久々に見たDVDは歌って踊るけど泣けたインド映画 [芸能関係]
夫がインド赴任経験の長い同僚の人から借りたオススメDVD、
早朝からちょこっと見始めたらやめられず、朝ごはんが9時前になってしまったワ
バカ正直というか一本気のインド人男性が、
パキスタンから母親とデリーに来てはぐれてしまった少女を母親の許に送り届けるという話なのだけど、
もぉ途中から涙涙でパジャマの襟辺りまでずぶ濡れ
誰かに入れ込んで感情移入するという類ではないく、南アジア規模の人類愛みたいなのに感動~。
物語の始まりはスイスを思わせるような山岳景勝地カシミールから。
今でもちょっとヤバい印パの紛争地。
家畜を可愛がるちょっとやんちゃな6歳の少女は口がきけず
声が出ますようにと母親に連れられデリーにお詣りに。
その帰路、パキスタン国境を前にして列車が一時停止して
好奇心で線路に降りてしまったところが列車が発車、列車に追いつこうと色々もがくのだけど
結局デリーに逆戻りすることに。
そこに婚約を相手の親に許してもらうべく奮闘中の、
ハヌマーン神を熱く奉じる敬虔なヒンズー教徒のヒーロー(?)が「踊るマハラジャ」の如く出現。
情にほだされ迷子と思い一時保護するものの、次第に明らかになってくる少女の帰属文化。
みんながクリケットの試合で熱くなっている中、一人パキスタンの得点に歓喜したことから
パキスタン人と判ったものの、
パスポートもビザもなく、まだ文字もわからない年齢の口のきけない少女、
色々手段を講じたものの母国に戻すことは不可能で、
最後は自らが密入国してでも、少女を親元に還すことを決意。
命がけの越境後はスパイと疑われハラハラ続きの逃避行とも化し、
幾多の困難を越えながらカシミールへを目指すのだけど、
あと少しというところで…!
最初は少女がチキンを食すことに驚き(自身含めコミュニティは菜食主義者)、
同じテーブルで食したりモスクに入ることを憚られた主人公だけど、
旅の間はパキスタン人たちの助けを受け、次第にイスラム文化を容認していくように。
ネット時代のこともあってラストはインドとパキスタンの大衆をも巻き込み
寛容?なにそれ?な唯一神主義者からは攻撃されそうな終幕なのだけど…
やっぱ人って愛よね~♪
ということで、印パ国境を挟んだ愛のお話。
♪あ~あ~愛あればこそ~ 世界は一つ~ 愛ゆえに人は美し~~
色鮮やかなデリーも懐かしかったけど
カシミールの自然も美しかった
心が洗われそうな映画でした。
2020-12-04 08:45
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