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モロー展 [趣味関係]



暑い…、暑いけど行ってきました。
moro.jpg

たまーにどえらい長蛇の列で入館できないという目に遭うこともあるので
今回は開催わりとすぐに!
朝一にするか夕方にするか迷ったけど、朝一!
…といっても10時半頃だったかな?
予測通り入館時は割と空いていて徐々に観覧者が増えてきてました。

十数年前に神戸で鑑賞したことがあったので
それほど感動はないかも…と心配していたのですが、
全くの杞憂に!

ブルーベースの紫やピンクに区切られた壁に
テーマ毎に絵が配置され、
最初に展示されている母親や恋人の素描は私生活での人となりを伝える上で興味深く
親近感を持たせる内容となっていました。
(エキセントリックでもなければ、傲慢な教授でもなく、愛を求める薄命の異端児や夢見がちな放浪者でもなければ、恋人をとっかえひっかえしてる訳でもない←誰や⁈ 心身の安定したブルジョア階級の人)

後半の工夫を凝らして自ら設営した美術館に関する展示も
もっと見たかった…というか、美術館に行きたくなったワ~w

でも、何と言っても
やっぱり一番インパクトが強かったのは「サロメ」エリア!

たらふくサロメを堪能することが出来て感動モノでした。
未だかつて絵をみて泣いたり動けなくなったりしたことはありませんが、
ちょっとばかり身体を突き動かされるぐらいのぐぐっときた感はあったでしょうかねぇ。
あんなサロメやらこんなサロメ、見たこともないサロメもあったりして
キャプションを読みがらじっくり眺めていると
コツコツと重ねられた人の技と情熱の結晶なのだということが感じられて
わたくしちょっとモローに近づけた?w

他の神話的なものを主題とした
ギリシャから中近東、インド辺りまでの風俗をベースにした作品は
神戸の方が充実していたような気もしますが、
どちらもよかった♪
どちらも図録買ってしまってる~。

モローの魅力って何なんでしょうね。
多分多くの人は象徴的、幻想的なモチーフを思い浮かべることと思われますが、
それだけだと他の画家も同様。

エジプトやメソポタミア、ギリシャっぽい古代的な固い横顔?
ジャポニズムの影響が感じられるアールヌーヴォー的平面感?
装飾的な画面?

うーん、わたくし的にはこの辺りでしょうかね。
画面にお好みが集結している?!







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