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大和な雛まつり 2 [趣味関係]



一階に下りてきてくると建物に囲まれた中庭が。
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お風呂の遺構?
天井のシャンデリア座はこちらの家紋とか。
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壁に透かしのある階段と手洗い。
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結霜ガラスの入った松竹梅の窓のあるトイレ。
壁のタイルは洗面台とお揃い♪
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玄関座敷のお雛様の衣装が一番お好みだったかしら。
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少し歩くと源九郎稲荷が。
こちらでもイベントの類はすべて中止で展示のみ。
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JRに沿うように北上すると藍染体験や金魚コレクションの展示も拝見できる箱本館「紺屋」さんや
プチミュージアムもある「葉本家」もあり、内部を見学させて頂けます。
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葉本家は元両替商で、建物は明治初期のものとか。
展示されている当時の人々の日常を伝える資料が興味深かったです。
籠なんかもあったけど、簪とか新聞のカラー頁(?)とか
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午後1時から公開される建物があるときいていたので、再び洞泉町へ戻ることに。
一帯は元遊郭で、毎日新聞net版によると、近々取り壊されるとのこと。
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「残る2棟」側の建物。
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こちらが①~③側。
長年住む人もなく内部はかなり傷んでいるとか。
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公開されるのは④の建物「山中楼」で、開場後まもなくの時間帯だったからかエライ人混みでした。
もう取り壊しちゃうので土足で3階まで。
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大正末期から昭和初期が最盛期ということですが、
当時の隆盛を伝えるのは外観と玄関ぐらいでしたでしょうか。
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ここには写真が娼妓の写真が並んだとか。
写真左奥は壁かと思ったけど鏡でした。
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わたくしの知る限り、こういった建物って玄関脇に鏡がつきものよねぇという印象があるのですが、
それってクラノスケの実家のお隣さんがそうだったからかもしれません。
公務員だった義母はクラノスケが幼稚園に行くまで
保育所代わりに近所のお茶屋をしている女将さんに預かってもらってたので
彼自身はそんな環境がとっても普通で馴染み深いものだったみたいなのですが、
(アルバムを見ても「検番の旅行」で温泉に行っていたり)
その後引っ越して今ある実家の場所に移っても、たまたま元お茶屋の建物が二軒ばかりある場所で
義両親が入院した際、挨拶やゴミ出しのこととかで訪ねたら、玄関に大鏡があったという次第。

今回たまたま遊郭建築を検索していたら、建物探訪をライフワークとされてるような
興味深いブログに当たり、
へーっこの方、近畿だとどのあたりを探索されてるのかしらと覗いてみると…
思いっきりクラノスケの実家のある町が!!

ついでにこの町はうちの母の実家もあるのでわたくしにとっても馴染みが深く、
これあそこで、ここあそこやんーーー!ww みたいな感じ。
ちょこっと背後にクラノスケの実家も写り込んでいて
写真と記述にほほーっとなったり、へーっとなったり
とにかく目と耳で漠然とそうなのかなぁ~?と思えてたものが、推論で裏打ちされたような感じで
興味深く拝読できました。
クラノスケが帰ってきてから見せても大ウケだったワw
(今も改めて検索してみたら、小さな町ゆえ赤線として正式に登録されてはいないものの
 町内には何か所かその類と思しき場所があって、
 歴史的伝承地区と絡めた訪問記が一杯出てきたわーw)
 





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