金つば ＨＰ

「金つば」ＨＰ、10月31日（水）でメッセージの投稿受付終了するそうです。

今回は、投稿しませんでしたわ～。
昨年は書きたくって書きたくってガマンできない状態で、更新されるの待ちかねてまたまた投稿したりしてたんですけど…（放送終了後だったので、そんなに頻繁に更新されてなかったのかも？）。
今回は読むこともほとんどなかったような…。
書きたいことは、自分ところで消化できたからかもしれません。


それから、トピックスに風岡プロデューサーからの挨拶もアプされてました。

「金つば」、新しい企みに挑戦されたドラマだそうです。

8月の頭にわたくし、こんなこと思ってました。
＞だから、「金つば」は、惜しげもなく国宝振りまきながら、凄い挑戦をしてるんじゃないかと思ってるんですが。

ドラマの王道を行く手法を捨てて、新しい試みにチャレンジされてたんですね、やっぱり。
その心意気は本当に評価されるべきだと思われます。
でもちょっと先行き杉…？

厄介な物語とのことでしたが、
うん、確かに…。
今にして思えば本当に厄介なお話でした。

すべてが終わって見直すと、最初みたときとは全然受けとめ方が違い、結構面白いです（…って、つまみ食いみたいに見ただけですけど）。
「おー、この台詞はあのことを指してたたのねー」という発見があったりします。

でも、やっぱり最初に見たときは厄介というかしんどいというか…。
「騙されないゾ」目線でみることしかできませんでした。
先日も書きましたが、見直してみて初めて、「ああ、これが鞭か、これが飴か」、と解った次第で、これが最初からもっと強くにおわされていれば、もっと楽に見られたような気もします。

視聴者、ちょっとついていけてなかったみたいです。槙と修子の台詞にしても、もうちょっとだけはっきりと「コレは本気、コレは駆け引き」と、解った上で楽しみたかったような気がします。

その辺のことを踏まえて遡って思い出してみると、すっごく印象的なのが、
「槙と修子が東京の空港で落ち合う約束が、槙が遅れてしまって、やっと、巡り合えた」シーンの
槙の笑顔でしょうか。
二階から見下ろして微笑む表情が、
もぉー、ホントに意味深！
真実と虚構がモザイクになった絶妙の表情です。
（このときは槙が「情熱のあほあほ」であることを忘れてました）

この路線で、修子と丁々発止の手玉の取り合いして欲しかったですねー。


そういえば、修子、迫田が来てすぐの頃、奥寺が無理やりちゅーしようとして、土下座させんばかりに手玉に取ったシーンありましたけど、もっと修子には魔性の女的オーラ出して欲しかったです。


でも、一番辛かったのはやはり感情移入出来なかったことでしょうか。
たとえ主人公が大悪人でも、ストックホルム症候群にかかったかのように、視聴者に応援させるくらいの主人公というのはやはり魅力的です。か～ん単に没頭して楽しませていただけます。
でも、修子さん、衝撃の告白するまでわからない人だったし、
槙は魅力的というには、あまりにも自分の価値観を絶対的だと信じてる熱すぎる男だったし。
 

風岡プロデューサーに、次回、是非おねだりしたいのは、
「色悪～」、のお話♪ 

普段はちゃらい兄ちゃんなんだけど、罪を犯すときに、凄絶さを湛えて事を成す、
というか、
イメージ、ちょっと「女殺油地極の河内屋与兵衛」入ってるんですけどね（わたくしがみたことあるのは片岡愛之助丈と、テレビの片岡孝夫丈）。
これは、最後に人妻を殺してしまうだけなんで、６５回のドラマにするにはあまりにも短すぎますが、
ちょっとだけ不良な兄ちゃんが、ちょっとしたはずみに一線を越えてしまう、なんてどうでしょ？
（槐みたいに頭のいいのが練に練って…とか、勿論奥寺みたいなのではなく）

悪事を重ねて重ねて、高みに向かって登りつめて、最後の最後に転落するっていう物語が見て見隊～。

わたくし、最初「金色の翼」って勝手にこんな感じじゃないかと思っていました。
槙は修子の愛情を利用して、最終回の二週間前ぐらいまで、どんどん成功を重ねていって、最後に調子に乗ったイカロスの如く墜落する、と…。

あ、でもこれだとありきたりのドラマになってしまいますね。「白い巨塔」とか「砂の器」？（両方とも見てないけど…。あ、主人公賢いし。）


とにかく昼ドラダーティー王子のふたたびの降臨、首をながーーーくして、待っておりますわ。

 

コメント 8

ココ様、お久しぶりです〜。

金ツバについての考察、うんうん素晴らしいと頷きながら読ませていただきました。

確かに、新しい企みって素晴らしい事なんですけど、キャラクターの『情』の部分が描かれていないと（乙女の心を隠し持つ？）自分の様な視聴者には食いつきにくいでした。。。

次回作は、ヒロインやヒーローが自らのいろいろな『情』にもがき苦しみながらも、ストーリーは繊細に美しく進んでいくという希望を、小さな小さな声で希望しま〜す♡
by がーこ (2007-10-31 10:01) 

がーこさま、
お久しぶりです～～。

もう、金つばのことは、みなさま、とっくの昔に見限ってらっしゃるのではないかと思っておりましたよ～。
とりあえず、それでもわたくしの周辺のみなさま、最後までご覧になっていたみたいですけど（「ラスト、あそこで『愛している』を使わんといてくれ！」とか、怒りながら…）。

＞次回作は、ヒロインやヒーローが自らのいろいろな『情』にもがき苦しみながらも、ストーリーは繊細に美しく進んでいくという希望を、小さな小さな声で希望しま〜す♡

あーい、わたくしも。乙女ががっつり食いつけるような。
がーこさま、大きな声で、おっしゃってくださいましー。
（ところでがーこさまは高杉ファンでいらっしゃいますの？）
by ココ (2007-10-31 19:47) 

＞（ところでがーこさまは高杉ファンでいらっしゃいますの？）
密かな高杉ファンだと思います。
金ツバも全６５回、頑張って観ましたし。。。
ただ、最終回は３０分間激しく突っ込みまくってましたが（笑）。

これからも「◯人の星」の明子ねーちゃんのように、木の陰からそっと見守っていきますわ。
by がーこ (2007-11-01 09:17) 

＞密かな高杉ファンだと思います。

そうでしたのね…。
わたくしは「美しい罠」ファンからだんだんシフトしていったようです。

去年の今頃は「嫌われ松子…」の佐伯先生をみて、
がっくりしてたとこなんですけど…（「こんなのいらない」、みたいに…）。
by ココ (2007-11-01 10:49) 

昨日で金色の翼の公式のコメントが終了しましたね。
色んな意味で踊った夏が、やっと終わったな～という感じです。
確か、「美しい罠」の時は11月の末までコメントを受け付けていました・・・異例だったのかな？
やはり投稿数が関係するのでしょうかね。

私も昨年の美罠公式へのコメントの投稿をしまくってました。
ココさまと同じで、書かずにはいられない！そんな感じでした。
「美しい罠」がそれほど凄いドラマだった・・・っていうことですね。しみじみ…

金色の翼・・・私は、序盤の槙が修子を恋に落とす為の、あの甘い言葉が見ていて何とも辛かった～！
いったい何なんだ～っ！何が起こっているんだ～っ！って拷問を受けているみたいでした。
でも、もし、もっと、あの時の修子の「飴と鞭」にメリハリがついていれば、
槙のバカなイカロスさが感じられて、受け入れ方も違ったかな～と思ったりしています。
・・・修子の心情がわからない、それが製作者側のねらい・・・
ひゃ～　やっぱり私にはついて行けなかったんだ(/_;)

＞でも、一番辛かったのはやはり感情移入出来なかったことでしょうか。

私も主人公の人生を、主人公たちの恋を、応援できなかった事が残念でした…。
次回作は・・・、はて？次回作はあるのでしょうか。（涙）
私もココさま同様、悪い顔びしばしの“昼ドラダーティー王子”の降臨をいつまでも待ちた～い！
どうか、胸がきゅ～んとなるようなお話をお願いしたいです～。
by かつらこ (2007-11-01 10:53) 

＞かつらこさま、

やっぱり、乙女の原動力は

「この二人、結ばれてくれ～～～！」
ヒイヒイ、ハアハア、ゼエゼエ、でございますわよね。

加えて、
「萌え～～～！」
た、たまらんっ、この表情！でございますわよね。

んでもって、
「切ないぞ～～～～～！！！」

でございましょうか。


見直すと、「金ツバ」、それなりに面白いんですけどね。

あ、今嘘が８０％で本気が２０、
あ、今の修子、１００％演技ねー、なんてね。

リアルタイムのときは、なっかなか分らなかったから、しんどかったです～。
あー、やっぱり厄介な物語でしたわね。


＞・・・修子の心情がわからない、それが製作者側のねらい・・・
ひゃ～　やっぱり私にはついて行けなかったんだ(/_;)

ちょー、ちょー、ちょーなんですの。
単純な乙女にはちょっと、高度杉ましたわ。

あのわかりにくさというか、あいまいさ加減を表現しなくちゃなんないんだから、もー、高杉氏ってやっぱ天才なのかもね～♪（何、万歳してんでそ？）

行き着く先、「情熱のあほあほ」じゃなかったら、もうちょっと萌えもあったかも…（最後まで、ずーっと騙しあいっこというか、嵌めあいっこというか、陥れあいっこするの）。

国分さんも難しい役どころ（もー、理解不能？）で、お疲れ様でしたって感じ？

＞悪い顔びしばしの“昼ドラダーティー王子”の降臨をいつまでも待ちた～い！
どうか、胸がきゅ～んとなるようなお話をお願いしたいです～。

あい、是非、泥にまみれた色悪を、お頼みします～！！
by ココ (2007-11-01 15:23) 

ココさま

＞「この二人、結ばれてくれ～～～！」
　ヒイヒイ、ハアハア、ゼエゼエ、でございますわよね。

そうなんです！まさにそのとおりなんです！
私は、ヒーローとヒロインが結ばれるのを見届ける為に
最後まで見るといっても、過言じゃありませ～～～ん。

＞「萌え～～～！」
　「切ないぞ～～～～～！！！」

萌え～！切ない～！で胸がきゅんきゅん・・・。
ああ・・・！思えば、これを「美しい罠」は全部持ち合わせたドラマだったんですね・・・
その上に、話は面白いわ、キャラは魅力的だわ、俳優たちは美形だわで・・・
やはり、偉大だった。

最近、ある作業の為に金翼を見直しているのですが
ココさまのおっしゃるとおり、放送中ほど、しんどいとは思わなくなりました。
修子の心情がわかっているから、曖昧なセリフや表情が許せるようになったのかなぁ…。
しかし、放送中はブツブツ怒ってばかりいて、見直してから、そんなに悪くなかった・・・なんていうのは、何だかなぁ…
ぜひ次回は、リアルタイムでビンビン乙女心に伝わってくるようなお話を期待したいものです。
（いつのまにか、次回があると決めつけている～～(/_;)）

＞泥にまみれた色悪を、お頼みします～！！

高杉氏の“色悪”を見せておくなさいまし～～～
〇〇プロデューサー！言った責任をとってぇ～～～
by かつらこ (2007-11-01 18:08) 

きゃー、かつらこさま、
過激発言～～♪

でも、見隊ですわよねー。

待ってますわよねーー。

＞（いつのまにか、次回があると決めつけている～～(/_;)）

はい、わたくしも信じておりますですっ！！
by ココ (2007-11-02 19:10)