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押絵展 [趣味関係]



先日、久々に大阪歴史博物館へ行って参りました。
たまに素敵な特別展示がなされており、以前行ったこちらの特別展は
期待通りの内容で、本当に素晴らしかったです♪
特別展 生人形と松本喜三郎 主な展示資料

今回は、そんな松本氏の名前が前面に打ち出された押絵展!
特集展示『押絵「西国三十三所観音霊験記」と生人形』

HPの説明では
熊本出身の生人形師、松本喜三郎(まつもときさぶろう)の代表作「西国三十三所観音霊験記」は明治時代に東京の浅草、大阪の千日前などで見世物興行され、まるで生きているような人形が登場する各観音霊場の説話の場面展示で、大いに人気を博しました。押絵「西国三十三所観音霊験記」は、その生人形の意匠をもとに、明治42年(1909)~大正2年(1913)にかけて制作されました。
とのこと。

主な展示資料として挙げられていた画像が、押絵二枚と人形一体で、展示資料数約40件とのこと。
わたくし、てーっきり生き人形も押絵と同等…とはいわないまでも
複数点展示されていると思っておりましたので、
画像にある頭部と手だけの展示に…ガクッ!

だってタイトル「押絵と生き人形」よっ。

普通押絵と生き人形が並ぶと思って普通なんぢゃぁないの?
…と、昨年のクリムト展に続くやられた感に、ああまたか、と…。

まあ押絵には興味があったし、
生き人形の方は数えるほどだろうとは覚悟していたのですが、
まさか本当に一体とはww

押絵はこんな感じで昨今イメージするラブリーなのとはまたちょっと趣が異なります。

チラシをもらってきました。
EPSON001.jpg
下の方の修復前後の比較画像、どうして撮影角度が違ってるの?比較し辛いではないのと思い
修復前の方の角度修整を図ってみたのですが、
大きさも出来るだけ揃えようとやってるとなんかかなり違ってるのがわかりました。
EPSON001-007.jpg

実はこの日はあそこ行ってここ行ってと色々用事を詰め込んだ外出でした。
でも、スマホを忘れてたことに気が付き、あー…買物メモが見られない!ということになって
急遽押絵展の方に向かうことにしたのですが、
こちらの展示、ごく一部を除いて撮影自由だったんですよね~~。
言ってくれ!!

押絵自体は古色の落ち着いた当時の日本画風で興味深いものでした。
一番惹かれるのは着物の描き方でしたでしょうか。
裾や袖、襟元などの表現が風俗画をそのまま立体にしたような感じで
風をはらんで膨れたり、波のようなドレープが立ったり、
ゆるゆるとした昔の着付けの美しさが一層際立ちます。
ということで、もいっかい撮影に行こうかしらと思うほど、興味深い押絵展ではありました。




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