみ行くことに。
バスの時間があるからとクラノスケに急かされるようにお城から降りてきたけど
時間が余ってしまってそれなら…と雰囲気のある喫茶店へ。
ただマスターが一人でやっている喫茶店で、常連さんのお会計やら何やら。
丁度そんなタイミングで一組お客が入ってきて、すぐにはコーヒーをたててもらえず
出てくるや否や水を足してがぶ飲みするような感じでお店を後にしましたw
コーラにしておくべきだったと反省。
とはいうものの走って着いたバス停では十分待ち時間があり…土地勘のないところって
ギリギリで移動する勇気がないのでしよね。。
バスから見た棚田。
360°展望できる川内峠という名所があるそうですが、バスの通ったのは海沿いの普通の山道でした。
宝亀で下車をしたものの道路にポツンとバス停の看板あるのみの場所で、
教会はどこ?と思ったけれど山側に雑木林をわけるように小さな階段があり、
「宝亀教会 参道」の看板がかかっておりました。
民家の間をくねくね上るとそのうち整備された駐車場が。
更にその上に立派な教会の建物が。
幸い入場も可能~~!
でも、内部は撮影は禁止。
なので外から覗くような感じで
色ガラスがとても美しい教会でした。やっぱりマカオを連想。
とても丁寧に手入れが行き届いている印象で外にはトイレも。
無人で入場料は不要でしたが、教会の建物が染められたてぬぐいを買って箱に代金を。
僅かとはいえなんだか維持の費用の足しになればと思るような雰囲気が。
地元の人が集い、地域に密着した大切にされている教会といったイメージでした。
バス停に降りたら反対行きのバス停が見つからず。
近くに郵便局があったのできいてみたところ同じ場所の向かい側にいればOKとのこと。
多分それでいいと思っていたけど、若干の不安が。
上りと下りがズレた位置にある停留所って都会の交通事情によるもので
本来はどこもこういったものだったかと。
2021長崎 平戸1 [旅行関係]
たびら平戸口で駅員さんがタクシーを呼んでくれホテルへ。
金沢でもそうだったけど、目的地到着の前にメーターを押して止めてくれる嬉しい土地柄のようで。
お昼は目的の店がお休みだったみたいなので通り道にあった平戸ちゃんぽん屋さんで。
あごだしというのが長崎との大きな違いなのだとか。
野菜たっぷりでさっぱりした旨さの人気の店だったみたい。
平戸といえばここ、みたいな寺院と教会が見える坂道。
どの道を上るのだろうとうろうろしていたら地元のおばちゃんが声をかけてくれ教えてくれました。
平戸の人親切。
お寺から見た教会。
坂から見た港。
平戸ザビエル記念教会。
コロナ感染防止のため入堂は不可。
現在の建物は昭和6年築のもの。
薄緑色のパステルカラーがマカオの教会を連想させてかわいい。
続けて観光ルートに沿って町に降りて…と思ってたら
教会・寺院の建物反対側に沿ったすぐ横手の道を下りればよかったのに一筋遠回りして
すっごーい竹藪の山道に入り込むことになってしまいました。
本来通るべき道の延長線上に出たけど、3倍ぐらい余計に歩いたかと。
次に訪れたのは平戸藩主松浦家伝来の資料を保存・公開する博物館、松浦史料博物館。
松浦と書いてまつらと読むのだそう。
平安時代まで遡れる家系で鎌倉時代は海の武士団、室町時代は戦国大名に。
建物は明治期の私邸「鶴ヶ峰邸」を使用。
美しい大名道具の展示も。
松浦家29代は茶道「鎮信流」の祖。
本来なら37代が建てた「閑雲亭」でお茶をいただけたところなのですが、コロナ休館中でした。
代わりにという訳ではなかったのだけれど、通りすがりに素敵な喫茶店発見。
ほっこりティーブレイク。
オランダ海岸通りをホテルに戻るような感じで北上。
オランダ塀。
オランダ商館の目隠しや防火のために築かれたものだそう。
平戸オランダ商館に入場。
1609年に東インド会社が東アジア貿易の拠点として設置。
1942年に長崎に移るまでの33年間使用されたもので、
2000年代になってから周辺を含め復元工事に着手。
数少ないながらも展示品には好物が色々。
アズレージョ(ポルトガルのものだけど)
こちらも南蛮系?
欧州向けの輸出漆器
交易品だった陶磁器類も
長崎の出島でも堪能した金唐革
レーマー杯。
綺麗なのに凸凹した足の突起は脂まみれの手でも杯を持てるようにとの工夫なのだとか。
12月のことで5時前にはホテルに帰着。
2021長崎 ハウステンボス→平戸 [旅行関係]
3日目の朝、こちらのホテルともお別れ。
そういえばあちこち探検してなかったワ!とグルグル。
朝食会場を挟んで自分たちの部屋とは反対側の棟に
オランダのアンティークと思しき麗しい家具が置かれてました。
チェックアウトは船に乗って。
初日のホテルヨーロッパの宿泊者専用クルーズに始まって、何度か利用した園内クルーザー。
とうとう最後の乗船に。
プラハを思わせるのは飴色をした古風な内装にもよるかと。
白い迎賓館はザルツブルクの宮殿ホテルを連想?
ウェルカムゲートからJRの駅までそこそこの距離を徒歩で移動。
駅のホームから撮影したホテル・オークラ。
お天気がよかったのに松浦鉄道乗車中には雨に。
そして到着時には曇天。
バスにするか鉄道にするか決めかねていたくらいで詳細をよく知らなかったのですが、
「たびら平戸口」という駅は日本最西端なのだとか。
松浦線とは、明治期開通の伊万里・有田間を結ぶ伊万里鉄道13㎞と
大正期開通の肥後吉田・佐世保を結ぶ佐世保鉄道25㎞を基に、
敷設の変更・増設の後JRを経て民営化された100㎞足らずの路線。
鉄道博物館が併設され、マニアの間では有名なようです。
2021長崎 ハウステンボス7 [旅行関係]
ハーバーゲートから再び船に乗ってウェルカムゲート側へ。
ホテルヨーロッパが綺麗。
戻りながら色んなイルミネーションスポットへ。
6時半から開始された10分間の噴水ショー「ウォーターマジック」
それぞれ短時間のショーがあったみたい?
「アンブレラストリート」
「ファンタジア オブ ライツ」
Xmas感溢れる広場
またまたポルセリンミュージアム側に戻って急いで晩御飯。
実は30年近く前から行きたかったもののずっと機会に恵まれなかったチェーン店、レッド・ロブスター初体験!
再びアムステルダム広場に戻って3Dのプロジェクションマッピング
9時前のホテル近く。静かな雰囲気。
一日よく遊びました。
2021長崎 ハウステンボス6 [旅行関係]
昨夜イルミネーションショーを観に訪れたパレス ハウステンボスに再び。
外観は現存するオランダの宮殿を再現したもので、
庭園は18世紀に設計されたものの実現しなかった幻の庭園を
保存されていた図面を基に甦らせたものだとか。
内部は美術館等として使用。
この時は「悠久のシルクロード展」でしたが、地中海や西アジアの文物が良かったです。
結婚式に使われてそうなチャペルやホールも。
「壁画の間」
行ってみたかったところその3「金唐革の部屋」
17世紀の豪商のメインホールを再現。
こちらは18世紀の紡績商のティールームの再現。
天井レリーフはゴムで型取りしたのだとか。
金塊や金の工芸品が展示販売されている「黄金の館」
お庭は個人的にはシェーンブルンに似ているなぁと。
緑のトンネルがあったり、
ローマ風の彫像や噴水があったり、
宮殿のテラスから眺められたり。
宮殿の反対(表)側ではわずかにバラを見ることができました。
暫く歩いた先にあるフォレスト・ヴィラエリアの温室(レストラン)。
この辺りも何だかシェーンブルン的。
ヴィラ棟の景色は全体としてはオランダ風、郊外の雰囲気が出ておりました。
このエリアはすぐそこに見えているのに土手の上にあったため植樹の間の小道を上る必要が。
徐々に夕暮れが迫ってきてもう少しすれば土手の木々にもライトが点灯するようでした。
クラノスケがお土産を探している間、わたくしだけもう一度ゆっくり展示品を見に…と、
隣接のポルセリンミュージアムを覗きに行って最後までしつこく堪能。
2021長崎 ハウステンボス5 [旅行関係]
二日目の朝は、宿泊ホテル特典で開園一時間前から入れるのですが結局9時入園。
月曜なので人はまばらだったもののお天気が良すぎてコントラストの強い没写真ばかりとなり残念。
とりあえず前日行ってないウエルカムゲート側へ。
前夜行列していて諦めた観覧車から。
この後連続して光のファンタジアエリアのアトラクション巡りを。
こちらはちょっと行きたかった「アートファンタジア」。
クラシックな雰囲気のプロジェクションマッピング。
サンタさんがいっぱいだったマウリッツの泉付近。
洪水を再現したアトラクションやミューズ・ホールのプチ宝塚も体験。
ゴンドラクルーズでハーバーゲートに戻り、折角なのでドム・トールンの展望台へも。
眼下にチャペルとホテルアムステルダム。
白い建物はホテルヨーロッパの迎賓館。
この日もテラスで一服。
午後の部へ出発~。
2021長崎 ハウステンボス4 [旅行関係]
次第に夕暮れが迫り、イルミネーションが点灯。
アートガーデンの「ブルーウェーブ」
アートガーデンに流れ落ちる趣向「光の滝」
アムステルダム広場に面したホテル・アムステルダムとツリー、チャペルの「白銀の世界」
チャペルの内部が「ギヤマンミュージアム」になってます。
パレスハウステンボスの「ジュエルイルミネーションショー」
ハーバーゲートに戻り、ホテルを越えて反対側に進むと一番奥にパレスハウステンボス。
ショーの時間に合わせて行ったものの閑散としており、え?ここ?といった感じだったのでしたが、
宮殿を抜けると整形式庭園が広がり、音楽と共に噴水やイルミネーションのショーが。
ホテル内も照明が落とされXmasイルミネーション
部屋から見たレストラン側
広いと言われる園内、どこがどこやらの感じで
とりあえず優先順位の高いところから回った一日目でした。
2021長崎 ハウステンボス3 [旅行関係]
行ってみたかったところその2は「ギヤマンミュージアム」
「ギヤマン」という言葉を知ったのは赤い仮面の時代劇?ドラマで
みんなが集めようとしていた「”デウス” ”マリア” ”サタン”のギヤマンの鐘」w
子供心にはXmasオーナメントのように思え、憧れたものでした。
「びいどろ」と「ぎやまん」の違いは
2011年の神戸市立博物館の「和ガラスの神髄」展で触れられていて、
カットされてキラキラする方のガラスと理解。
磁器と同じく綺麗だけど手を出したくない(出せないけど)見るだけの工芸品
入場すぐ見上げれば大シャンデリア。
カットされた水晶やクリスタル
ファウンテンな雰囲気
アール・ヌーヴォーやエナメル絵付け、切子、オパールセント等々好物のガラス工芸品も一杯
ガラスのインテリアの部屋もありました。
製法が西洋人にとっては模倣しながら追いかけた磁器より
こちらの方が断然歴史が深く馴染みがあったようですね。
2021長崎 ハウステンボス2 [旅行関係]
テーマパークということで長年張りぼて的なイメージがなきにしもあらずだったのですが、
これがなかなか素敵なところで…。
行ってみたかったところその1「ポルセレインミュージアム」
多分一生行けそうにないベルリンのシャルロッテンブルク宮殿の
「ポルセレイン・キャビネット」を再現した「磁器の間」
伊万里はじめ有田・中国・欧州磁器の展示も。
磁器の分野でも東西が影響を与え合った文化がお好きなようです。
じっくり鑑賞したい佳き第一訪問地でした
2021長崎 ハウステンボス1 [旅行関係]
島根旅行からほぼ1年。
2021年の12月初頭、コロナの波の間をぬって長崎に行って参りました。
予測に反しgo toキャンペーンはなかったけど。
第一目的地はハウステンボス。
初めて飛行機で長崎へ。早いです。
空港で五島うどんのお昼を食べて予約していたホテルのエアポートバスで移動。
この乗り場が判らなくて空港の端まであるいたけど
空港内のカウンターでチェックしてもらい時間になったら集合、
バス乗り場まで案内してもらうというシステムでした。
立地が園内のホテル・アムステルダムと迷ったけど、
水辺のテラス付きの部屋を予約できたホテル・ヨーロッパへ。
チェックイン前の到着だったので
2時からの20分程で園内運河を一周するホテル専用クルーズに参加いたしました。
Xmas使用の桟橋
船に乗り込んで出発。
ホテル建物の下をくぐり抜けて外の運河に出るのだけど、
プラハのモルダウ側クルーズのカレル橋周辺をクルーズした時の雰囲気に似ていていい感じ。
園内に出てくるとオランダっぽい風景が。
アムステルダムの都市風。
風車を見かけると郊外のような雰囲気に。
塔を見上げたり橋の下をくぐったり。
橋をくぐるといえば「ヴェニスに死す」的イメージで脳内でマーラーの曲がで再生されるw
帰着~。
ホテルのロビーはクリスマスっぽい雰囲気満載
ちょっとヨーロッパのホテルっぽくてステキ。
ラグジュアリーな内装の広い部屋も色々あるようですが、
テラス付きなのがとてもお気に入り。
12月頭とはいえ暖かい時期に当たりよかったです
ウダイプールを思い出しながら紅茶やコーヒーを。
チェックインクルーズ用の舟が出発。
ホテルの表玄関。
到着したときは気付かなかったけどこんなところにもツリーが。
アフター5チケットを買って入場~。
漸く訪問 [趣味関係]
恥ずかしいことに…三度目の正直にして入館。
一度目は多分ほぼ無休、休みがあるにしても高島屋は水曜日、と思い込んでの訪問。
なのに火・水休みでした。あららら…
ほとぼりの冷めた頃同じ轍は踏まない!と注意して訪れたら、展示替え期間。。
わたくし、何度かHP覗いてるよね?とちょっとショック。
確か前回も一度そんなことがあった気がして…相性悪い?!w
今回は昭和期にかけての銘仙や大胆な図柄が目立つ、ザ・高島屋コレクション風な
最先端を行くモード的着物の展示が多かったような気がしました。
作家物も多く時代が現代に近づくにつれちょっと違う…?ぽかったような。
洋服だと80年代ぐらいまで追えそうだけど、他の分野(建築や髪型、絵画、写真等)でも
興味が減退するばかりか、むしろキライの範疇に入ってしまいそうな。
やっぱりわたくし戦前までのものがいい。。としみじみ。
個人的目玉展示は恒富氏のポスターとモデル着用の着物展示
色の印象がちょっと違ってました。
今回は展示裏手のレトロエレベーターの案内も。
「上り下り」の表記が手書き。
壁や天井にかつての名残が。
堺筋沿いのアーケード。ちょっと素っ気なくて物足りない感じ。
徐々にでいいので往時を偲ばせるような設えにしていだけると嬉しいのになと思っています。
冬のお散歩 [その他]
12月の半ば、有給消化のため自宅にいる日が多いクラノスケを誘って天王寺七坂へ。
町名「夕陽丘」の由来は鎌倉時代の歌人が西の海に沈む夕日に感動したことによるものだとか。
古来から夕陽の景勝地として知られていたこの地は縄文時代はまだ海に突き出した半島で、
いくつもの流入する川からの堆積により次第に古墳・万葉期にかけ陸地が増えて繋がることに。
その結果半島は台地となりかつての海と陸部分を分けた崖部分の高低差が今に残って
この付近にはちょっと有名な七坂が。
四天王寺前夕陽ヶ丘の駅から一番近い坂からスタート。
(これより北側の源聖坂と真言坂は遠いこともあって却下)
口縄坂
口縄坂の下の方。春になったら枝垂れに見事な花が咲いてそう。
大江神社の鳥居下。
愛染坂の下ではどこかの運動部がトレーニング中でした。
通りすがりの不断桜。
清水坂。
天神坂。
一番南側にある逢坂は大通りで、
かつては自転車通勤の際降りて押さずに登り切ろうと頑張った場所でした。
真田幸村ゆかり(戦死の碑あり)の安居神社で解散、
次の目的地へ~。
秋のお散歩 [その他]
11月の半ばすぎ、コロナが下火になったタイミングでどこも行かないのもつまらないということで
久しぶりにクラノスケとお散歩。
まずは天王寺公園大阪市立美術館裏の慶沢園へ。
園内の東屋の天井が高価な網代。羨ましい~。
外には紅葉も。
波ガラスが入っていたかと。
お花も咲いていました。
池の向こうには大阪市立美術館。
「メトロポリタン美術館展」をやっていて確かクラーナハ「パリスの審判」も来ている筈。
慶沢園を出てNHKのロケ地として結構見かける茶臼山方面へ。
大昔ボートに乗ったことがあるワw
動物園の新世界側ゲート。
以前絵画教室の写生会で描いたことが。
アールデコ的な香りのする時代を感じさせる建物。
新世界は土曜日ということで大賑わい。
行ってみたかったギャラリー「再会」、外からだけ。
月一ペースでライブがされているとか?
通天閣の下。
朝ドラ「ふたりっ子」で「将棋センター」や「歌謡劇場」のある場所としてよく映っていたような。
塔の裏側がこんなになっていたのにびっくり。
鉄骨にはクラブ化粧品の商品の名が四方に。
ずっと行ってみたかったベトナムのバインミー屋さんで持ち帰り。
チェーも。
♪お前なんかにわかるかと 飛び出して行ったままそのまま帰りは午前様~・・
この辺りを通ると自然と「ふたりっ子」のオーロラ輝子の鼻歌が出てくるのですがw
駆け落ちの相手だった豆腐屋のお父ちゃんは、今期の「カムカム・エブリバディ」雉眞繊維のお義父様!
御影の帰り [趣味関係]
初春のお慶びを申しあげます。
年をまたいでしまいましたが、昨年11月下旬の御影の続きです。
w子様とお別れした後、着物姿で中之島の府立図書館へ。
こちらへの訪問は…
https://zokubarobeya.blog.ss-blog.jp/2013-02-01
以来。
ひーーーっそんなに昔だったの?!
自分のブログ遡るの諦めるところでした。
階段ホールが美しい図書館です。
撮影OKな階段ホールから撮れた部屋。
今回の目的はこちら。
レコードのジャケットやポスターの展示が主でしたでしょうか。
「築地明石町」といえば、やっぱり清方を連想。
「オリエント レコード」のジャケットはバーン・ジョーンズ風な気もしたけれど、
ウジェーヌ・グラッセの方が近いかも?
中之島暮色。
もうすでにライトアップが始まってました
続 モダン御影 [趣味関係]
モダンな公会堂ランチの後に向かったのはこちらもモダンな【喫茶】。
イタリアンのシェフが作っているという伝統を感じさせる素朴なレモン風味のケーキが
ほっこりとしていてメチャ旨
3テーブルしかない贅沢な空間で、
お客様の途切れた合間に昭和レトロな奥様設定で撮影させていただきました。
場所は甲南漬け資料館内。
もちろん、建物全体もセセッションやアールデコを感じさせるモダン建築で、
そこここに刺さるディティールが
訪れたのは11月の半ば頃でした。
次の春もまたw子さまにお会いできるかしらね。
ついに大阪でもオミクロン株感染のニュースがきかれるようになってきました
モダン御影 [趣味関係]
恒例年に二度の…いえ、事情によって年に一度になることもあるw子様とのランチ会というより最近は着物会、前回の昨秋は大阪にコロナ規制が始まる直前でした。会えてよかった~♪なタイミング。
春は第四波頃だったか、ワクチンなんかまだまだ一般成人には遠い世界の時期で諦めたのでしたが今回はOK?
ほぼ一年ぶりの再会!
個人的に御影づいていた時期で、乾邸/白鶴美術館に引き続き…
お誘いしたのはジャーン!御影公会堂。
前々から気になっていた場所で、一度入ってみたかった♪
コロナワクチン接種会場として使用中とのことでHPには全館閉館とありましたが、
地下の御影公会堂食堂は営業中とのこと。
注文したのは鮮やかなトマトソースのかかったオムライス…ではなく、
昔は裏メニューだったというオムハヤシ。
ハヤシライスの自慢のデミグラスソースも同時に味わえるいうもので、これが絶品!
卵も今時の半熟トロトロ系じゃないのにフワっとしていてメチャ旨。
ご飯と卵、お肉たっぷりソースのどれもが光っておりました。
レトロなインテリア
昭和な食品サンプル
この日も一階はワクチン接種会場として使われている感はありましたが、
スタッフさん以外人の姿はまばらで他の階も覗くことはできました。
最上階の階段ホールにはガラス天井が入っており明るく改築されていて
神戸の港沿いのお洒落な商業施設かなにかのような
w子様が入館の前エントランスに鶴の像があることに気が付いておられたのですが、
説明によるとこの建物は昭和8年に白鶴酒造の寄付を受け、建設されることになったのだとか。
大ホールにも「白鶴ホール」というプレートが。
そして地下には嘉納治五郎記念コーナー。
菊正宗を醸造していたのが本嘉納家、白鶴が分家の白嘉納家、
嘉納治五郎は本嘉納家の分家・浜東嘉納家(廻船問屋)の出なのだとか。
御影を拠点とした昔から脈々と続く財閥のような名家だったようですね。
ちょっと検索してみたら嘉納一族の功績も凄そうですが、
親戚姻戚の繋がりも興味深いものがありそうな。
建物横の川を遡れば先日訪れた白鶴美術館?と思いましたが、
あちらは住吉川沿いで、
こちらは一本西の石屋川沿いでした。
似たような川が幾筋もある地形が特徴的なこの一帯、
阪神大水害の描写のある「細雪」を執筆した谷崎潤一郎の倚松庵も住吉川沿い。
(白鶴美術館の前に寄ろうとしたら土日のみの開館でお休みだったという)
秋の文化祭2021 その5 [趣味関係]
もう10年ほど前?ペナン旅行の後頃だったか、
旅行ブログサイト「フォートラベル」でとっても魅力的な旅行記を目にし
時々覗きに行かせていただいていた時期がありました。
お子さんたちを連れてのマラッカ滞在記が一番印象に残っていて
あたしゃとてもムリムリとパワフルさに感心したものなのですが、
建築やタイル関係の記事の読後後追いで見学に行ったこともあったような。
楽しませていただくと同時に旅程の参考にもさせていただいたものでした。
パソコンのお気に入りバーに入れていたのですが、
数年前から更新は止まったままになっていていつのまにかアカウントも削除に。
残念に思っていたところ去年か一昨年Twitterに存在を発見。
何度かギャラリーで展示をされているという情報も目にしていたのですが
ようやくこの度訪れることができました。
写真&タイルを使った作品展。
初対面にもかかわらず、長居をしてお喋りしてしまいました~。
楽しかったです。
アズレージョを語れる方って身近にまずいない!
タイル色々から建物、クラシックホテル、旅行、当時のブロ友さんの消息等々…
(自分語りというか自分の熱さ語りになってなかったか心配~~)
後ろ髪を引かれる思いでようやく失礼したのですが、
この後ぼーっと自転車を漕いでいたら曲がるところをうっかり間違え
それならばと、少し前にこの方が紹介してらしたレトロ喫茶店に寄ることに。
「写真を撮ってもいいですか」とママさんにお尋ねした際、
今や撮影スポットとしても有名になった感もあるトイレもと声をかけられ「おおそうだった!」と。
実はこの喫茶店、20年以上前まだ鉄ヲが幼児だったころ立ち寄ったことが。
当時の自宅最寄り駅がこの近くで、交差点の向こうには鉄ヲのプール帰りに寄ったことのあるマクドナルドや、
ベビーカーでの入店が面倒で外からクラノスケに指示をしていた際自動扉に顔を挟まれたケーキのタカラブネがあったりした懐かしい場所でした。
駅にまつわる一番の思い出は日曜日だと駐輪場に係員がいないため自転車で行ったのに
帰りにそれを忘れて歩いて帰ってきたことでしょうか。
なんかすっごーく歩き損で悔しかったのと、わたくしってバカバカと情けなかった覚えがw
秋の文化祭2021 その4 [趣味関係]
この日一番の目的は乾邸
スパニッシュな印象のエントランス。
中に入ると圧巻の玄関ホール。
英国的な印象~。
タペストリーの絵がまたいいです。(厳島神社に詣でる図だとか)
こちらも圧巻の客間。
和洋いくつかの小部屋も
面格子とタイルが気になった浴室。
とってもお好きアイアンワーク
山向きの表側
海を臨む庭側(裏手)
なななんと、アルバムを遡ってみれば、前回の訪問は2002年でした!
約20年ぶり~?!
この時もそうだったのですが、通常は公開告知後申込による抽選制となっていて
確率は3~5倍くらいとかきいたような。
フィルムカメラ時代のスキャン。
今ほど大量撮影することもなく、
写り具合はプリントに出してみないとわからないという時代。
配布物から。
昔はこんなにあったのですね
再訪って前回と同じくらい感動できるかという不安がなきにしもあらずなのですが、
行って良かったな邸宅公開でした。
秋の文化祭2021 その3 [趣味関係]
しっかり腹ごしらえして向かったのはこちら。
でも、こちらがメインという訳ではなくちょっと申し訳ないと思いつつ一応形ばかりのご訪問…
の筈だったのですが、予想を裏切るなかなかの中身でした
オマケの企画が目的(;・∀・)
ずーっと前から存在は知ってた美術館。
琵琶湖ホテル(旧)や富士屋ホテルみたいと思ってました。
でも撮影スポットとの表示を目にし「ええ美術館や~」
目がハート~
展示品の青銅器には興味がなくてじっくり鑑賞せずにごめんなさいだったのですが、
建物の造作が阪神間モダニズムを伝えるどっしりとした風格で本当に素晴らしかったです。
御殿のような展示室と奥の屏風はとてもお好みでした
秋の文化祭2021 その2 [趣味関係]
秋の展覧会、引き続いてはこちら。
典雅なものほど撮影禁止だったのは惜しかったですが、ほぼ撮影OK。
戦前~戦後の女子教育資料から王朝文化を連想させるような品をメインに
教育観や生活文化の数々が紹介されていました。
近代特有のものとされる神武天皇の五月人形
檜扇の振袖
御所車に王朝装束の琴袋
土人形はべたーっとしたわたくし好みの彩色
お雛様の御殿
このお雛様、冠がしょぼいと思ったら、ちゃんと別にあったワ
豪華な冠大好き♪
袂の刺繍も好き
こちらのお雛様も袂の刺繍が美しい
撮影禁止の大礼服の刺繍も見事でした。
他にも大きな古いお雛様なども。
ランチはこちら、チキンキエフ。
かつて「キエフカツ」を検索して関西でヒットしたのがこちら。
ディルやニンニク入りのバターを詰めたチキンカツで、
切るとバターソースがトロ~リと流れ出るとか爆発するとか?w
美味しゅうございました。
15年ぶりぐらいの再訪だったかしら?
秋の文化祭2021 その1 [趣味関係]
お出掛けシーズンの到来で、美術展その1は10月末に訪れたこちら。
バロックから世紀末ぐらいまでの装飾的な服の展開展示?とか思いつつ伺ったら…ちょっと様子が違っていました。
とりあえず入って右にあった靴コーナー。
うーん、、「風木」のジルベールやオーギュストが履いてたそうなw
(ジルベールが学院入学前のパリ住まいの頃、
靴のオーダーをしてたのって何年頃だったのでしょう?
親世代の話の時はザ・クリノリンの時代だったし、
物語の中心はバッスル時代だったような…)
やっぱり最初に引き寄せられたのは刺繍などディティールの美しさ
服飾史的なこういうのって今までも何度もみたことがあるのよね~と思っていたら、
今回の展示は違ってました。
重点が置かれていたのは「造形美」「造形の構造」なかでも「傾きの構造」。
(+実用性や効果、理由、用の美、着心地とか…)
平面の布を縫い合わすことによって構築される立体の造形美というものの存在を
初めて認知させられた展示でした。
試着できるものもあり、
丁度主宰のご本人が出て来られたタイミングで
とっても古い装飾性の高いものを服飾系と思しき学生さんに試着させてあげる場に居合わせることができたり、
自分も新しいものに袖を通してみることができたり、
展示品を鑑賞するだけでは終わらない多方向から学べる内容の詰まった展示でした。
一応わたくしも日本では明治の軍服として馴染みのある肋骨服を試着。
ボタンを閉じると胸がせり上がる構造で、
胸を張って立派に見えるようにできているのだとか。
因みに肋骨のような堅いブレードは剣や槍で戦う時代の防具を兼ねた装飾が由来なのだそうで、
男らしい見た目と装飾性から広く伝播していったとのこと。
面白かったのは「人間アクセサリー」の話でした。
フランス革命以降貴族たちには無地でシャープなシルエットが流行していくのですが、
見栄えする使用人を従えることがステイタスとされるようになり、
人目を引く華美で装飾的な衣装のルックスの良い男性が伴うこととなったのだそう。
これって…格式あるホテルのドアマンや給仕が歴史がかった装飾的な恰好をしているのに通じるものがあるかしら?
会場はあの綿業会館の近所でした。
丁度窓掃除の最中。
ここは…以前ドラマロケのエキストラで入館した懐かしく思い出深いビル
10年以上前の見学会の画像
ボランティアエキストラで参加した「白洲次郎」のドラマにちょこーっと映っております
秋の午餐 [その他]
3カ月間更新していなかったということは、どこへも行かなかったということでしょうか。
京都へアンティーク着物のセールには行ったりしていますが、
うーーーん、、体調もイマイチとか感染予防に加えてやっぱ暑いのって苦手!
数日前から突然冬になったというような感覚で
秋はどこ~?夏と冬しかない国になってしまったの~?といった気候なのですが、
そんな夏の終わりの10月中旬に美味しいものをいただきに行ってまいりました。
クラノスケへカタログから選べる記念品のようなものが贈られていたのですが、
そのカタログが届いてたのは何ヶ月も前。
申込期限一杯の秋にしよう!その頃にはコロナが落ち着いてそうな…との思惑に
うまくはまってくれた…いや、それでも日中は暑かったかな~?といった感じでしたでしょうか。
場所はこちら。
良すぎるお天気~?
たった二人のお客に贅沢過ぎる広間
デコデコしい照明。お好きだー。
いたってシンプルな数寄屋風の設え。
横長の窓は個人的にはライト建築を連想。
眼下に鴨川の景観が。そのまんま川床的な眺望?
床の間の天井まで拝見しましたw(銘木が使われているのかしら)
エントランスの豪華なお花とは打って変わりこちらは茶花?
侘び寂びのなかにも雅さ?
目と舌を愉しませてくれた心の洗濯ができそうなお料理
季節を感じる心の余裕とか、あーなんかここしばらく忘れていたものが…と、
暫しの間至福の時を過ごさせていただきました。
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