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「金つば」総括? 後編・こんな「金つば」が見てみたかった [金色の翼]


昨日も貼りました。こんなコメ。


>引っ張って引っ張って、やっと結ばれる、というのは、とっても王道を行く手法だと思うのですよ。それこそ、確実に感動の最終回を迎えられる。

 だから、「金つば」は、(中略)凄い挑戦をしてるんじゃないかと思ってるんですが。


「美しい罠」といえば…、

溢れんばかりの切なさ。
突っ込みどころ満載のヒーロー。
憎みあいながらも愛し合う二人。
切なさに裏打ちされた国宝のちゅー。

萌えなくしてどうする…?!で、ございますよね。


「金つば」は、果敢にも、この真逆の道をとるという「凄い挑戦」をされたのだと思っております。

でも、やっぱり制作(脚本)時間不足?
そしてやっぱり「萌えと切なさ」に勝るものなし?

先に身体が結ばれて、最後にやっと心が結ばれ、真実の愛を手に入れる。
火焔光背のオーラが立ち上るような二人が、お互い分かり合うにつれて心が溶解していく。
それはそれで萌え萌えのシチュだと思えるのです。

ただ、それを遂行するには、二人ともあまりにフツーの人過ぎたような…。


「あほ」と並ぶ遺産(負の遺産?)は「格好悪さ」だったのかもしれません。
槙、外見上も、とうとう匂いたつような男っぷり披露してくれませんでした。
一度もデートしたくなるような服装してくれなかったし、髪型もとうとう変わらず。
内面的にも、ちょっと中身を疑いたくなるくらい、ずれまくったというか、はずれまくった発言が数々…。
(いきなり、「な、なんでそっち行くかなー」、「ど、どういうことそれ?!」みたいな…)
一番最初に引っかかったのは「根拠のない自信」でした。
なんで、フツーの男が簡単に落とせるのよ~、と呆れずにはいられなかったのですが…。


…ということで、「金つば」の全容がわかった今、以下はわたくしの希望する「こんな金つばがみたかった」です。ココさんの好みってやっぱりコレしかないのね、って感じで、かる~く受け流して下さいね。


槙は「Montage」でビリヤードやってたみたいなテク満載、「根拠のある自信」に裏打ちされた男。
い、いい、色悪~~~♪
昔はパイロットを夢見る真面目な男だったものの、兄さんのお陰で、まともに就職も出来ず、ホストの経験もある荒んだ生活を経てホテルでテキトーに働き、非道っぷりを発揮する。

理生は、いてもいなくてもよかった?
いたとしたら、セツと同じく過去の槙を知っていて、本当の姿じゃないと信じている。
理生がけしかけたり、土下座事件がなくても、勝手に槙、計画・実行。

奥寺や静江はいい味出していたと思われますが、
敬吾や不破じいに対抗できるほどの強力キャラとは言い難く…、

となると、対抗馬として降臨していただきたいのは日ノ原氏。
(あの下半身と手だけが出てきた日ノ原氏、一体誰が演じてらしたんでしょうね?
 コマ送りして見ましたけど、手から判断は出来かねました。でも、ひょっとしたら…?)
事の元凶、ドSジジイとしてお出ましいただきたかったです。

もー、最初っから修子とは偽装結婚・仮面夫婦で、
目的はハル。ハルを手に入れる為。
で、ハルを精神的に追い込んでいく…。
配役は、峰岸徹さんとか…うーん、あと誰がよかったでしょうかね?
長塚京三さんみたいな方が、ねっとりねちねち責めるのも見ものかもしれません。


色悪が、実は「おばか」というのでもよかったんです。
格好悪くても、「真を貫き通す賢さ」みたいなのがあるならそれでもよかったんです。
萌えなし、且つ、あほだったという二重の十字架は、重かったですね。


 


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