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go to 名古屋 その4 [旅行関係]



go toキャンペーンでは列車と宿泊費が旅行代金の35%オフになる他、
15%分の地域共通クーポンが配布されるわけなのですが、
意外と電子クーポンの使える場所がない~。
元々ホテル周辺は居酒屋系のお店がほとんどだったこともあって、
コンビニでまず1枚使おうと、1000円以上になるようお買い物し、夕食もそれで済ませました。
(でもファミリーマートは紙クーポンのみで、ちょっと離れたセブンイレブンまで行く必要が)
もう一枚はお土産で使おうと考えていたけど、
結局、翌日急遽回ることになった徳川美術館で使えたのよね。


一夜明けて晴天[るんるん]
この日は名古屋観光ルートバス「メーグル」で「文化のみち」周辺を巡回。
名古屋駅のバス乗り場が思ったより遠い場所でホントにこの道でいいの??ととまどったけど
ホテルの人にきいたのとスマホのお陰で迷わず辿り着けました。
そりゃあ名古屋駅ですものね、広いといえば広い筈。

最初の訪問は二葉館。
かの川上貞奴と福沢桃介が大正から昭和初期にかけて暮らしていた和洋折衷の館(移築復元)。
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西洋でも有名な日本の女優第一号の御殿ではあるけれど、
実業家・福沢桃介の木曽川電力工事中の迎賓館的役割も果たしていたとのこと。

ステンドグラスが美しい。
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なんとっこのステンドグラスは杉浦非水デザインだとか!
しかも非水は福沢桃介の義弟なのだとか?!(非水の妻が桃介の妹)
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世紀末好きには見覚えのある衣装とポスターの展示。
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どこもかしこも趣味の良い造り。
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川上貞奴を最初に知ったのは大河ドラマ「春の波濤」でした。
その後もベルエポックやアール・ヌーヴォー好きには馴染み深い存在となるわけですが。

電力王の迎賓館的役割と知ると、
元プロ(貞奴は芸者から女優に)の手によるおもてなしを連想しないわけにはいかず、
玄人から社交界の花形への転身といえば、明治の元勲夫人を連想。
半玉時代から貞奴の近しい存在だった伊藤博文周辺の伝統スタイルに
思いを及ばさずにはいられなかったのですが…
ファーストレディ伊藤梅子はじめ政府高官たちの妻は正妻、桃介は福沢諭吉の娘婿。
当時は法律で側室が認められていた時代ですが、
昭和生まれにとっても理解はできても、平成や令和の時代からすると心情的にはちょっとフクザツ。。





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