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ペナン ~OP観光 その1~ [ペナン旅行]



3日目にして、「ジョージタウン観光」のOPツアーに参加しました。
ランチ、トライショー乗車付きで2100円はおトクでそ?

専ら行きにくいところへ連れて行ってもらうことの多い現地ツアーですが、
オリエンテーション的に観光するのも街を知るにはかなり効率が良い手段。
ベトナムのときは、水上人形劇鑑賞が目的で、申し込み時には余計に思えた街歩きでしたが、
夜の街を歩いたことで、翌日からの観光がぐっと気楽に思えたような。
横断歩道を渡るコツもつかめたような気がしました。
ガイドさんのお話も興味深いですしね。


ペナン島の中心地はジョージタウン。
なんで欧米風?
と、思ったら、植民地化のときの英国国王ジョージⅢに因んで命名されたとか。

クアラルンプールに次ぐマレーシア第二の都市ということですが、
中心部にはコロニアル建築やショップハウス群がまだまだ健在で
大都市といった印象はそれほどありません。
周辺部には高層マンションらしき建物も多く存在するのですが、高層ビルのオフィス街というのを、見かけた記憶は…。

この遺された建物群が、世界遺産ということなのですが、
クラノスケなんかに言わせると
「で、どの辺が世界遺産~?」
薄汚れた古い建物群としか映らないようでし。
技術や美の粋を極めた建物だけが世界文化遺産と思ってる?

もちろん、わたくしにとっては萌え~♪ な建物群ではあるのですが、
「都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの」
「人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群」(byウィキ)
なんて観点から、価値が認められたのではないかと。

というのも、
マレーシアって結構人種のるつぼ。
雑多な人種が入り混じって、独自の社会を作っています。
(ペナンは中国系がトップでマレー系、インド系と続きます)
しかも、ポルトガル、オランダ、イギリスの支配を受けたこともあるし。
色んな文化を包括して形成、成長していった歴史的文化財として高く評価されることとなったのでしょうね。

同時に世界遺産に登録されたマラッカが、
歴史は古いものの、すでに貿易の中心都市としては衰退してしまっているのに対し、
ペナンは現役。
住民の誇りというか、他の周辺地域とは違うという矜持が
な~んとなく感じられたのは、
現地のガイドさんが華人だったせいでしょうか。
(元々そんな民族性で、一神教徒じゃないだけかもしれませんが)

彼の人柄から受ける印象のせいかもしれませんが、
民族問題とか実はいろいろあるんだけど、上手くやってんのよ~的余裕は、
社会がそこそこ裕福な証拠?
結局みんな移民な訳だし、
先住者や成功者がちょっとばっかし偉そうな顔をしていることはあっても、
皆それなりにやっていけてて社会も安定?

ま、心の中では色々思うこともあるようですが、
とりあえず、異文化は異文化として認め、干渉しないのが秘訣?
それが不満として爆発するほどのストレスにはなってないようです。
(最近の怒りの対象は台頭してきたオイル・マネーの旅行者かな)

色んな民族の入り混じった国というのは
道を尋ねたり買い物をしても分け隔てない対応をされることが多く、
旅行し易い印象があります。
(タクシーだけはねー、ちょっと旅行者料金だったかも。)


とりあえず、まずはトライショーに乗車。

車道から街を見学してみました。
マレーシア 1 E&O ペナンヒル 359 syuusei.jpg

この…レールは何?
(あたしゃ鉄子かっ?!)
ペナン島には鉄道がない筈と思ってきいてみると、
その昔、
港に陸揚げされた、錫をはじめとする産業資源がこのレールを使って工場へ運搬されていた名残なのだとか(出来上がったものを港に運ぶのもありなのかしら)。
へーっ。
ガイドさんといるとこんな話をきけるのがいいところです。


 


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