ドラマが残してくれたもの その２

続きでしぃ～。


＞「萌え」と「結婚したい」が同時進行できる奇蹟のキャラ

―藤堂さま。

「終わるまで見ていろ！」発言すら萌えの対象でしかなかったわたくしの
それまで築き上げられてきた思いを、
最終回のただ一話で、
瓦解させられてしまったワ。

追いつめられて、
追いつめられて、ぶっ壊れた藤堂さまの、
死期の迫った陽平にわざわざ銃口を突きつける無意味さや、
（三カ月ほど待ってりゃいいだけでは？）
陽平の子供を身籠り、な～んの義務も責任も派生していない藍子と
結婚する（させられる？）訳判らなさにも、
今更別段突っ込もうとも思わなかったわたくしですが…。
（死のうとしても死にきれなかった惨めさや、
　齢４３歳にしてすでに爺化した姿さえカモ～ンですワ）

わたくしにとって
ヒーローへの思いとは、

本人の魅力ではなく、
作品本編の魅力なのだと
思い知らされましたワ。

考えてみれば、わたくし、
最終回までは槐のことなんか
これっぽっちも好きだなんて思ったことなんかなかったのに、
未だに高杉氏を追っかけずにはいられないのは
槐の魅力ぢゃなく、
「美罠」の魅力。
高杉氏はわたくしにとってはなぜか「美罠」の権化。
最終回のエンディングとともに、
ドラマへのすべての思いが凝縮されてしまいました。

藤堂は、
藤堂はやっぱり素敵なのに（あんなオジサンになっても）
本編が…、本編が…。
わたくしに家庭への回帰を促したというか・・・。


世のマダムに、
聖人のような男なんて存在しない、無理のしすぎは壊れるもと、
家庭に入っちまえばあんなもの、…って、
教え諭したかった？

世の中の落ち着いたようにみえるカップルにも
それぞれかつては燃えるような恋が…って、
問いかけてみたかった？

大体ドラマに限らず、
わたくし、色恋沙汰に子供が出てくるともうダメなのでしよ。
ばかりか、何の障害もなく、日常的に行為が繰り返されることが可能なシチュでさえもう不純？
（うぅ…、「ただ一度の契り」の真彦を持ち上げることになってしまふのだけれど、
　藤堂さまだって話の展開上意味を持たないえちーはなかったワ。）
ひたすらまっすぐに「お願い、お願い、どうか結ばれて！」と、画面に念を送るような思いで見る作品って…、
やっぱありきたりだけど、感動し易いんですよね。

今回は…、
最終的に藤堂 ♡ 紅子は無理としても（さすがにその気は失せたワ！）
紅子が真彦への思いを貫き、
藤堂が身を引くなり、去るなりしていたら、
今頃わたくし、愛という名の煉獄だったかも？



ついでに気付かせて下さったといえば、
わたくしの心のドロドロにも気付かせて下さいましたワ。

藍子階段落ちろ、
劇薬飲め、
切望しましたもの。
　自虐的あぷ
藍子の洋服、裁ち鋏で切って、お腹を針山にしたくなったワ。

や～～～ん、
今までわたくし、そんな発想なんかなかったのに～。
たまたま通りがかった道沿いの「葛原」という表札に、
ちらっと憎しみを覚えたりしたのも今回が初めて。

ただ、藤堂の子でないというのが救いでしたかしらね。
あまりの不条理さ故、どーでも良くなっちゃいましたケド。

おねえちゃんといても藤堂が楽しそうぢゃない、みたいなこと藍子言ってたことあるけど、
藍子といても楽しそうだとは思えない。
ま、当時の結婚って、好き同士ではないこともごくごく一般的だったから
ま、いっか～とは思われつつも、

藤堂の老けっぷり…、
一回り以上も年下の妻に、
夜毎ハゲしく御奉仕させられてるのね～なんて…。
い、いえ、藤堂のことだから街のおねーちゃんたちとも…。
神武景気で羽振りがよくていらっしゃったのでしょうね。
そういや藤堂の私服が見隊という夢は叶ったわけですわね。
なんか複雑ですけど。。

絶対ネクタイは外さない…は無理だったけど、
白シャツを脱がない藤堂、
貫いて欲しかったワ。



終わってみて…、

得をしたのは
大佐ですわね。

損をしたのは…、
紅子と藍子。

紅子、
もうもう、一部の頃なんか
と～～っても可愛らしかったし、
二部もわたくしは好きだったのに。

三部は娼婦のドレス姿はともかく、
なんかあの運動靴姿を見るだけで腹立たしくなったりして。
つっかけの方がまだマシだった？
藍子は…、
もう澪の比なんかじゃなかったですわね。
役の女優さん、わたくしにとっては一生ﾄﾞﾂﾎﾞ藍子で、
可哀相なくらい。

で、いつぞやのときのように
プロデューサーの方からのご挨拶とかないのかしらね？
（作品の解説とか、ＤＶＤの販売に関してとか）


でも、
今でも望んでおりますのよ。

スピンオフ藤堂編、宜しくお願いします～♪

…二日経った日曜の夜、
買物帰りに「いばらのみち」歌ってたら、
目頭にぐっとこみ上げてくるものがあったワ。
流れはしなかったけど、
く、悔し涙…？！
（結局視聴者は翻弄されちゃった訳ダケド、
　そんなことより素直な気持ちで申し上げれば、作品も、藤堂も、もっと大事にして頂きたかった。。）

いばらのみちでも、
くじけないワ！
わたくし的藤堂さま道を極めて…、極めてみせられる？

コメント 6

お姉さまったら、槐という人がいながら、ちょんなに藤堂さまに嵌ってしまわれたのねん⊂（（〃/⊥＼〃））⊃ウキャ♪
んじゃ、槐たんはごまが舐め舐め・・・ぢゃないわ、撫で撫でして上げよ～っと♪

＞聖人のような男なんて存在しない、無理のしすぎは壊れるもと、
家庭に入っちまえばあんなもの、…って、

なぁ～～っはっはっはっはっはっはっはっはっは（爆）
うんうんうん(o_ _)ｏ))
家庭に入ってしまえば・・・ねぇ～
話がガラッと変わりますが、男性は結婚した方が長生きするんですって。
女はどーでそねぇ？
女性はもともと遺伝子からして強いですし（男は遺伝子的にいうと奇形ですモンね）、男子は血液の４分の１を失うと死ぬけど、女子は４分の３失っても死なないそーですわ（￣(エ)￣；A
何が言いたいかすっかり分かんなくなっちゃいましたが、
男は女なしじゃ生きてけないケド、女は男がいなくっても元気・・・って話ですわ（￣(⊥)￣）　オホホホ♪
by ごまきち (2010-07-06 11:36) 

うわぁぁぁぁ～～～ん！

ごまさま、
泣かせて！
わたくし、辛い辛い恋をしたのでしよ～～。
（だんだん時間が経つにつれて素直になれてきたカモ）

藤堂さまがっ、藤堂さまがっ…！
義務も責任も愛情もない女と結婚してしまわれて、
余所の男の子供を育てているのでしよ～～。
これもまた懐の深さというのか？！もう訳わかんないワ～～～！

そーいや、槐だって
何の血の繋がりもない子、育ててるんだったワ。

＞男子は血液の４分の１を失うと死ぬけど、女子は４分の３失っても死なないそーですわ（￣(エ)￣；A

ありゃ、それもまた壮絶な話ですわね。
by ココ (2010-07-06 13:07) 

お～よちよち、、、

しっかりなさって、お姉さま！
犬小屋のコメを見てこっちへ飛んできましたのよんっ(ありんこ休憩中でし)！
ワタクシ、助手席よりも膝の上よりも○○○っ○○の上の方が…♪きゃー(≧ω≦*)♪
うそうそ、そんなコトま～ったく思っておりませんことよんっ( ￣(エ)￣;A

藤堂さまへの愛と槐への愛。
どちらの方がよりゴロンゴロンいたしましたなり？
by ごまきち (2010-07-06 14:27) 

＞ワタクシ、助手席よりも膝の上よりも○○○っ○○の上の方が…♪きゃー(≧ω≦*)♪

きゃー、わたくしそこまで申し上げてなくってよ～。
な、なんでこちらでお返事を下さるの？！いやんっっ♪

＞どちらの方がよりゴロンゴロンいたしましたなり？

そ、それは、どちらの方が身悶えたかという質問でしか？

フェロモンＶＳエロス　とな？　　　　　　
エロちゅーＶＳ抱いてくれ　？
○○○っ○○ＶＳ…不明　

土俵が違うから難しいワ…！

藤堂さまはゴロンゴロンちゅーはなさらないわね。
求めてやまない思いを我慢する切なさは持ち合わせてはいらっしゃらないような。藤堂さまの切なさといえば身代わりプレイ？ひたすら尽くす！（ベッドでもきっと尽くしてらしてよ）

砂漠で星ＶＳ生命保険+年金で、結婚するなら絶対藤堂さまなのですけどね。
by ココ (2010-07-06 22:54) 

＞スピンオフ藤堂編、宜しくお願いします～♪

ホントですわね。
ココさま、私の最終回の感想は・・・

ガッカリ。

もー、なんだか全て丸く収めりゃいいの？って感じでしたわよ。
特に藤堂！
藍子と落着くなんて、はぁーガッカリ。
愛していない藍子と、紅子を盗られた陽平の子供。
愛せるのか？お前は本気で愛せるのか？と問いただしたいっ。
（実は…せっかくココさまに教えて戴いたのに、1部を見る気が急に失せてしまったというか・・・）

そうそう、藤堂の私服、見れましたね。
しかし、あれぢゃぁ・・・ぶふふ。
ココさまガックリなさっているだろーなーと思いましたわ。

あ、あにょ～・・・
最後に紅子が「いばらのみち」歌ってましたよね。
あんな感じでココさまが歌ってるの見てみ隊でし～♪
by うにゃ (2010-07-07 22:43) 

う、うにゃさまっ（土下座～～～！）√￣\〇_
　
はぁーガッカリ、ガッカリ！
でございましたわね。
視聴者を裏切るべく、頑張って頑張って無理してでも面白くないラスト捻り出したって感じ？おっそろしい程普通では考えられない展開でございました。
一番平凡だけど納得できるのは真彦実は生きていた説でしょうか。「やっぱり」「なんだぁ」でも構わないのに、なんでわざわざ非難轟々の終わり方選ばれるのか。。。視聴者から責められたい、どＭとしか思えない？

＞1部を見る気が急に失せてしまったというか・・・

い、いえ、これはホントに見る価値がございましてよ！
単にテーマ・パークでジェットコースター乗ってる気分で楽しめますわヨ。いっぺんに５話ぐらい軽くいけちゃうかも。

い、今の思いは…、
＞スピンオフ藤堂編、宜しくお願いします～♪

…の前に、
別バージョンのラスト、宜しくお願いします～♪
って心境でし。

＞最後に紅子が「いばらのみち」歌ってましたよね。

うしし、うにゃさま、わたくし、意外と（そのまんま?!）と下手っぴぃでしてよ。
あのシーン、何だか髪型みてたら戸川昌子さん思い出されちゃいますた（爆）
by ココ (2010-07-07 23:29)