ペナン ~バタワースへ~ [ペナン旅行]
マラッカへの行き方を調べているうちに、
鉄道での移動という選択肢に行き当たりました。
別に鉄子ではないし、
E&O~イースタン&オリエタル(オリエント)~急行にはちょこっと興味はあっても
ダンスやウィットに富んだ会話がトクイトクイなハイソな大富豪でもないし。
でも、このレール、
タイとシンガポールを繋いでるのよね、と思うと、
在来線の短い区間往復でもいいからいちお乗って足跡のこしていき隊ような。
でも、本数が少なくて、ちょっと車輌に足を踏み入れる機会さえないことがわかり、
では、せっかくだから記念に駅とレールだけでも見に行こうということに。
ペナンは島なので、駅はありません。
マレー半島まではフェリーか橋で渡ることになるのですが、
もちろん、フェリー!
乗船料はペナン側からは無料で、ペナン行きのときは有料です。
ペナン出発~。
水上集落が見えます。
マレー半島側。
桟橋もいくつか。
到着するとみ~んなバスターミナルの方へ行っちゃって、
駅に向かう人はまばらどころか、わたくしたちだけ?
でも、ちゃんと通路には屋根もついていて、見下ろすと、単線が。
あの向こうがタイなのよね~…。
⇒泰縮鉄道
⇒「クワイ川マーチ」
⇒「戦場にかける橋」
あの映画で憶えているのは、
美男子の象徴と思われていた早川雪洲がおっちゃんの大佐役でややショックだったことかしら。
とにかく昭和の初めに思いはつながりますが、
も一つ、この鉄道というかこの駅には旅情をかきたてるアイテムが。
じゃんっ!
0キロポスト(0kmの標識)
櫛型ホーム。
バタワースはマレー半島を南北に繋ぐ路線の真ん中にありながら起点駅なのでし。
E&O急行はこの途中駅でスイッチバック(折り返し運転、列車の前後が逆になって出発)することになります。
けど、バタワースって略図でみる限りでは、幹線上のブキッ・ムルタジャム駅から海側に支線のように飛び出している駅で、
なんでわざわざ一旦寄り道しなきゃなんないの?
なんでブキッ・ムルタジャムを二度も通らなきゃなんないの?
しかも、こんな周りになんもない駅…、って感じなのですが。
つまり、この辺りでは、
先に鉄道ありきではなく、
ペナンありきだったのでしょうね。
ペナンが中心。
鉄道もペナンのお客のため。
だって「東洋の真珠」でしたもの。
(あ、わたくし何か勘違い。イメージ、オリエント・エクスプレスから降り立ったアール・デコファッションの紳士淑女がここから島に渡り、E&Oホテルに宿泊する図を想像しましたけど、オリエント急行の開業は1993年でしたのね。)
時刻表に表示されている列車もまばら~。
駅舎にはE&O急行に関する展示コーナーも。
窓口で鉄ヲのおみやげにする時刻表をもらいました。
紙一枚でしたけど、喜んでくれたワ。(安くつく良いヤツだ~)
東南アジアではよくみかけるまつがい看板。
取り上げるほどではありませんが。
渡し舟のようなフェリー、いいですよね。
よく映画の出会いの場にもなっているような。
「スージー・ウォンの世界」とか「ラ・マン」とか(な、なんかヒジョーに偏った傾向が…)。
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